初夏の奥岳、薬師岳~安達太良山へ
先日、私にとっては、もっとも身近な山安達太良山に登ってきた。
この時期の奥岳コースは久しぶりだっただけにいろんな発見があった。このコースは、標高1400mの
薬師岳までゴンドラが運んでくれる。そのために登る標高差は300mと、初心者や体力に自信のない方には
お薦めですね。
あらためて気づいたのは、6月下旬の薬師岳周辺はサラサドウダン、ナナカマドが咲き誇り
見ごろであり、咲いていたと思ったハクサンシャクナゲはまだつぼみが膨らだ状態であった。
もう今日あたりは咲いているだろうな。
しばらくは木道を進むが、ハイマツ、アカミノイヌツゲ等の樹林帯で視界が狭いが、足下にはマエヅルソウ、
ゴゼンタチバナの群落が見られる。しばらく登りが続くと、やがて見晴らしが良い仙女平分岐に着く。
前日からの雨模様から蒸し暑い山行にはちょうど良い休憩場所です。ここから更に登りが続くが、
目の高さの灌木帯で、ハクサンシャクナゲ、ベニサラサドウダン、ナナカマド等、イワカガミやアカモモも
見られた。
安達太良山頂上まで約2時間かけてゆっくりと遠くの山々や花を堪能しながら歩いてきました。
たまにはこんな山歩きも良いもんでしょうかね。
今回の山行は、亡き友を偲ぶ追悼登山であった。昔の山仲間との再開も、盟友新井さんに感謝でしょうか。