積雪期に沼尻源泉地をめざす究極のアダベンチャー企画‼︎ 冬のエクストリーム温泉ツアー開催。
2024年12月25日
2024/12/20 冬のエクストリーム温泉モニターツアー開催!
安達太良山沼尻スキー場トップから沼尻源泉地♨️をめざすスノートレッキングツアーが過日開催されました。グリーンシーズン大人気のコンテンツ「エクストリーム温泉」のウィンターバージョンです。冬の沼尻登山口からは誰も足を踏み入れたことのない未踏の世界です。そして、下見を重ねてようやく実現に至った唯一無二の体感ができる魅力的なツアーになりました。
今日は冬のエクストリームツアーです。心配されたお天気も朝方から日差し良好です。オープン前の沼尻スキー場を特別に貸し切りでリフトを運行して貰いました。
ツアーコンテンツのイメージ画像撮影も兼ねています。映像、写真、ドローン機材を用意。モニター参加者、関係スタッフ含め11名のパーティになりました。
リフト一本を利用させて頂き、そこから沼尻登山口までスノーシュー装着して雪山を歩きます。
ただ今気温はマイナス2度。どれでも風がないので快適なスノートレッキングツアーになりそうですね。今回は台湾からご参加いただいたモニター参加者の皆さまです。
無論、誰も足を踏み入れていないルートです。
今日はガイド研修も兼ねています。これからメインガイドになる小板橋でーす。よろしくお願いします。
雪を覆ったカラマツと青空のコントラストが素晴らしいです。お天気のときの雪山は静かで最高です♪
-
ここはスキー場エリアなので圧雪されているので軽快に歩いていますねwww。冬のエクストリームツアーは、スノーシュー・ストック・ヘルメット等は無料でレンタルしています。
撮影隊を待ちながら、沼尻一帯の地形や植生、火山噴火の歴史を説明する大友メインガイド。アクテビティnowhereの責任者でもあります。
スタートしてから1時間30分。標高差200mくらい登ったでしょうか。ようやく沼尻登山口に到着。ここから、硫黄川渓谷沿いを進み温泉の滝ち云われる、白糸の滝に向かいましょう。
吹き溜まりもありこの辺で積雪は膝上までありました。トップを歩いている小板橋ガイドはラッセル担当です。参加者が安全に歩けるようにルートファイデングしています。
まるでモノトーンの世界ですね。対岸の岸壁一帯の樹林は紅葉の時期は錦繍にような彩りです。
幻のような白糸の滝は約70m落下している温泉♨️の滝です。ここの上部500m先が沼尻源泉エリアになります。積雪量や流雪による崩落箇所があるので、今回はここで一旦引き返しましょう。
撮影スタッフがドローンで滝壺から源泉地まで飛ばしてくれました。ドローンには色んな種類があって時速150kmと速く飛ぶものもあるそうです。
スタッフが用意した温かいお茶と笹団子で休憩しましょう(^_^)
休憩後、尾根に取りつくため沼尻登山口から登り始めます。積雪のより灌木が倒れていたりと慣れない雪山に悪戦苦闘に皆さまでしょうか。
吾妻連峰から磐梯山、そして安達太良山沼の平方面が望める絶景地に到着。北方面は残念ながら雲がかかっていて見ることが出来ず。次回のツアー時は期待したいと思います。
標高が上がると白糸の滝もこんな感じで見えます。もちろん温かいので凍りませんwww😆
磐梯山方面は青空が少しずつ出てきたようです。期待しましょう。
急斜面でのラッセルは腰まであるので難儀していることでしょう。因みに私は最後を歩いています。
夏道から灌木一帯を藪漕ぎして西斜面に出る。ここからの眺望は素晴らしいのです。
安達太良山はガスって見えず、少しずつ吹雪いているようです。
旧リフトトップ(現在は使用していない)からの斜面から下っていくルートをドローンで撮影する。
ようやく磐梯山も顔を出してくれました。大自然の壮大な景色を見ながら斜面を下る醍醐味に感動しますね。
振り向くと数本の歩いたルートができていました^_^
今回の冬のエクストリームモニターツアーはいかがだったでしょうか。リフト使用で所要タイム5時間でした。年あけてから、通常ツアーが始まります。
このツアーでは安達太良山沼の平で1,900年に起きた大噴火、日本一採掘量を誇ったとされる沼尻鉱山の歴史ストーリーについてもお伝えしていきます。中腹の源泉地からは豊富な湧出温泉に自然界の恵みを感じ、感謝すると同時に、大地の猛威と人間との関係を知ることも大切。大地に感謝して生きることは、無益な思考に惑わされず心を平穏に過ごすことができる、現代の人間が求めていることかもしれません。ジオパークガイドは何も岩石や地質の話をするだけではありません。気候風土、歴史等、それぞれのガイドが得意分野を持っています。
ガイドと一緒に景色を見るだけでジオツアーは何倍も楽します。
奥秩父の山々は都心から近いが深い渓谷と自然豊かな森に囲まれた山域です。今回は白井差新道から両神山へのツアーでした。
2024年12月6日
2024/12/ 4 日本百名山両神山(埼玉県秩父市) データ:歩行距離6、6km・累計標高差908m・歩行タイム5、2時間(休憩含)
両神山(りょうかみさん)は奥秩父の北端にそびえる独立峰です(標高1,723m)。南北に続く鋸歯のような稜線は周囲の山と一線を画すような独特な姿をしており、古くから山岳信仰の対象とされてきました。日本百名山の著者である深田久弥氏は、両神山の山容を下記のように「ギザギザした頂稜」「空中に突き立っているような」「威圧的な山容」などと表現しています。今年の最後のツアーはお天気に恵まれて穏やかな登山日和となり両神山山頂からは金峰山や奥秩父の山々から雪を覆う富士山、南アルプスも広がる展望抜群の視界でしたね。
今回のコースは、最短で登れて初級者向きの白井差新道からです(この時期は積雪はありません)。白井差新道は両神山の自然の美しさを知ってもらおうと白井差に住む山中氏が私有地の中に開いた登山道からのピストン山行でした。
宿泊先の両神荘から30分ほどで登山口の白井差に8時20分到着。朝から温泉♨️でまったりして朝食をしっかり食べる余裕がありましたね。今日は小春日和の穏やかな一日になりそうな気候です。
白井差新道は山中さんが私有地の中に開いた登山道です。予約制で環境整備料(協力金一人1,000円)払います。それでも登山バッチがいただけるようです^_^ ゲート前にはトイレもありました。
山中夫妻から案内地図をお借りしてルート上のリスクなど懇切丁寧に説明いただき出発です。
12月初旬でも黄葉🍁が残る登山口周辺の様子です。
林道から橋を渡ってから渓谷沿いを登りはじめます。この一帯はブナ林で覆われています。今の時期は葉を落ちて景色が広がる頃ですが、新緑の頃もイメージ出来ますね。
程なく谷も狭くなり、正面には昇竜ノ滝が見えてきました。勢いよく一条に流れ落ちる見事な滝でしょうか。
滝を左手に越えて進むと谷沿いのトラバース道になります。手作りの木橋は慎重に渡りましょう。道沿いにはカツラ、サワグルミ、シオジなど見られ、その樹高は驚くばかりです。
オオドリ河原から枯れ沢を渡って、尾根への登りに入ります。木の根もある急勾配に一同ハッカハッカと辛抱に上りですねwww😆
水晶坂と呼ばれる急坂からトラバースルートを葛折りに登っていく。
やや緩やかな登りになるあたりがブナ平です。
お疲れさまでした^_^ 登山開始から約2時間。ブナ平では大休憩にしましょう。すっかり汗をかいて💦ますね。この一帯はブナ林やミズナラ、カエデも見られ、新緑や紅葉の頃は見事な森が広がっていますね。
ここから次第に標高を上げ、谷を隔てて両神山特有の岩場を見上げる登りが続きます。
梵天尾根までは遠かったですが、ここから山頂までは岩場沿いを通過するとあっという間に到着します。
登山口をスタートして約3時間で両神山の嶺に立ちました・:*+.\(( °ω° ))/.:+
山頂から真っ先に飛び込んできたのは雪を覆った富士山です^_^
山頂から北側に下りるコースは八丁尾根ルート。10年前に登ったが、細尾根が連続し、変化に富むスリリングなコースだったことを思い出しました。ザイルやハーネス、ヘルメットの装備が必要になります。
青空を見上げながら両神山山頂で記念撮影です。皆さまの溢れる笑顔からなんと誇らしいんでしょうか🥲これで日本百名山一座達成ですね。
もちろん南アルプスから微かに北アルプスも見えています。この達成感のために遠方から時間をかけて登ってくるんです。
下山は軽快に歩く皆さまです。それでも小股でゆっくりと歩きましょう。
予定よりはやく13時30分白井差登山口に到着。登山口では山中さんが待っていてくれました。5月初旬頃はムラサキヤシが咲いているようです^_^ おかげさまで無事に下山できました。ありがとうございます😊両神荘の温泉♨️で疲れを癒やしてから5時間駆けて帰路に着きました。今回最後にツアーにご参加ありがとうございましたm(._.)m
初冬の五葉山の魅力は、薪ストーブがある石楠花荘で過ごすことでしようか(^_^)
2024年12月2日
2024/11/30〜12/1 五葉山(岩手県)2日間ツアー! データ:歩行距離8、6km・累計標高差654m・歩行タイム4、5時間
東北の冬登山の魅力は、なんといっても景色の美しさですね。冬は空気が澄んでいるため、標高が低い山でも、遠くまで見渡せますよ。降り積もった雪が一面に広がる様子は、一見の価値ありでしょうか。
今回は初冠雪が見られる時期に企画した岩手県沿岸を代表する五葉山(東北百名山・日本3百名山)です。赤坂峠から山頂直下にある石楠花荘まで約2時間30分という手軽さと薪ストーブがある避難小屋に泊まるいう魅力なツアーでした。今週末は典型的な冬型気圧配置、太平洋側に位置する五葉山山頂も氷点下てんくらCの天気予報です。積雪に覆われた山小屋との邂逅、三陸海岸の青さや、早池峰山、奥羽山脈など、雄大な光景が見れるだろうか?不安と期待が交錯する中、郡山から延々5時間駆けて強風の三陸道を登山口に向かう山旅の様子をご覧くださいね。
この夏に続く今季2回目の五葉山になります。こんな遠方までツアーを企画してわざわざ登るに来るの?郡山からのご参加の方もおりますが関東圏からも参加頂いています。何故、屹度来られたら分かりますよ。山頂(1340m)から望む早池峰山や奥羽山脈の眺望や入り組んだ三陸海岸などの光景も魅力ですが、雪景色の登山道を山頂直下にある石楠花荘まで約2、5時間と云う手軽さと、暖かい薪ストーブがある避難小屋に泊まれるのが最大の魅力でしょうかwww😝。7月催行された夏バージョンツアーをHPからご覧ください。https://lohas-hiking.jp/archives/16872.html
このコースは鎖場もロープもなく比較的に安全なコースです。
郡山駅9時出発して赤坂峠登山口着14時。結構な距離を走って来ましたね。今夜の宿石楠花荘まで明るいうちに到着出来るかな。
標高が上がると少しずつ積雪があるようだ。この辺が賽の河原だろか?夏、鹿と出会ったのを思い出す^_^
1時間も歩くと畳石休憩ポイントに到着です。いつもより重いザックだが、皆さんここまで順調ですね。実は山小屋で食べる食材を荷揚げして頂いています。勿論、シュラフもございますよwww😆
ここから鳥居を越したら急斜面は続くんですよ。強風と慣れない雪原歩き大丈夫でしょうか。
ガイドの次は、夏に参加された石澤さん。初めての避難小屋泊でーす^_^
高度1,200m過ぎた辺りから霧氷というか樹林帯に雪が付いてきた。気温もだいぶ下がってきたようですね。
寒くなって石楠花はこんな状態です。
もうすぐ16時を回るころの時刻です。待望の今夜の山小屋が見えて来ましたね。太平洋側の海沿いを走って来たのでまさかの雪景色に一堂感激しながらの初日になりました。
午後4時に着きました\\\\٩( ‘ω’ )و //// 今夜の宿泊地「石楠花荘」でーす。灌木帯であっても爆風を受けながらの山登りは大変だったと思います。それでもイメージどおり霧氷の世界(若干の雪が付いて❄️る)ですね。
悪天候にも関わらず山小屋には先客がまったりとお酒🥃を飲みながら楽しんでいました。まさかこの時刻に6名が到着するとは思っていませんよね。我々が加わって総勢15名位になったでしょうか。既に薪ストーブで暖かいんです\\\\٩( ‘ω’ )و //// 屋根裏スペースにシュラフを整えてから、団欒スペースをあけて貰い夕食の時間です^_^
今夜の山飯はウインナーや野菜をフライパンで炒めるごくシンプルなものと、豚肉と野菜たっぷりのキムチ鍋です。これって結構贅沢な料理なんですよwww😆 鍋はストーブが利用できたので助かりました。味はと聞かれるとたぶん好評だっだと思います^_^ これも参加者の皆さんが荷揚げを分担して頂いたからです^_^ ビール🍺もね。
皆さんにお手伝いして頂いたので、短時間に山料理が出来ましたm(._.)m。先客は既に酩酊状態で温かい声をかけて頂きました。何で五葉山にとか?それはこの石楠花荘に泊まりたかったのでと答えたのですが、それだけの魅力満点の山小屋ライフになりそうですね。荷揚げしたビール🍺は美味しかったです^_^
天気予報どおり山頂直下の山小屋で爆風が鳴り続く。20時過ぎると床に着くが、深酒の先客がうるさくて寝付けない\(//∇//)\ 時よりストーブに薪を焚べて暖を維持する。外気温は氷点下の世界なので避難小屋に薪ストーブがあるだけで最高なんです^_^
朝方6時、小窓から覗く冬景色に皆さま感動的な様子でしたね。この一帯が冬一色の様変わりには驚きでしょうか🫢
12月1日午前7時の外気温はマイナス5度。加えて風力20mくらいでしょうか。
近くにある水場もこんな状態だが、今年いっぱいは凍らずに利用できるでしょう。
朝食はホットサンドと夕べのキムチ鍋を味変して、スープを作りました(^_^)
ホットサンドの仕上がりでーす♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ ゆで卵やサラダを加えた山朝食に自画自賛の私ですwww。
避難小屋の外なこんな感じの冬景色に様変わりでしょうか。これから五葉山山頂に出発しましょう。
改めて、皆さまおはようございます・:*+.\(( °ω° ))/.:+ ここから20分ほどで山頂になります。稜線上は相変わらずの爆風ですがよろしくお願いします。
石楠花荘から10分も登ると稜線上に出る。ここから眺める太平洋の海外線が光っているようだ。
日枝神社⛩️にもお参りして行こう。
稜線上は灌木も低いので爆風が半端なく吹き続ける。五葉山山頂まで頑張ろうと無言の合言葉😑
エビの尻尾の表札発見でーす♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ 三角点もありましたね。お疲れさまでした ^_^。
眼下に広がる光景に癒されながら山小屋に戻りましょう。
下山は100分くらいでしょうか?一晩で10cmくらい雪が降ったようです。あっという間に休憩ポイントまで到着。滑り止めにチェーンスパイス着用して下山したがここからはつぼ足で下りましょう。
賽の河原を過ぎた頃からは青空が広がって来ましたね。
午前11時赤坂峠登山口に到着です。ここから15分で五葉温泉♨️に参ります(^_^)その後、大船渡市場に立ち寄って美味しい海の幸を堪能。復路も延々と5時間の移動して郡山駅から東京と云う長丁場の山旅でしたね。遠方から参加いただき本当にありがとうございましたm(._.)m