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3年越しの夢が叶う‼️ 黒部峡谷下ノ廊下縦走(黒部ダム~下ノ廊下~阿曽原温泉小屋~水平歩道~欅平) 日本屈指の峡谷を歩いて来ました。

2031/1021〜23   黒部峡谷下ノ廊下縦走3日間ツアー (データ:歩行距離約31km、コースタイム14時間、累計標高差2340m)

待望の下ノ廊下ロハスハイキングツアーがようやく実現出来ました。北アルプスの立山連峰と後立山連峰を分断する黒部川沿いの大峡谷は日本最後の秘境と云われています。この一帯は数日前からの寒冷前線が入って紅葉と相まって山頂辺りには雪景色が見られた。黒部峡谷の中心部に位置する「下ノ廊下」深層部は、まさに秘境でした。ほとんど平坦ながら断崖絶壁の狭い崖沿いは緊張感が強いられる。まさに黒部ダムから欅平まで30km越えの峡谷沿いを長時間かけて歩く上級者コースだろう。秘湯中の秘湯と云われる阿曽原温泉小屋の露天温泉には癒され至福にときを過ごすことができました。

北アルプスの紅葉と言ったら涸沢の絶景だけではない。それは黒部ダムから仙人ダムまでの旧日歩道を約18km、トロッコ電車が走る黒部峡谷鉄道に欅平駅まで約13kmの水平歩道、そしてこのエリアを総称して「下ノ廊下」と呼ばれている絶景地があります。下ノ廊下への出発起点は黒部ダム。大町市の扇沢駅始発7時30分の電気バスに早朝から登山者が並んでいる。皆さん、ワクワクしている様子がうかがえる。

黒部ダム駅を降り内蔵助谷の標識を目印に登山道に出るのだが全員が下ノ廊下に向うので迷うことがない。

ハーネスやヘルメットを装着して出発の準備にかかる。

準備を終えて、これから出発します。

きょうは天気最高です‼︎    ダムを過ぎて前方に見えるのが、黒部別山の南端に位置する「大タテガビン」。南東壁には「黒部の魔人」とも呼ばれ、黒部三大岩壁のひとつに数えられています。ここを下ると一気に急斜面に挟まれた峡谷の雰囲気漂う道に入ります。

「黒部に怪我なし」と言われています。これは怪我するよような場所ではないというような意味ではなく、落ちたら死ぬから怪我ではすまないといった意味だそうです。

 

 

つづらおりの急坂を黒部川の川床まで下ったら、橋を渡って左岸に。

登山道脇の紅葉が楽しみながら歩いています。

太陽が眩しく感じ気温も上がってきた(^_^)

沢渡は滑らないように、少しずつ険しくなってきました。

やっぱりヘルメットの必要性を感じるようになりました^_^

注意しても頭をぶつけてしまうことがあります。スリル感が…。

出発して1時間、まだまだ余裕の皆さん(^_^)内蔵助谷出合まであと少しです。

断崖絶壁につけられた道を進んでいきます。この辺から一瞬の油断が命取りになる箇所を通過しております。

景色に見惚れてつまづいたりしないように足元を確かめて進みましょう

仮設丸太橋ハシゴの連続です。足元気をつけて下さいね。

出発から3時間半。ここを過ぎると別山谷出合に到着です。

ようやく別山谷出合に到着しました。民宿のおにぎりが美味しいです\(^ω^)/ ここまで順調に進んでいますが、この先から厳しい道のりが待っていますよ。皆さん、頑張っていきましょう。

息をつく間もなく土が剥き出しの崩落した急登を終えると、再び番線伝いの渓谷歩きが続く。途中、番線が切れてる箇所の通過は緊張を強いられる。断崖絶壁の登山道からはから鋭角の黒部峡谷が見えています。

この先は白竜峡、十字峡、半月峡、S字峡と言われる黒部峡谷の核心部が続きます。

3つの川が合流する十字峡。吸い込まれそうなくらい綺麗な青色ですね。

真っ白なしぶきが流れの速さを物語っているようです。この先も絶景が続きます。

頭上に注意してね。

笑顔溢れるお二人さま(^_^)山友って素晴らしいです。

高所恐怖症だったのでしょうか 笑。ゆれる東谷吊橋を渡ると仙人ダムまであと一息。川幅も広くなり渓谷歩きもようやくお終いになる。

初ヘッデンを付けて仙人ダムに向かう。

ようやくダムだぁ(^_^)
ここから阿曽原温泉小屋まで1時間。空を見上げると雨模様\(//∇//)\

ダムの内部って初めてかな。薄暗いトンネル、微妙に暖かくて気持ちいい坑道です!

仙人ダムを過ぎたら急登が待っていた。そして急斜面の下り。これって阿曽原温泉小屋に行くための試練なの。日没まであと少しようやくテン場が見えてきました。本日は108張だそうです。

黒部ダムから約8時間。阿曽原温泉小屋に到着です。露天温泉♨️が待ってるよ\(^ω^)/
しかし、男子が入れたのは夕食後、真っ暗な雨が降って中で画像はありません。でも至福のひと時を過ごすことができました。明日も無事に終えますように。絶品カレーライスもお代わりするくらい抜群に美味しかった。

おはようございます☔️
2日目は残念ながら雨が降る中6時過ぎに阿曽原温泉小屋を出発。「明るく、元気に、へこたれない」を合言葉に声を掛け合って欅平駅を目指しましょう。

今日は雨にも負けず楽しみましょう。

ガスっている山あいはとても幻想的ですね。

 

一旦、登り返しの急登登があったが、その後は長い水平歩道が待っていた。画像はオリオ谷。ここが最初の渡渉だった。その後、谷はトンネルになっていた。

この奥深い山間いはガスっているのがなんとも魅力的と云うか幻想的でした。

岩を削った水平歩道は約3時間ほど続いている。

絶景ポイントでのシャッターチャンスでした\(^ω^)/

雪景色と紅葉が映る季節です。

幾つかの鉄塔を過ぎると急斜面を下る試練が待っていた。眼下には欅平駅が見えてるのに疲れた脚が重いです。写真を撮る余裕ないのです 笑。とにかく、欅平駅にたどり着いた瞬間、尋常ではない達成感と高揚感が溢れ出る。

長い道のりを終えゴールが近づいてく来ると水平歩道と平行して東には唐松岳、さらに奥には雪を覆う白馬岳が聳えていた。ガスっていてはっきり見えないが後方には鹿島槍もあるんだろう。改めて地図を広げるとよくぞ黒部峡谷縦走をやり遂げたと云う思いが込み上げてくる。ほんとうにご参加頂いた皆さま、お疲れさまでした。

欅平駅周辺は紅葉シーズンで観光の方々で賑わっており、雄大な大自然を見渡しながら宇奈月温泉までゆっくりとトロッコの旅を満喫してきました。

黒薙温泉だ、宇奈月温泉の源泉らしい♨️

黒部峡谷大縦走の旅は宇奈月温泉で終わります。またいつかお会いしましょうm(_ _)m

紅葉真っ盛りの湯川渓谷から安達太良山をめざす渡渉コースツアーでした。

2021/10/16   秋の安達太良山塩沢コースツアー

秋の安達太良山は紅葉が映える魅力的な山として大勢の登山者で賑わっています。とりわけ、湯川渓谷からは広葉樹林が多いのでこの時期は一段とお勧めのコースでしょうか。とは云っても、鎖場、岩場、幾つもの澤を渡る難度の高いので登山経験者にお勧めします。

おはようございます。今週末からの東北地方は前線通過により不安定な天気となりました。塩沢登山口から雨模様の中スタートします。

塩沢スキー場を通過していよいよ登山口に入ります。

泥濘みの登山道がしばらく続くんです。

普段は枯れてる沢ですが、一応水場となっています。

1時間ほど登っていくと、樹林帯の景色は徐々に色づいてきました

こんなところも数カ所あります。

屏風岩を過ぎると八幡滝が目の前で見ることが出来ます。紅葉と滝、いつ来ても癒される場所です♪

今日は川が勢いよく流れています。

思いきりマイナスイオンを吸収して行きましょう。これから渡渉が待ち受けていますよ。

しばらく休憩タイム。

数えたら沢渡りは合計6回ほどありました。ここが最後の丸太渡しかな?

葉が落ちたナナカマドの赤い身。晩秋を感じるツアーとなりました。

塩沢温泉登山口から約3時間。ようやく奥岳コース合流点到着です。ここから15分でくろがね小屋でーす(^_^)

あっ、くろがね小屋が見えてきましたね。

ようやく30番。

おつかれ様でしたW(`0`)W 休憩タイムでーす。

やはり安達太良山の稜線上は強風のようです。峯の辻分岐で直登コースを選択して山頂をめざす。そして乳首と言われている山頂に。

安達太良山はガスっていました\(//∇//)\ でも寒さは大丈夫です。明日から気温が下がり初冠雪が期待出来そうな感じですね。

このようなお天気になりましたのはすべてわたしの責任です〜。でも雨に濡れた紅葉も良いもんでしょう。楽しい一日でした。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

いつも違う表情がある紅葉の安達太良連峰(沼尻周回ルート)をめざす‼︎

2021/10/11  秋に安達太良山沼尻周回コースツアー (データ:歩行距離11km 累計標高差778m)

猪苗代町沼尻側から船明神山を経て登る周回コースを紅葉の時期に変更して催行する。山天気では強風の予報だったが、案の定稜線上は強風が吹き荒れていました。何とか無事に牛の背、馬の背を通過して何とか鉄山避難小屋に到着し一安心。このコースは文字通り、沼尻渓谷をぐるっと回って”胎内くぐり”を終えて急斜面一気に沢まで下ります。ところで皆さま、日頃の禊を済ませたんでしょうか 笑。全体的にはどこからも磐梯山から吾妻連峰などが見渡せる稜線歩きが最後まで続いた魅力的なコースだったようでーす。最後に、強風の中の稜線歩きは厳しかったし危険だと感じるツアーとなりました ちょっと反省です。

関東圏や県内各地からご参加頂いた6名の皆さま、よろしくお願いします。

この辺り標高1300m、だいぶ紅葉が良いですね。

沼尻登山口から20分。白糸の滝から、吾妻連峰、磐梯山が見える展望台です。

磐梯山が

沼尻温泉の源泉が混じった白糸の滝です。

障子ヶ岩方面の紅葉真っ盛りの山容は素晴らしい。

沼尻渓谷の源泉地を覗いてみると、硫黄臭と源泉から湯が溢れて様子が窺える。私達はここから急斜面を登っていく。

振り返ると遥かに磐梯山全景が見えていた。

悪路の急登で高度を稼いでいくと、火山源に沼の平が見え始める。

安達太良連峰沼の平稜線も見える。

一気に急登を登り続けて汗が絞られる暑さ。これって今何月?でも休むと寒さが染みる。

絶景地で一休み(^_^)

船明神山方面へは軽いアップダウンが続くが気持ちいい尾根歩きだった。

船明神山手前の鞍部には.赤留川源頭の池?があります。

荒涼とした細尾根を主稜線に向かう。

安達太良連峰主稜線に入ってからは、沼の平から吹き上げる強風でスマホ使えない(//∇//) 唯一のワンショットでーす。

安達太良山の北側に位置する鉄山山頂から見る雄大な景色です。

登山口から3時間15分。よくぞここまで。大休憩箇所の鉄山避難小屋に到着です。

葉が落ちたナナカマドが秋の風情を引き立ててくれます^_^

雄大な山並みを見ながら穏やかな下降が続きます。

胎内岩くぐりを終えてから一気に下り、難解な砂礫もクリアして澤にでました。ちょっと一休みしてまーす(=^ェ^=)

沼尻渓谷沿を下りながら、源泉に向かってます。

沼尻源泉のお湯の量は日本一を誇っているんです〜。帰りに日帰り温泉♨️は、ここから流れてくる中ノ沢温泉で疲れを癒しましょう。

源泉地を見学して帰りましょう。ここでは、澤水と源泉から流れ出た温泉と合流して、野性味溢れる野天風呂体験も出来ます。次回はそんなツアーの魅力的でしょうか。

沼尻渓谷に紅葉を楽しんで下山に着きます。

間近に見れた岩壁の紅葉と白糸の滝でした。

きょうは安達太良山に登るのが初めてだった方もおり、体力的に大丈夫かなと心配もありました。しかし、まったく問題ありませんでした。こんなキッカケで登山は苦しいけど、山頂を極めたら達成感と充実感でいっぱいだったと感じて頂けたら幸いです。本当におつかれさまでした。ご参加いただきありがとうございました。

最後に、先ほど見た沼尻鉱黄鉱泉跡地は、かって猪苗代町の人々の生活と産業を支えた歴史に中心であったのです。沼尻鉱黄鉱山は、安達太良山麓(猪苗代からは沼尻山と呼ばれていました) 標高1300mに位置し、地中にはたくさんの硫黄鉱石があり、沼の平から流れる硫黄川に両岸には硫黄がむき出しになっていたそうです。

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