ホーム
ツアーガイド一覧
注目のツアープラン
思い出のツアーギャラリー
個人ガイド(ガイドのお申込み)
つれづれなる日々
お問合せは、TEL.090-2277-8422
メールでお問合せ
line@

◆◆◆ リンク ◆◆◆

Facebook

ガイドの四方山話≫一覧を見る

気象庁によると、今秋 史上最も暑かったようです。その反動からか、先週から日本海側を中心に山沿では大雪が降っています。

今年は暑さが際立った秋となり、11月は観測史上初の異常現象が各地で相次いだようです。読み解くキーワードは「蛇行した貿易風」と「高い海面水温」が要因といわれています。気象庁によると今年の秋(9月〜11月)に平均気温は平年と比べて1、97度高く、これまで最も暑かったと発表しました。貿易風の蛇行によって発生する台風や、海水温の高さで大気中の水蒸気が増加して豪雨が相次いだ11月でした。一方で、南米ペルー沖に赤道付近で海面水温が低くなるラニーニャ現象の特徴が明瞭になりつつあり、今冬は「冬らしい冬」になる見通しで、日本海側を中心に大雪となる可能性があるようです。

昨日は今季からスタートする冬のエクストリーム温泉ツアーの下見をして来ました。すでに安達太良山は真っ白だったが、沼尻登山口辺りは前日に少し積雪があったようだと認識しながらも沼尻高原ロッジから沼尻登山口まで歩きだすと30cm以上の積雪でした。予想以上の大雪に驚きスノーシューを置いてきたのが悔やまれました。そんな沼尻源泉地♨️までの光景をごらんください。この一帯の山々はすっかり雪景色になりました。(2024/12/ 8実施)

沼尻高原ロッジの隣りにある、アクティビティセンターnowhereから登山口までつぼ足だったので約70分要しました。思ったより積雪が多かったのです。普段は車で10分なのですが。

振り返ると磐梯山山頂辺りは雪雲が入っていて見えませんが、沼尻スキー場一帯は雪景色になっています。今年は12月21日からスキー場がオープン予定ですね。

誰一人として登ることない安達太良山沼尻コース登山口です。ここからの厳冬期ルートは難易度が高いです^_^

硫黄川渓谷沿いは膝までの積雪量になってきました。トップを歩くのは小板橋ガイドです。

はるか先には白糸の滝が見えています。もはや水墨画もような光景が広がっています。

柔らかい新雪なので温泉♨️パイプは雪解けのようです。

落下差60メートルの温泉の滝「白糸の滝」が目の前に迫っています(^_^)

いつも倍の時間を要して沼尻源泉地に到着。温泉♨️の升から溢れるお湯とツララがこんなに大きいです。ただ今の気温は氷点下5度です。今日は風が無い分助かりました。

荒涼とした冬の源泉地の様子が窺えますね。誰一人いない素晴らしい別天地に身をおいているだけで幸せな気持ちになります。

源泉湯口からの温泉と硫黄川が交わり、野天風呂体験ができるエリアです。今年のシーズンもたくさんのお客様に入浴していただきました(^_^)泉質は硫黄泉70度と高温ですが、さすがにぬるめの湯加減だが、冷えた手には温かく感じられます。

一旦登山口に戻ってから、再び冬のエクストリームツアーベーシックルート探索に尾根沿いを登ります。雪覆われた樹林帯がきれいです。

急斜面をラッセルするのは大変です。体を動かしている時は汗だくになりますね。

一旦、稜線上で出たら吾妻連峰から安達太良山沼の平の火口原を望み休憩して、現在使用していないリフトトップまで藪漕ぎをして冬ルートを探します。

必死の思いで藪の中をラッセルしています。もう少しで尾根沿いに到達する予定です^_^

そして、展望が開ける絶景地に辿り着きました・:*+.\(( °ω° ))/.:+ ここからは磐梯山の東側エリアからが絶景で、お天気が良ければ磐梯山が一望できるようです。

冬のエクストリーム温泉♨️ツアー‼︎ 雪の中、沼尻源泉地をめざす究極のアドベンチャーツアーは、チョッピリスリリングでどなたでもご参加できます。私たちが安全確認をしながら安全安心にガイドさせて頂きます。

*お問合せは、沼尻アウトドアアクティブセンターnowhere  電話📞0242-93-7081大友までご連絡ください。もちろんロハスハイキングでも結構ですよ。

最後に、日本山岳ガイド協会前副理事長の今井通子さん(医師・登山家)が10年前ごろ言っていたことを思い出しました。「毎年気候が凶暴化している」「地球が変わっている」我々も地球温暖化対策への取り組みながら、時代に適応しなければ職能登山ガイドとしての存在意義がないのであろうかと自問自答しています。

奥秩父の山々は都心から近いが深い渓谷と自然豊かな森に囲まれた山域です。今回は白井差新道から両神山へのツアーでした。

2024/12/ 4      日本百名山両神山(埼玉県秩父市)  データ:歩行距離6、6km・累計標高差908m・歩行タイム5、2時間(休憩含)

両神山(りょうかみさん)は奥秩父の北端にそびえる独立峰です(標高1,723m)。南北に続く鋸歯のような稜線は周囲の山と一線を画すような独特な姿をしており、古くから山岳信仰の対象とされてきました。日本百名山の著者である深田久弥氏は、両神山の山容を下記のように「ギザギザした頂稜」「空中に突き立っているような」「威圧的な山容」などと表現しています。今年の最後のツアーはお天気に恵まれて穏やかな登山日和となり両神山山頂からは金峰山や奥秩父の山々から雪を覆う富士山、南アルプスも広がる展望抜群の視界でしたね。
今回のコースは、最短で登れて初級者向きの白井差新道からです(この時期は積雪はありません)。白井差新道は両神山の自然の美しさを知ってもらおうと白井差に住む山中氏が私有地の中に開いた登山道からのピストン山行でした。

宿泊先の両神荘から30分ほどで登山口の白井差に8時20分到着。朝から温泉♨️でまったりして朝食をしっかり食べる余裕がありましたね。今日は小春日和の穏やかな一日になりそうな気候です。

白井差新道は山中さんが私有地の中に開いた登山道です。予約制で環境整備料(協力金一人1,000円)払います。それでも登山バッチがいただけるようです^_^ ゲート前にはトイレもありました。

山中夫妻から案内地図をお借りしてルート上のリスクなど懇切丁寧に説明いただき出発です。

12月初旬でも黄葉🍁が残る登山口周辺の様子です。

林道から橋を渡ってから渓谷沿いを登りはじめます。この一帯はブナ林で覆われています。今の時期は葉を落ちて景色が広がる頃ですが、新緑の頃もイメージ出来ますね。

程なく谷も狭くなり、正面には昇竜ノ滝が見えてきました。勢いよく一条に流れ落ちる見事な滝でしょうか。

滝を左手に越えて進むと谷沿いのトラバース道になります。手作りの木橋は慎重に渡りましょう。道沿いにはカツラ、サワグルミ、シオジなど見られ、その樹高は驚くばかりです。

オオドリ河原から枯れ沢を渡って、尾根への登りに入ります。木の根もある急勾配に一同ハッカハッカと辛抱に上りですねwww😆

水晶坂と呼ばれる急坂からトラバースルートを葛折りに登っていく。

やや緩やかな登りになるあたりがブナ平です。

お疲れさまでした^_^ 登山開始から約2時間。ブナ平では大休憩にしましょう。すっかり汗をかいて💦ますね。この一帯はブナ林やミズナラ、カエデも見られ、新緑や紅葉の頃は見事な森が広がっていますね。

ここから次第に標高を上げ、谷を隔てて両神山特有の岩場を見上げる登りが続きます。

梵天尾根までは遠かったですが、ここから山頂までは岩場沿いを通過するとあっという間に到着します。

登山口をスタートして約3時間で両神山の嶺に立ちました・:*+.\(( °ω° ))/.:+

山頂から真っ先に飛び込んできたのは雪を覆った富士山です^_^

山頂から北側に下りるコースは八丁尾根ルート。10年前に登ったが、細尾根が連続し、変化に富むスリリングなコースだったことを思い出しました。ザイルやハーネス、ヘルメットの装備が必要になります。

青空を見上げながら両神山山頂で記念撮影です。皆さまの溢れる笑顔からなんと誇らしいんでしょうか🥲これで日本百名山一座達成ですね。

もちろん南アルプスから微かに北アルプスも見えています。この達成感のために遠方から時間をかけて登ってくるんです。

下山は軽快に歩く皆さまです。それでも小股でゆっくりと歩きましょう。

予定よりはやく13時30分白井差登山口に到着。登山口では山中さんが待っていてくれました。5月初旬頃はムラサキヤシが咲いているようです^_^ おかげさまで無事に下山できました。ありがとうございます😊両神荘の温泉♨️で疲れを癒やしてから5時間駆けて帰路に着きました。今回最後にツアーにご参加ありがとうございましたm(._.)m

山車絢爛に冬夜華やぐ‼️ 色とりどりの山車曳きと大輪の花火に魅了。埼玉県秩父市の秩父夜祭りを見学してきました。

2024/12/3   秩父神社の例大祭「秩父夜祭」見学 (埼玉県秩父市)

明日に登る両神山の前夜は、日本三大曳山祭のひとつ「秩父夜祭」も併せて楽しみましょう。
京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳山祭に数えられる、秩父神社の例大祭。毎年12月3日をメインに行われる。軽快なお囃子にのって笠鉾と屋台の計6基の山車が巡行し、冬花火が空を染める。
地響きのような太鼓のリズムと「ホーリャーイ、ホーリャーイ」という囃し手のかけ声に合わせて絢爛豪華な笠鉾と屋台が進み、空を冬花火が彩る……。“真冬の夜の夢”とでもいうような光景が繰り広げられる秩父夜祭は、埼玉県西部にある秩父地方最大の祭りだ。一帯の総鎮守である秩父神社の例大祭であり、付祭りとして始まった山車の曳き回しも江戸時代からの歴史がある。祭りのクライマックスは12月3日の夜。秩父神社を出発した御神幸行列や山車は、目的地である“お旅所(たびしょ)”に着く前に急坂の団子(だんご)坂を上る。高まる掛け声に合わせ、最大20トンの山車が曳き上げられるさまは迫力満天でしょう。

午前10時に郡山市を出発して延々4時間。すでに渋滞の西武秩父駅まで現地集合者の迎えにいく。ここから国民宿舎「両神荘」。ゆったりと温泉♨️に入って夕食を頂いてからシャトルバスで秩父夜祭を見学に。最初に地響きのような太鼓のリズムに高揚する^_^

秩父市は花園インターから35km入った街道沿いに位置する山あいの街だった。荘厳な迫力に圧倒されながら情緒豊かな街を中心地向かう。

全国でも珍しい屋台芝居が華やかに上演。山車曳きと大輪の花火が共演する秩父の初冬の風物詩に、25万人の見物客が来ると言われています。

防寒着を着込んで来たが、風もなく暖かい夜祭になりました。沢山の屋台が出てましたが、ほどほど飲んでお腹もいっぱいの皆さんでーす♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

今回の秩父夜祭り&両神山ツアーは総勢7名。満席でお断りした皆さまごめんなさい🙏

上町から中町通りを祭礼区域に向かっていくと見物客が増えてくる。午後6時半ごろ、秩父神社から龍神様を乗せた御神幸行列が御所所を出発して祭礼中心部にやってくる。ここでは場所取りが大変です^_^

先ずは、中近笹鉾の山車です^_^高さ5、5m・重さ約25トン。引き手と山車回りに総勢200名位がやってきた。これは凄い事になりそうだ。

続いて下郷逆鉾の山車。これは大きい‼️何と高さ7mというではないか。時間の関係で、6つある山車なのだが我々は時間の関係でここまで見学して戻りましょう。

東側の羊山公園から連続で花火が上がってる🎇

    因みに、秩父夜祭祭は平日でも毎年12月2日・3日に行われ大勢の見物者を魅了。日本三大曳山祭。国指定重要民族文化財。ユネスコ無形文化遺産登録に認定されています。首都圏から来られる方は、池袋駅から特急で西武秩父まで90分ですよ。来年ぜひお出掛けください。
PAGETOP