10月中旬になると飯豊連峰は秋もだいぶ深まって来ましたね。前週に続く飯豊山ツアーは切合小屋仕舞い最後の日でした。
2025年10月18日
2025/10/11~13 晩秋の飯豊山3日間ツアー データ: 歩行距離22.3km・累計標高差2,060m・所要時間17時間(休憩含む)
先週に続いて喜多方市の川入登山口から飯豊連峰をめざすツアーが開催されました。低気圧が通過し雨模様が予想される催行になり、参加者の皆様には大変ご心配をおかけいたしました。幸いにも岩稜が続く剣ヶ峰付近では風も弱く無事に通過することが出来ました。しかし、3日間通して小雨模様やガスって視界も悪い山行になりましたが、時より雲の切れ目から見える幾重にも広がる山々は幻想的な光景、最終日は赤黄色や緑色の絨毯を織りをなすような秋景色を見ることが出来ましたね。いつものツアーより大変だったかもしれませんが、東北を代表する飯豊連峰を登頂されたことは生涯思い出に残ることでしょうか。

おはようございます。現地集合の方も含めて6名のご参加です。小板橋ガイドと万全な体制でご案内いたします。

御池野営場から15分ぐらい歩くと、先ずは急勾配の登山道を下十五里まで登りましょう。



思いのほか暑いです。このまま小雨で三国小屋まで行けると良いのですが。ここから、約500mごとに休憩ポイントがあるので目安になりますね。


昼まで持つという天気予報だったのに、雨具を着ていると蒸れますね。辛抱しんぼうです。標高1500mあたりは紅葉が進んでいました。

地蔵山をトラバースすると水場があります。ここは枯れた事がない頼りになる所です。

分岐まで約3時間かかりましたね。ここから15分ほどで、鎖場が続く岩寮の剣ヶ峰です。

一旦休憩してから、ストックをしまい、ヘルメット装着してから、岩場剣ヶ峰の歩き方や注意事項等のレクチャーしています。



剣ヶ峰をのぼり終えたあたりに水場がありますが、いまは行けないようですね。三国小屋泊のときはどうしているんだろうか?



雨の中たいへんお疲れ様でした。三国小屋から約2時間弱で初日の宿泊先は、避難小屋でも食事がでる切合小屋に到着です。

小屋じまいうぃ明後日に控え山小屋は悪天候によりキャンセルもあったらしく、ゆっくりした寝床を確保することができました。持参した赤ワインを沸かして体を温めましょう。

今夜の山飯は定番のカレーライスです。おかわり自由なので明日の山行のために沢山頂きましょう。小屋じまいで余っているゆで卵も沢山いただきました笑。

おはようございます。アメリカから参加されたmarikoさんありがとう。2日目は暴風雨との戦いになりそうです。飯豊本山までピストンして午前中には切合小屋に戻る予定です。



強風が吹き荒れる中でしたが予定時間に本山小屋に到着。明日の小屋じまいでお手伝いの方も来ており賑やかです。飯豊山登頂後に立ち寄りましよう。

飯豊山まで約20分のたおやかな尾根歩きです。

お疲れ様でした。9時過ぎに飯豊本山に到着です。あいかわらずガスって視界ゼロの山頂付近でした。



昔からお世話になっている小屋番の金子さんと一緒に写真をおさめました。来年も来ますのでよろしくお願いしますね。温かい本山小屋でしばし休憩を取り、ビールやワインも調達しました。(切合小屋は売れ切れていたので) これで飲みながら山談義ができそうです。

風がおさまりかけて来たようです。目の前が少し明るくなって来たようです。紅葉の飯豊連峰が現れて来そうな予感がしますね。








朝方の強風は嘘のような穏やかで秋色の飯豊山腹の紅葉を見ながら小屋にもどりました。やっぱり山はいいなと実感するひとときです。


切合小屋に戻ったのはお昼前だったので、ゆっくりと贅沢な時間をそれぞれ過ごしています。今夜もカレーライスをおかわりして早めに就寝しましょう。

おはようございます。本日の行程は切合小屋を6時に出発して三国小屋を経て、岩稜の剣ヶ峰を越えて御池野営場まで下ります。それからいいでの湯♨️に寄って蕎麦御膳を食べる予定です。最後の1日は秋晴れになりますように。と思いつつ小雨模様の中スタートします。



少しづつ雲が抜けて幻想的な世界が広がります。やっぱり秋の飯豊連峰は素晴らしいの一言です。












先にスタートした登山者が剣ヶ峰を下りていますね。

皆さん写真を撮りまくっているのでなかなか進みません。ようやく展望が開けて本当に良かったですね。8時前には三国小屋に着きそうです。













大の難関といわれる剣ヶ峰は無風だったのですんなりと三点支持で無事通過しました。めまぐるしく変わる天候には参りましたが、皆さまの健脚には驚くばかりです。なんと11時15分には下山。予定より1時間早い到着でした。ご参加いただきありがとうございまた。今回行けなかった皆さまは残念でしたが、来年度も飯豊連峰ツアー催行いたしますのでぜひお待ちしています。
晩秋の飯豊連峰ツアーは今年も催行いたしました。東北屈指の雄大な稜線をたどる錦繍の山々はまさに秋色一色です!
2025年10月17日
2025/10/3~5 秋の飯豊連峰3日間ツアー データ:歩行距離22km・累計標高差2,260m・所要時間22時間
飯豊連峰とは、福島、山形、新潟の3県に跨った広範な地域を有する山岳に連なりです。飯豊連峰は本来の飯豊山、最高峰の大日岳、西大日岳、梅花皮岳、烏帽子岳、御西岳、北股岳の7座によって構成されている山脈で北から南に約20kmに及んでいます。また、有数の豪雪地帯であることから、飯豊連峰特有の地形を成しています。秋は真っ赤に染まる紅葉と展望や、どこまでも続く雄大な稜線が素晴らしいと思います。さらに飯豊連峰の最高峰大日岳が望め、あらためて自然のすばらしさを感じさせてくれる登山ルートです。
さて、恒例となった飯豊連峰の紅葉は?その前にお天気が一番気になりますね。

今年はおかげさまで飯豊連峰ツアーのお申し込みが沢山ありました。今回は小板橋ガイドがご案内いたしました。幸いにもお天気に恵まれたツアーのようでした。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。



10月に入ったらだいぶ紅葉がはいっていますね。飯豊連峰の難関岩稜ルート剣ヶ峰がこれからです。



ここからは磐梯山も一望できますよ。









三国小屋で大休憩したら、御池登山口をスタートしてから6時間が過ぎています。紅葉に魅了されるのもいいですが、初日の山小屋まで明るいうちに到着しましょうね。





種蒔山を下り切合小屋まであと少し。すでに16時を回っていますが、皆さん余裕いっぱいの様子です。



山小屋の特製カレーライスは何杯でもおかわり自由でーす。きょうはお外で食べてるよ。ビールは売れ切れているので我慢です。

夕食を終えてまつたりの時間です。よく小屋番のオジサンと戯れているのは誰でしょう笑。




おはようございます。2日目もお天気に恵まれて最高の山行になりそうですね。朝焼けを見ながら飯豊山登頂をイメージされているのかな。


朝焼けで長い影が長い。山腹の紅葉が絨毯のような彩りに皆さん感動しているのでした。今日はゆっくり飯豊山をめざしましょう。









岩稜通過もなんのその。私たちは飯豊本山をめざすのです。





東北の難関コースといわれる飯豊本山に皆さま無事に登頂しました。おめでとうございます。


奥深い飯豊の山々を堪能されたでしょうか。



最終日はお天気下り坂だったので、朝食をおにぎりに替え切合避難小屋を4時過ぎ出発でしたが、無事登山口に下山。雨の中たいへんお疲れさまでした。

下山後、いいでの湯♨️3日間の山行疲れを癒してから、美味しい蕎麦御膳に大満足の皆さま。もちろん飯豊連峰を登った達成感と安堵感もあるようでした。来年は飯豊最高峰の大日岳も制覇する縦走ツアーにチャレンジしてみましょうか。
三ツ石山は岩手県では最初に紅葉する山として知られています。そんな裏岩手連峰縦走の山旅を楽しんできました。
2025年10月5日
2025/9/28~29 裏岩手連峰縦走3日間ツアー データ:歩行距離19,5km・累計標高差+790m−1487m ・所要時間12時間裏岩手連峰は盛岡市から見る岩手山を表側とすると、八幡平から岩手山に続く山並みは裏側になります。標高1400m前後の山々が緩やかな尾根で繋がる稜線は優しくたおやかです。展望・湿原、花畑、沼や池、オオシラビソの森、ハイマツ帯の様々な姿を変える約40kmの縦走路には丸太造りの避難小屋が要所にあります。今回は八幡平からもっこ岳・けんそ森を踏み、大深山荘に泊まり、翌日は三ツ石山を経て松川温泉に下りる約20kmの縦走ツアーでした。展望抜群の天候から、どしゃ降りと云った悪天候と変化する二日間を経験しながら楽しんできました。

おははようございます。今日は最高のおてんきになりましたね。八幡平見返り峠から20分ほど樹海ラインを下ったところに、裏岩手連峰登山口があります。2日目: 松川温泉7:30〜タクシーで移動〜八幡平山頂ターミナル(1,540m)9:00〜畚岳(もっこ岳1,578m)〜諸桧岳(もろび岳1,516m)〜前もろび(1,481m)〜瞼岨森(けんそ森1,448m)〜避難小屋大深荘(水場あり)14:oo泊

朝日を浴びた岩手山が大きく見えますね。今日は岩手山を左手に見ながら8,5kmほど歩く予定です。


最初に登る山「畚岳」が三角錐のようです。山腹もだいぶ色づいてきていますね。


緩やかな道を進むと畚岳分岐です。ザックをデボして畚岳に登りましょう。


急な坂道をひと登りで、あっという間に山頂に到着です。ちょっと登るだけで眺めが最高です。畚岳は茶臼岳、源太森と並ぶ八幡平三大展望地の一つだそうです。

はるか南東に岩手山が見え踏破意欲がかき立てられるようです。はやる気持ちを抑え、ゆっくりと尾根歩きを楽しみましょう。



八幡平のオオシラビソの植生密度は日本一と言われています。それにしても、立ち枯れが目立ちますね。温暖化の影響や虫にやられたのでしょうか?

畚岳からけんそ森の頂うぃ踏んだときが唯一息が切れて登りを感じた。そのほかは緩やかな稜線歩きが続くようです。






広大な景色が広がっています。ここまで来ると大深山荘までは間もなくだろうか。




明日は低気圧が入っていて雨模様のお天気です。岩手山をバックにして記念写真を撮りましょう。

鞍部から緩やかな樹林帯を登り返すと大深荘に着きました。休み休みだったので時間はかかったが楽しい山行でしたね。お疲れ様でした。


山小屋には先客1名のザックがありました。今夜はゆったりと寝れそうです。落ち着いたら水場まで行きましょう。



皆さんがお散歩に行っている間に、白ワイン、ホットワインとお酒が進みます。今夜の山飯はメスティーンでご飯を炊いてハンバーグ入りのカレーライスです。朝食はチーズリゾットを予定していますのでお楽しみにしてくださいね。

大深山荘はこじんまりしていて綺麗に掃除されている山小屋でした。我々6名と他3名だったのでゆっくりと過ごせそうですね。明日もよろしくお願いします。

おはようございます。案の定、外は大雨警報でーす。それでも予定通り6時30分出発です。3日目: 大深荘6:30〜大深岳(1,541m)〜小畚山(こもっこ岳1,467m)〜三ツ石山(1,466m)〜三ツ石山荘(1,281m)〜松川温泉登山口11:30〜温泉♨️13:00〜昼食〜郡山駅18:30予定



小畚岳に登るころにはバケツをひっくり返したようなどしゃ降りでした。紅葉が進んでいるのにガスって見えないのが残念です。足元の」登山道は滝のように流れているんです。


小畚岳を過ぎたあたりから三ツ石岳までの紅葉が岩手県で一番早いと言われているんです。




巨岩が多い三ツ石山山頂に立ちました。360度の展望は次回にお預けしましょう。


悪路を下山してかr30分ほどで三ツ石山荘に到着。小屋前の湿原が色鮮やかでしたね。小屋で昼食と休憩をとってから松川温泉まで2時間の道のりです。





あっ、岩手山だ。だいぶ下って来た時に、雨も小降りになり展望が広がって来ました。

松川温泉に到着しました。この一帯は地熱発電所が沢山ありますね。一昨日にお世話になった狭雲荘さんで温泉♨️に入ります。3日間おつかれさまでした。
