福島市街にぽっこりと浮かぶ山‼︎ サクラが咲きはじめた信夫山を一周して来ました。
2024年4月7日
2024/ 4/ 6 信夫山(275m)ツアー (データ:歩行距離8km・累計標高差366m・所要タイム4時間)
福島県で一番早く桜が咲く信夫山は、東西2.7km、周囲7km。ほぼ皇居と同じ面積を持つお山です。西から東に羽山(275m)、薬師の峯・寺山(220m)、羽黒山(260m)、熊野山(268m)、北端に立石山(220m)の峰々が連なり、昔から山岳信仰の山として崇められていて、各々のピークに神仏が祀られている。また市街地に隣接していながら豊富な自然が残されており、福島市民の憩いの場ともなっています。
まず、信夫山を知るのは、地理を勉強しましょう。福島県立美術館を起点にして、大きさ一周約7km。これはなんと皇居と同じ大きさにびっくりですね‼️西側に見えるのは鴉(からす)ケ崎がある「羽山です。ここからの展望にご期待くださいね。それではサクラ🌸を鑑賞しながら護国神社まで参りましょう。
護国神社でお参りしてからハイキング開始です。護国神社は明治12年に管祭信夫山招魂社として建立され、昭和14年に福島県護国神社と改称されました。その起源は戊辰戦争のおり、京都東山で戦死した軍人に英霊を合祀するためといわれています。尚、この一帯は信夫山公園になっておりソメイヨシノを中心に約2,000本のサクラがあり、ちょうど咲き始めています。出店もあり朝からもう賑やかです。
最初は西の羽山に登り、烏ケ崎の第一展望台を目指しましょう。
月山、湯殿神社など沢山の祠も有りご利益有りそうですね。
北側に広がる展望も信夫山からではの景色でしょうか。遠くには蔵王連峰から半田山と山々が連なっています。
ここは烏ケ崎展望台です。結構な急勾配を登ったので汗ばむ陽気でしたね(^_^)ゆっくりひと休みしましょう。
皆さんからの差し入れに珈琲タイムでーすwww😆
雪を覆う吾妻連峰から安達太良山までに大パノラマ展望はいつ見ても圧巻ですね。ここは信夫山随一の絶景ポイントになっております。
東に阿武隈川、南に福島市街地、西に広大な福島盆地が広がっています。
一旦鞍部に下りると、この辺はゆずの木とサクラ🌸が咲き揃っています。河津桜からソメイヨシノと共演ですね。
モクレンも咲いていました(^_^)
大鳥居から、仁王坂を登っていくと猫稲荷。そして、羽黒神社と続く。
大わらじが奉納されている東側の熊野山にある羽黒神社に到着です。
こうして並んでみると、大わらじは20mくらいありそうです!
今日はここまでになります。たいへんおつかれ様でした。快晴だったので大展望をこころゆくまで楽しめたでしょうか。
お酒なしでしたが、サクラの下でお花見(昼食)してから、飯坂温泉♨️に向かいましょう。
飯坂温泉♨️共同風呂の鯖湖湯で久しぶりに歩いた疲れを癒しましょう。帰りは福島道の駅に立ち寄ります。
*この山は車を利用すると、各所にある展望台へ簡単に行けてしまうが、護国神社を起点にして、西から東へ歩いて縦走するのが、新しい発見もあり山の良さや楽しさを堪能できるコースです。
行程: 郡山〜福島県立美術館駐車場〜信夫山護国神社~熊野滝行場跡~湯殿山神社~烏ヶ崎展望デッキ~薬師の峯展望デッキ~薬王寺~大鳥居~猫稲荷~仁王坂~羽黒神社~熊野山~虚空蔵岩~立石~古峯神社~第3展望デッキ~虎捕山神社~冒険の森~第2展望台~信夫山ガイドセンター~護国神社〜福島県立美術館〜飯坂温泉鯖湖湯♨️(入浴)〜郡山着17:30 (歩行時間4時間)
ロハスハイキング今期最後のツアーは、暴風が吹き荒れる過酷な冬山を体感した安達太良山ツアーでした。
2024年3月19日
2024/ 3/ 17 残雪期の安達太良山ツアー (データ:歩行距離約9、6km・累計標高差724m・歩行タイム6、5時間(休憩含))
冬の安達太良山ツアーにようこそ‼︎
安達太良連峰は幾つもの登山道が拓かれて登山者で賑わい日本百名山に選ばれている人気の山です。但し、冬山となると強風や視界不良でトレースが消えることもあり、一気に難易度が増すのも安達太良山です。
今回は比較的安定した残雪期3月のツアーです。奥岳登山口(あだたら高原スキー場)からリフトに乗って1350mの薬師岳まで、ここから眺める白銀の安達太良山には目を奪われそうです。積雪の状況によりスノーシューやアイゼン装着して山頂まで約2時間半の雪山歩きを堪能してください。
安達太良山頂から火山原の沼の平まで稜線を歩き、下山はくろがね小屋経て奥岳に戻ります。
こんな甘い言葉に誘われて参加された皆さまご愁傷様でしたwww😆
3月に入ってから、冬型気圧配置やら南岸低気圧は続いたりと、太平洋側にも積雪がありました。あだたら高原スキー場も今週末まで営業再開と、雪山に戻った安達太良山ツアーとなりました。
本日の天気予報は、北東北は低気圧が入っているが概ね晴れ模様だろう。しかし強風が心配。冬山初心者もいるので、より一層安全登山に徹しよう。今回は状況判断により勢至平経て山頂から薬師岳を周回するコースにしました。
ギアをチェックして、お腹にエネルギー源を入れて頑張るぞ。
やっぱりこの時期にしては積雪は多い登山道だが、ここ数日にトレースがあったのでラッセルは免れそうで一先ず安心😮💨
今週は笑顔がテーマかな(^_^)
勢至平からを選択して急勾配の登山道を登りきると、汗ばむ陽気です^_^
雪山に初挑戦された横浜からご参加のS様、日ごろから丹沢で鍛錬されているので余裕あるかなwww🤣
チェーンスパイクを装着したり、ワカンだったりと雪山の歩き方教室のようですね。
勢至平分岐が近づくにつれて強風が吹いてくる。それでも安達太良連峰の稜線が見えて来た\\\\٩( ‘ω’ )و ////
灌木帯は踏み抜きに気をつけて歩きましょう。
灌木帯を通過したら安達太良山頂が見えて来ますよ^_^ 本来ならバックには南蔵王が見えているんだけど、残念ながら雲が多いので見えないね\(//∇//)\
展望が広がると同時に、爆風の兆し有り。兎に角、峰の辻分岐まで進みましょう。
スタートして3時間。爆風が吹き荒れる雪原を歩いて峯の辻に到着。爆風と睨めっこしながら、時より命がけで進んだのです。
実は途中で引き返すタイミングも視野に入れていたのですが、ご参加の皆さまは辛抱強く強風に向かっていたのでした。だったら、何とか山頂までご案内しようと思うわけです^_^
稜線から爆風が吹き荒れているのに笑顔でポーズ☺️。さすが山男かな。頼もしいサポート役でしんがりを守って頂きました。
火山源沼の平は諦めて、一旦鞍部に下りて山頂をめざすルートを選択。若干の強風は凌げるが、急勾配待っている。
ようやく、安達太良山山頂まで後少しです。
爆風が半端なく稜線上に出てからが大変です。約20mなのだが、なかなか進めず風の動向を見極めながら少しずつ進むしかないのです。
強風のため山頂標識につかまりながら何とか立っている。これって映像では分かりにくいですね。
記念撮影でも立つことができないくらいの突風だったが、安達太良山頂に到達した達成感は半端なく感じたはずに面々です。ツアーを中断して引き返すタイミングを図っていたが、山頂目指してコツコツと頑張る皆さんには感心しました。喜びもひとしおでしょうか。
お疲れさまでした。午後から低気圧の影響もあり爆風が更に強くなってきましたので、あと30分遅かったら登頂出来なかったですね。
ほんとうに頑張りました。下山にトラバースも気をつけて歩きましょう。
和尚山の稜線を見上げると雲の動きから爆風が感じられる。少しずつ吹雪いて来ましたね。
薬師岳から振り返ると、安達太良山頂方面は真冬の戻ったような景色になっていましたね。
晴れ模様から爆風に命に危険を感じたり、吹雪く下山から最後は小雨模様と変更に富んだ天気予報の一日でした。そんな悪条件の中、安達太良山を無事登頂されました。ほんとうにありがとうございました😊
冬型の気圧配置に入った裏磐梯の雄国山‼︎ 道のりは遠く、残念ながら山頂までたどり着くことが出来ずm(_ _)m
2024年3月4日
2024/ 3/ 2(土) 裏磐梯雄国山ツアー (データ: 歩行距離7、1km・累計標高差428m・歩行タイム5、5時間)
雄国山に登るというよりも、夏のニッコウキヅゲ大群落で訪れる登山者が多い雄国沼湿原。それでも、ここ数年前から密かに人気があるのは冬の絶景を見たさにやってくる人も多いのです。雪の条件が良ければ雪を覆う樹林帯の沢コースを休憩舎(避難小屋)まで150分で来れ、休憩後に灌木が雪で埋まった雪原を30分ほど一気に登ると一気に視界が広がってくる。稜線からは飯豊連峰から吾妻連峰と、目の前には磐梯山から猫魔岳、眼下には凍り付いた雄国沼が見える絶景地になる。そこから檜原湖に向かっての稜線歩きが待っている周回コースのはずだったのです。
今日の天気予報は、低気圧は日本列島からだいぶ太平洋側に移動して冬型の気圧配置。ここ数日は日本海側は積雪注意が出ている。午前中は低温だが日差しがあり午後から積雪予報でした。今回は急なキャンセルもあり2名の参加者となりました。
本来なら駐車場は🈵の筈だが、このところ不安定な天気でもあり先行者1〜2組にようだ。積雪状況とラッセルが強いられることが心配だ。
雄子沢登山口から、スキー板のトレースが続いている。ワカンを装着して10時ちょっと前にスタート。
思ったより先週から積雪が続いてここ数日も降雪があったようです。思いのほか雪が沈んで歩行困難😓。それでも、辺り一帯が銀世界に癒されるスノートレッキングを楽しみながら進む(^_^)
空を見上げると青空が、雪景色と青空のコントラストが素晴らしく綺麗だ。
誰一人として会うことがない雪山。幻想的な空間と空気感が伝わってくるようだ。
休憩をとりながら、谷スジをトラバースしながら歩くが、深雪でなかなか進むことが厄介だ。片道3km強の道のりが遠く感じる。最後の登りで先行隊を行く登山者が左手に進んでいる。ここから休憩舎まで500m。少しでも歩きやすいトレースを歩こうと思って跡を追うが、結果的に到着まで時間がかかったようだ。反省m(_ _)m
休憩舎前(避難小屋)から、薄っすらと雄国山の全貌を望むことが出来ましたW(`0`)W
お疲れさまでした。12時半過ぎに到着。天気予報どおり、強風と雪が降って❄️きました。兎に角、小屋で腹ごしらえをしましょう。
1時間前に出発した先行者は私の知り合いでしたwww😆。今日は彼らと我々のみの山行だったことになりますね。思いのほかの積雪だったので感謝🥲ですね。
休憩後に小屋を出たら画像のとおりです。風も強くなり雪も降ってきた。
既に13時をまわっていたのと、山頂までの稜線(アップダウン)歩きは、ラッセルが強いられて困難と判断して、残念だが小屋から戻ることを決めました。
何回、踏み抜きをしたでしょうか?足元が不安定だったので普段よりお疲れになったかと思います。雪が乗った渡渉は締まっていると歩き易いのですが、今回は想定外の状況でしたね。大変おつかれ様でした。
参加された皆さまには、雄国山山頂までお連れ出来ず申し訳ないと思っております。と思いながら、振り返りと反省しておりますm(_ _)m 下山後は、磐梯熱海温泉♨️に立ち寄って疲れを癒しましょう。