8月の真夏日に、奥会津「志津倉山」を歩いてきました。
山滴る季節です。
奥会津の山の木々の葉はなんと濃い緑色なんでしょか。樹林帯の中は木漏れ日が眩いくらいに輝いているようです。ブナの原生林の落葉樹が絨毯のようで柔らかくとても歩きやすく、暑さもいくらか和らぎ軽快に登ってきました。
志津倉山は(東北百名山)三島町、昭和村、柳津町の境にあり、奥深い山にふさわしい伝説があるようです。ぜひ、現地でお確かめくださいね。さらにこの山の魅力はブナ、トチ、ミズナラのすばらしい原生林の覆われていることでしょうか。
登山口にある志津倉の鐘を鳴らしてから、大沢沿いを進んでいくとほどなく右手奥に巨大なスラブの雨乞岩が現れて、ここからが急坂で草に覆われて登山道が分かりにくく滑りやすいんので注意が必要でしょう。やがて最後の水場で一息ついてからシャクナゲ坂の急登に変わり、三本松まで続く。その先からは頂上まで稜線歩きが待っています。
志津倉山から、西北に本名御神楽、北に飯豊連峰、吾妻連峰、磐梯山、南に七ヶ岳、日光連山などの山々が見渡せます。今回は頂上まで標高差約530m、歩行距離4,5kmの3時間半の個人山行でした。(2015/8/9)