早春の尾瀬からイメージするのは、残雪を覆った燧ヶ岳と清らかな雪解けから一斉に咲く清楚で愛らしい水芭蕉だろうか。
2021年5月31日
2021/5/30(日) 尾瀬ハイキングツアー(沼山峠登山口から尾瀬沼三平峠休憩所)
待ちに待った水芭蕉が咲く尾瀬ツアー。大江湿原から尾瀬沼コースは沼山峠からスタートなので、御池からのシャトルバス運行が始まる山開きの時期から入山可能なんです。今年はコロナ禍の影響なのだろうか?山開きは例年より遅い5/29からでしたが、何とか水芭蕉が咲く湿原地はちょうど見ごろを迎えていました。
きょうはお天気に恵まれて出発します。5月のツアーは殆ど雨具のお世話になりましたすので良かった(⌒▽⌒)
郡山を4時出発して桧枝岐村御池8時のシャトルバスで尾瀬の玄関口沼山峠に向かいます。
車中からは新緑のブナ林、ダケカンバが鮮やかです。
大江湿原のミズバショウ群落です〜沼山峠を越えた入り口
大江湿原のミズバショウ〜大江川橋から尾瀬沼
長蔵小屋の先から見る水芭蕉と尾瀬沼そして燧ヶ岳は絶景でした。
ボチボチと登山者が入っていましたが、やっぱり少ないですね。
尾瀬沼と燧ヶ岳の絶景地です〜長蔵小屋付近から
尾瀬沼から大江湿原を望む光景です。お昼頃から雨雲が漂って来ましたが、何とか沼山峠まで戻ることができました。
ショウジョバカマもちらほらと咲き始めました。
ミズバショウが咲いている中、荒れている箇所が気になりました。正体はニホンジカの仕業です。ニホンジカが体に付いたダニなどの寄生虫や汚れを落とすために泥を浴びる行為で出来た「ヌタ場」というものです。このヌタ場ができると湿原が乾燥化したり植生が変わると聞いています。
尾瀬ビジターセンター情報では、尾瀬の水芭蕉の見ごろは5/19ごろだったようだ。雪が少なく暖冬だったこともあり、これからの見ごろはショウジョバカマやリュウキンカなどが楽しむことができます。ワタスゲは6月下旬から7月上旬、ニッコウキスゲは7月中旬から8月中旬なのだが見ごろはだいぶ早まるようですね。とはいっても、天候や気温によって左右されるので、尾瀬ビジターセンターの開花状況を確認しながらお出かけください。
那須連山の西端に位置する白笹山(1719m)から南月山(1776m)の山歩きでした‼︎
2021年5月18日
2021/5/16 沼ツ原から白笹山&南月山周回コース (歩行時間5時30分・歩行距離9,5km・累計標高差716m)
今回のツアーポイントは、南月山から日ノ出平稜線上のミネザクラと茶臼岳から那須連山から見渡せる絶景を楽しんで頂こうと云う設定だった。しかし今年の春先は寒かったのだろうか、シロヤシオやドウダンツツジ、そしてシャクナ、ミネザクラは蕾が膨らんだくらいの状態だった。それに加えて小雨模様で眺望がない山行になってしまった。そんな中でも、皆さまはお元気に山歩きを楽しまれたようでした。
那須連山の西端に位置する沼ツ原湿原がある駐車場から登山開始です。今回は沼ツ原から入り。白笹山、南月山、日の出平を回って戻るコースです。
登山開始時はガスが抜けて、穏やかな白笹山が見えていました。
白笹山までは森林地帯から沢名川の沢筋を渡ってジグザグの急登が続くのでゆっくりがバテないコツである。
シャクナゲやシロヤシオは見れなかったが、可憐なショウジョバカマなど疲れを癒してくれる。
白笹山山頂を過ぎて一旦鞍部に下り、南月山まであと間もなくのころ小雨が降りはじめる。
南月山山頂まで2時間30分。ゆっくり昼食を摂ることが出来なかったが、プチ達成感のひと時ではなかろうか^_^ それでもお天気が恨めしいです。
日の出平分岐からの下山ルートは意外と歩きやすかった。途中の沢筋でシャクナゲが咲いていました\(^-^)/ でも3kmは思ったより時間もかかり長かったですね。
なんとかクマにも遭遇せず無事に沼ツ原駐車場に到着しました。皆さまお疲れさまでした。
きょうの周回コースマップです。以前は栗駒山を途中リタイアした方も、今では9,5kmを歩くことができるようになったんです。日々の何気ない努力が体力向上に繋がるんでしょうか。
飯豊連峰の壮大な山並みを間近で眺められる倉手山には感動でした‼️
2021年5月10日
2021/5/9 山形県 倉手山(952m)
倉手山は目の前に雪を覆った飯豊連峰の壮大な山並みが展望出来る山として知られています。郡山市を5時半で出発して東北中央道をひと走り、米沢道の駅で参加者ピックアップしてから小国町梅花皮荘に向かう。予定とおりの3時間の行程で倉手山登山口に到着するが、残念ながら雨模様のスタートとなった。それでも目の前に飯豊連峰が見えているので、参加者のテーションは上がる。急勾配の登山道を登っていくと早春のブナが芽吹く登山道にはユキグニミツバツツジからタムシバ、アズマシャクナゲ、イワカガミが咲いている。山頂直下の雪渓を慎重に登るとイワウチワの群生地に出会す。ここから倉手山頂に着く頃には雨も上がって、まさに飯豊連峰を見渡すためにあるような展望台だった。もう、これ以上の贅沢は言えないくらいに「なぜ山に登るのか?」を、再認識出来たと勝手に思う私です 笑。
この時期にしては残雪が少ないようだとネットで知ったいましたが、軽アイゼンを用意して出発です。
すぐに登山道周辺にはユキグニミツバツツジが咲いていました。
登山口から30分も過ぎると迫力ある飯豊の峰々が見えてきました。
ちょっと緊張しましたがツボ足で雪渓を登りました。
今回はイワウチワが主役を飾っているような倉手山でした。
雪に覆われた飯豊の峰々が、今まさに目の前に現れた*\(^o^)/* 郡山市から車で3時間、登山2時間半かけてやって来た甲斐があった瞬間です。
お疲れさまでした。後に見えるのは、飯豊の峰々です。飯豊本山、御西岳、烏帽子岳、石転び沢を挟んで北股岳が目の前絶景地です。
お疲れさまでした♪これから急勾配を下ります。
唯一の雪渓を慎重に下ります。結局アイゼンなしで乗り切りました。
登山道付近にはシャクナゲが沢山咲いていました。
振り返ると倉手山が見えていました。
晴れ間が出てタムシバと飯豊の峰々絶景を撮る。
これからが見ごろなイワカガミも群生しています。