絶景パノラマのアルプス銀座稜線歩き!三股〜蝶ヶ岳〜常念岳〜前常念岳〜三股 三角縦走の山旅
誰もが憧れる北アルプスの人気縦走コース。今回のコースはゆっくり二泊三日の行程のはずでしたが、安曇野市堀金の鳥川林道三股の駐車場(標高1340m)から蒸し暑い雨の中を歩き始め、蝶ヶ岳(標高2660m)稜線上にある山小屋蝶ヶ岳ヒュッテまで約6時間の山登りは参加者少々バテ気味の辛い一日目となりました。果たして明日からの天気はどうなるのでしょうか⁉️
ロハスハイキングツアーも昨年秋からスタートして初めての北アルプスでしたので、トリプル台風がやってくる最中の山行決断に至るまでは天気図とのにらめっこの日々が続きました。まさに前日の天気図で停滞前線が抜ける予報が出たので予定どおり出発したので、途中北関東道での土砂降りに一喜一憂しながら一路長野県に向かったのでした。残念ながら一日目は雨降りでしたが、翌朝には見事にご来光を拝むことができ只々感動するばかりでした。蝶ヶ岳ヒュッテから望む穂高連峰、槍ヶ岳が目の前に迫るような情景なのです。三年越しにこの場所に立てて私自身が興奮するばかりでした。勿論、参加された皆さまにみ喜んで頂けて本当にお連れして良かったとの安堵感でホッとした二日目の朝でした。
蝶ヶ岳ヒュッテ〜常念岳 6時間半。急いでいるわけではないので、ゆっくりと稜線歩きを堪能したしました。常念岳に到着した頃には槍ヶ岳には雲がかかり見えませんでしたが、途中から十分眺めることができましたので大満足です。帰りの前常念分岐を確認しながら、二日目の常念小屋に2時半到着です。ビールで乾杯をしながら山小屋ライフを楽しませて頂きました。後は、明日の天気次第で下山ルートの(前常念から三股ルートはガレ場の急斜面で危険が懸念されるルート)変更もあり得ると思いながら、深夜の雨降りが気になり多少寝不足気味の最終日の朝を迎えることになったのですが、山小屋前からは安曇野市内が一望できる好天気でした。勿論、槍ヶ岳もガスの切れ間から見えています。前常念分岐ではライチョウにも出会いました。
前常念から〜三股駐車場まで6時間。さて、これからが一番の難関です。岩に描かれた印をしっかりと見て慎重に下りていきます。ストックは使わずに両手は完全に自由な状態で標高2300m位まで行くと、アルミの梯子を下りたところから、樹林帯に入りジグザクの湿って根っこが滑りやすい登山道が飽きるように続いているのです。川の流れる水音が大きく聞こえ始め、そろそろ登山口に出ると思うのだが、うっそうと茂った木々の下は驚くほど暗く感じました。兎に角、長いルートでしたが無事に下山することが出来ました。伊藤様、柳沼様、ご参加いただき本当にありがとうございました。
ロハスハイキングツアー (2016/8/27~29開催)