別れが惜しまれる安達太良山麓に建つ「くろがね小屋」‼️ 75年間続いた歴史に幕を閉じます。
2023年3月22日
2023/ 3/ 20〜21 残雪期の安達太良山二日間ツアー
安達太良山くろがね小屋が今月いっぱいで建替えのため暫く営業停止します。そんな情報がSNSで拡散されてか、2月以降は連日満員の状態になっております。我々のツアーも限られた人数で最後のくろがね小屋泊ツアーを催行できました。二日間とも今年いちばんのお天気に恵まれ、参加者は最高の安達太良山をご案内することが出来ました。
安達太良山二日間ツアー初日は、奥岳登山口からくろがね小屋まで、約2時間半の行程です。締まった残雪を踏みしめるながら、ゆっくり楽しみましょう。
ゆっくりゆっくり山歩きを楽しみながら、もう直ぐくろがね小屋に到着します。
温泉♨️に入ってから夕食まで、参加者との交流会が始まりました。恒例のカレーは食べ放題です。
日常生活から離れ大自然に身をおくことで、とても気持ちが穏やかになり空気も一段と美味しく感じ嬉しくなる。山登りを終えたとき、身体は疲れるが心は晴れやかになれる。「山が好き」と云う一点さえあれば、山の仲間と話が弾みます^_^
お一人いないと思っていたら、こんな作品を創っていました 笑。
翌朝も快晴でした。小屋泊まりの登山者が一斉に山頂をめざします。
くろがね小屋で記念撮影をして別れを告げます。
小屋のスタッフ共 笑。今日はモテるね。
本日もアイゼン装置して、いざ山頂へ(^_^)
峰の辻から安達太良山山頂が綺麗に見渡せますね。今日は沼の平経て山頂に向かいましょう。
素晴らしい絶景をしばしご覧いただきと思います。
安達太良山山頂からは飯豊連峰から那須の山々まで、360度パノラマ絶景が広がっていました。今年いちばんのお天気になりました。
下山は薬師岳への周回コースです。今日の安達太良山からはほんとの空が見えていましたでしょうか。
下山後の奥岳駐車場にて。別れが寂しい山の仲間達です。おつかれ様でした。ありがとうございます😭
2日間とも、今年一番の天気に恵まれた安達太良山ツアーでした(^_^)
2023年3月8日
2023/ 3/ 5〜6 冬の安達太良山二日間ツアー(くろがね小屋泊)
長い歴史に幕を閉じる安達太良山麓にあるくろがね小屋泊ツアーも残りあと一回のご案内となります。一昨日から、こんなフレーズで募集してきました。コロナ禍もあり延期が続きオオカミ少年にならないようにと思っていたら地元地方紙に3月いっぱいで山小屋を閉じる一報。2026年建替えて営業再開との記事が掲載されていました。閉鎖まで残り少ないと思うと、若い時から通った止まり木のような存在だったので、何だか感慨深いものがあります。
昨日から日本列島は高気圧に覆われて気温が上がり汗ばむ陽気になりました。締まって雪を快調に進んでます。
最後の旧道から安達太良山頂がくっきりと見えています。テンションが上がりますね。ここから急登が続きます。
陽射しを浴びて汗をかかないようにレイヤリングを万全にしましょう。勢至平分岐でお昼の休憩。遊びごころいっぱいの参加者です 笑。
安達太良山から篭山と続く稜線が美しいですね。
最後の馬車道を左に巻いてトラバースします。今年は雪も少なく危険箇所もなくくろがね小屋に行けそうです。
いつ見ても、安達太良連峰直下に建つ、くろがね小屋は何処となく趣があります。
お疲れさまでした。初日の行程はここまで2時間半。すでに宴会模様の先客でくろがね小屋は賑やかな雰囲気です。
今夜は温泉♨️に入ってから山談義に花を咲かせましょう。ワインもたくさん用意しておりますので^_^
明日も快晴の予報なので、登山が楽しみですね。
おはようございます😃 午前7時18分、予定より早いスタートとなりました。
峰の辻から沼の平火口源のある稜線に出てたら、裏磐梯から吾妻連峰と展望抜群の景色が広がっていました。私自身は、今年は初の好天となりました。
ここはビュースポット、撮らない理由はない 笑。
風も少ない安達太良山頂でーす\\\\٩( ‘ω’ )و ////
南の和尚山から猪苗代湖、遠くには那須連峰が望める絶景でーす。
磐梯山も陽を浴びて神々しい
下山ルートは薬師岳までトレースされて締まった雪を順調に下りる。こうもお天気が良いと予定時間を1時間も早く奥岳登山口に到着できました。
地元の地方紙3/3付にくろがね小屋の記事が掲載されていました。何とも寂しい限りですね。
裏磐梯イエローフォールガイディング講習会の開催‼️
2023年3月8日
2023/ 3/ 3 イエローフォールガイディング研修会&現地視察
JTB郡山支店さまのご依頼で、安全にイエローフォールを案内するガイドスキルアップ座学と実際にご案内するガイド実践研修会をしてきました。当日は冬型の気圧配置で積雪もちらほらと降る天候となって、トレースも消え絶好の研修日和だったようです。地元から参加された皆さまに、磐梯山に歴史を語るとは大変おこがましいのですが、安全登山をめざすガイドの視点でなんとか研修会を終えることが出来ました。
第一部の座学では、知っておきたい冬山のリスクマネジメントから、ガイドに求められる資質など、具体的な業務と心得についてガイドの視点でお話しさせていただきました。
午後からは実際にガイドマニアルに従っての講習会でーす。
先ずは、ガイドの依頼があったら安全配慮を考えながら当日の計画を立てましょう。
冬型の気圧配置が入り、裏磐梯エリアは雪混じりの陽気になりました。トレースもなくルートファイデングが試されるときですね。
「立ち上がる噴煙が目の前に」凍結した銅沼を歩いていくと、噴煙は幾重も出ている噴火口とそそり立つ火口壁を見ることが出来ます。
裏磐梯スキー場から約40分で、「奇跡のイエローフォール」到着。冬限定の大きな氷瀑が迫ってくるようです。ここでのアクティビティはアイディア次第で楽しみましょう。
吹雪いているときは、ツェルトを張って珈琲なんて(^_^) 雪のテーブルもいいですね。
3時間の行程でしたが、イエローフォールガイディング講習会の感想はいかがでしょうか?大変お疲れさまでした。