280年以上も伝承される檜枝岐歌舞伎を観たあとは、ここでしか味わえない山の恵み山人料理や裁ちそばを食す!極上の会津でした。
2025/ 9/5~6 檜枝岐歌舞伎の鑑賞&会津駒ヶ岳2日間ツアー データ:歩行距離9,2km・累計標高差1055m(会津駒ヶ岳まで)・歩行タイム7時間
一年前からお気に入りの宿「松源」予約して催行に至ったツアーでした。と云うのは、檜枝岐歌舞伎がある当日は村中の宿泊施設が満室となるのです。650枚発行する鑑賞チケットがあっと言う間に売れ切れるのだそうです。江戸時代から受け継がれる伝統芸能である檜枝岐歌舞伎は、役者から裏方まで農民である千葉之屋花駒座が演じる。上演される舞台は鎮守神の境内にあり、国の重要有形文化財に指定されています。観客席は露天で、神社への石段が観客席になります。鑑賞後は宿に戻りお温泉と山人料理をゆっくりと楽しんで貰おうと、開演時間が午後3時からになりました。そして、翌朝からは待望の天上の楽園と言われる会津駒ヶ岳から中門岳へのツアーとなりました。

尾瀬の玄関口檜枝岐村は郡山から車で約2時間半。東京からは東武鉄道特急リバティでも来れます。待ちに待った檜枝岐歌舞伎の会場に到着です。

話題の映画「国宝」で歌舞伎も興味ある方が多いかも知れませんね。さて、一年前から待った村民の檜枝岐歌舞伎を引き継ぐ千葉之屋花駒座が演ずるが楽しみです。

江戸時代の後期に村人がお伊勢参りに行った折、上方や江戸で見聞きした歌舞伎を村の娯楽に取り入れたのが始まりとされる「檜枝岐歌舞伎」。5月と8月は奉納歌舞伎として村人を楽しませてきました。1999年に県の重要無形民族文化財に指定されています。

「第40回歌舞伎の夕べ」の演目は鎌倉三代記から三浦別れの段でした。

宿泊先はいつもツアーでお世話になっている民宿「松源」さん。ここは食事が美味しいんです。

今夜は鹿肉と岩魚の塩焼きと山菜、〆は裁ちそばを頂きました。村内の旅館や民宿で提供される山人料理とは、昔、山で働く男たちが、そば粉、酒、味噌、塩を持って山に上がり、山で採れる食材と合わせたものです。すぐそばにある源泉掛け流し燧ヶ湯♨️と宿の岩風呂も良かったですね。

朝食を早めに用意して貰い、滝沢登山口7時に到着するが既に山道途中から車がいっぱい。心配していた通り駐車場も満車でしたが、下見していたので絶好の駐車スペースを確保して登山口に向かう。

おかげさまで絶好の登山日和となりました。会津駒ヶ岳山頂まで参りましょう。

スタートから急勾配が続いたので汗もかきますね。展望が開けるまであと一息です。

登山開始から3時間になりました。ようやく展望が広がるベンチです。

メルヘンチックな山容が素敵です。前方には駒の小屋が見えいます。

先に見えるのは会津駒ヶ岳山頂。ここからだったら後30分ぐらいでしょうか。

左手には燧ヶ岳がくっきり現れています。昔、御池まで尾根を歩いたのが懐かしいです。

藤本さんにはツアーを離脱して中門岳(会津駒ヶ岳から4km先)まで単独で行って頂きました 笑。

帰りの時間の関係もあり、皆さま全員が中門岳までは行けなかったが楽しい山行になりましたね。

いつもいつも感心するのはご参加の皆さんが最後まで歩くことです。会津駒ヶ岳だって標高差が1,000m以上あるのにたとえゆっくりでも山頂まで登ることって素晴らしいと思います。ありがとうございました。