寒い冬を乗り越えて咲くフクジュソウ‼️ 春をもとめて 白河市の関山を歩いて来ました。
2022年2月28日
2022/ 2/26 ふくしまの低山“関山”618m 一人歩きシリーズ
山と渓谷が発行している分県登山ガイド「福島県の山」初版第1刷発行を5年前に購入しました。それから地元の低山も全座制覇しようと思いたち時より時間を割いて登っています。最近では「ふくしま百名山」と云うガイドブックも出版されていますが、名も無き山々も数えると100座くらい登っているかなぁと思いながら、先週末、春を探しに白河市に位置する関山に実は初めて登って来ました。
先週末から気温も上がり阿武隈山地方面の山歩きを考えていました。そんな時、フクジュソウ開花のSNSを見て関山となった訳です。ここ関山はご承知のとおり、山地まで30分で登れるハイキングコース。如何にして充実した山歩きが楽しめたかルート選択をごらんください。
関山の北面から登る「関山登山口」8台くらい停まれる駐車場に到着。低山と云えど残雪の下は凍ってっいる登山道です。下山で後悔するのだが軽アイゼン忘れたーんです\(//∇//)\
15分くらい登るとこんな感じ、この一帯はイワウチワ群生地。3月末ごろ来てみようと思います。
恐るおそる、凍ってる登山道を登って行きます。
あっという間に山頂直下に着く。
ここは関山山頂には登らず、一旦南面の表郷内松登山口まで下りよう。実はYAMAPから縦横無尽に歩いた登山者の無限大♾コースを、ジオグラフィカにセットしてきました。
南面は陽も当たるので雪が消えている。ここからつづらおりに一気に下山。ここから見る集落を含めた山谷の展望は実に良いですね。
この一帯の杉林から雑木林を下る。
三十三観音堂がある内松登山口に下りて、一般道を硯石登山口に向かう。
一旦、一般道を1kmくらい歩いたら、再び登山開始になります。
ここから関山硯石登山口でーす。
ここから再び、急勾配を200m強登ります。
無限大の交差点にようやく到達しました。ここから、関山山頂に向かいます。
そして、ようやく見つけました*\(^o^)/* 春の息吹き、フクジョウソウが咲いていました。ここだったのか(^_^)
春の訪れを告げる愛らしいフクジュソウ。
フクジョソウを見ていると心が温まります(^_^)ようやく春を探し出したようですね。
山間から集落が望むことが出来る。ここからの展望も最高でした。
山頂に鎮座する満願寺の観音堂。天平2年、聖武天皇の勅使を受けた法相宗が開山したと云われる古いお寺です。
万願寺の裏手が山頂で三角点や標識などがあった。
ここからは磐梯山から安達太良山が見渡せるた。
西側には白河市内から那須連峰がくっきりと眺めることが出来た。
下山は凍った尾根から沢スジを慎重に下る。
ここ関山も登るルートをアレンジすると楽しいコースでした。
累積標高差500m、歩行時間2時間30分、距離5、6km?もう一度訪れたい山でしょうか。
やったよ、やった\\\\٩( ‘ω’ )و //// 最高のお天気に恵まれた安達太良山でした。
2022年2月15日
2022/ 2/14 冬の安達太良山ひとり歩き
年末年始から寒波が続いた東北地方の山々は数年ぶりに大量の雪を降らせた。1月に入ってから何度か悪天候の安達太良山に登ったが、困難を極め山頂を拝むこと3勝1敗と苦戦を強いられてきました。冬の安達太良山グレーディングは初級レベルと山渓で評されているが、悪天候になれば吹雪やホワイトアウトと難度が増すことは経験した方にはご理解頂けるだろう。先週の雄国山に続いて、月曜の朝に南岸低気圧が太平洋側に抜けたら絶好の登山日和になるだろうと確信し、青空が広がる安達太良山に登りたいと云う思いから、朝食後に予定を変更して奥岳へ車を走らせた。
9時半奥岳登山口に到着。ここからワカンを着けて出発。こんな穏やかな日は久しぶりだよ 笑。 結構、雪多いかな。
前回は薬師岳ルートから登って挫折しているので\(//∇//)\ 今回は、勢至平経由で峰の辻に行こうかと思っています。
この時期になると週末のトレースもしっかりあり雪も締まっている。最後の旧道も順調に登っていく。
野生動物の足あともたくさんありますよ。行く先にクマの足跡が🐾\(//∇//)\。 よくよく見たら、ストックの跡でした 笑。冬眠してるよね。恥ずかしい(>人<;) でも、ウサギや狐の足あとはいっぱいありました。
こんなにお天気になりました(^_−)−☆ きょうのレイヤリングはインナーと行動着ダウンのみ。稜線に出たらアウター必要かくろがね小屋までの馬車道。
くろがね小屋までの馬車道。ここで勢至平分岐点から左折して峯の辻に向かいます。先導者のトレースもあり雪も締まっています。
ガスったときの目印になるカラマツ。紅葉も綺麗だが葉が落ちて冬も青空とのコントラストが実に良い。
高度は標高1300m。右を眺めると雪を覆う蔵王連峰が飛ぶこんできた^_^ つい1ヶ月前に刈田岳から、安達太良山を見た逆の光景だった。
風もなく少しずつ山頂が近づいてきた。こんな光景を見るのは久しぶりだろうか?
この辺から、雪原が太陽を浴びて輝いており神秘的な空間に遭遇した感を覚えた。
峯の辻から迷いもなく、火山源の沼の平稜線をめざした。稜線上は何と云う光景だろうか。
火山源の沼の平でーす(^O^)
そして、安達太良山山頂でーす。ここから岩稜(雪山ですが)登ります。
流石に飯豊連峰は見えなかったが、吾妻連峰、那須連峰から磐梯山、猪苗代湖と展望台になりました。
久しぶりの安達太良山を満喫して、これから薬師岳ルートで下山します。
高村光太郎の一節「東京にはホントの空がない」を文字った智恵子にサインからも積雪状況が分かりますね。山頂から30分、薬師岳から30分の超スピードで下山しました。久しぶりに快調な山行になりました。
雄国山から望める冬の裏磐梯!5年ぶりに山頂から360度パノラマを堪能して来ました。
2022年2月13日
2022/ 2/12 雄子沢登山口から雄国山への冬ルート周回コース
雄国山と云ってもピントこない方もいるかと思いますが。ニッコウキスゲの大群落が見れる裏磐梯の雄国沼と言ったら福島県の方でしたら分かるかと思います。雄国沼は猫魔ヶ岳の噴火によってできたカルデラ湖で、その周囲を囲むように広がる雄国湿原は国特別天然記念物に指定されています。その外輪山には、雄国山、古城ヶ峰、厩岳山(まやだけさん)猫魔ヶ岳などが連なっています。冬のコースは雄子沢駐車場(冬はせいぜい20台の駐車スペース)からのピストンが一般的なコースですが、猫魔ヶ岳スキー場のリフトトップからのコースや、ラピスパ裏磐梯からのコースもあります。今回はYAMAPで知った冬ルート、雄国山山頂から尾根伝いに桧原湖方向に向かい。最後は右の折れて一気に急勾配を雄子沢登山口に下るコースを初めて歩きました。磐梯山から桧原湖と展望が広がりワクワクの山行となりました。
郡山から裏磐梯まで約90分、セブンでおにぎりを購入して雄子沢駐車場に来ましたが、駐車スペースが\(//∇//)\ 何とか端っこに駐車して出発する。
週末だったので雄子沢コースには沢山のトレース、思ったより雪も少なく楽々の山歩きとなる。冬コース用の目印も付いているじゃないか^_^
登山口からゆるやかなブナ林を登る。日差しも期待できそうな感じです。
沢すじをまわり込んで灌木林に出るとやがて山頂への分岐点。
トレースされた雪道を登っていくと、雄国沼の絶景が広がっていく。この光景を見たかった。猫魔ヶ岳から猫石も見えて来た。
あっという間に雄国山山頂直下、後は雲がぬけてくれ(^O^)
稜線で出ると一気に視界が広がる。なんて神秘的な雄国沼湿原なんだろうか\(^^)/ 冬の雄国山には今まで2度ほど登頂したが、初めて見る光景にしばらく感動する私でした。
絶景を求めて、西側の山にピークハントする登山者もおります。
少しずつ雲が抜けて西の展望が開けて来ました。ジャストタイミングでーす 笑。
トレースがあったので2時間かからず、展望台が設けられた雄国山山頂に到着しました。
ここで休憩、ホッカイロを入れたお弁当袋から取り出したおにぎりが温かくて美味しい。きょうは風もなく絶好の一日になりそうです。
雲がかかっていた磐梯山も神々しく望むことが出来ました。
ここから、稜線上を檜原湖に向かって雄子沢登山口に下山します。まったく初めてのルートですが、絶景を楽しみながら漫遊散歩といきましょうか。
青空に雪に覆われた樹林帯。なんと綺麗なんでしょうか。
尾根伝いに下りて、一旦鞍部から登り返して下ると云うコースでしたが、快適な雪山歩きです。
途中にカモシカの足跡がありました\(//∇//)\
雪を覆う神々しい磐梯山もアップで撮影しました。
今回の冬のルートですが、YAMAPからジオグラフィカに入れて参考にいたしました。ありがとうございます。
お疲れさまでした(^_^) お天気に恵まれた雄国山の周回コース(約7、5km、標高差450m)でした。この醍醐味を体感して頂きたいと思っております。ぜひ来年はツアー企画致しますので、よろしくお願いします。