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気象庁から線状降水帯予測が、明日(6/1)から開始されます‼️

日本列島に豪雨被害をもたらす「線状降水帯」とは? 山や沢での強雨の危険についてご説明します。

 梅雨末期、「線状降水帯」による被害が相次いだ日本列島。一カ所で降り続く雨により土砂崩れや浸水などの被害が報じられた。今回は線状降水帯の仕組みを紹介。また、これから暑い夏を迎えるが、強雨や大雨で起きやすい山や沢での危険も知っておこう。

線状降水帯とは

 7月に入ってからの山陰地方や九州南部での大雨の原因として「線状降水帯」が注目されている。

 線状降水帯とは、文字通り、帯状(線状)に強い雨が降っているエリアのことだ。一カ所で強い雨が長時間降り続くので、土砂災害や河川の氾濫など大きな災害が起きやすくなる

 線状降水帯は、積乱雲が連なって次々に流れ込んでくることで起きる。上の図のように、海から暖かく湿った空気が流れ込み、前線や山岳などの影響でそれが急激に上昇すると、そこで積乱雲が発達する。

 通常は、その場で積乱雲によって強い雨が降る。積乱雲は比較的寿命が短いので、数時間で強い雨は収まることが多い。

 しかし、線状降水帯の場合は、積乱雲が上空の風に流され、風下に向かって流れていく。続けて海からの暖かく湿った空気が流れ込み、ぞくぞくと積乱雲の発生が続くので、強い雨を降らせる線状降水帯ができる。

強雨や長雨の後は、山の土も崩れやすくなる

 線状降水帯では、同じ場所に強い雨が降り続くため、降り始めからの総雨量が大きくなる傾向にある。

 豪雨でなくても、雨が長時間降り続ければ、土はたっぷりと水を蓄積し、崩れやすくなる。たとえば、庭や畑の草むしりで、晴れ続きの日に渾身の力を込めても抜けなかった雑草が、長雨の後だとスルッと抜ける。保水した土がどれだけ軟らかく、脆くなるのか少し想像できるだろう。

 大雨が降っているときに登山をする人はまずいないだろうが、大雨や長雨のあとも警戒してほしい。落石が起きやすい崖沿いや沢沿いのほか、雪渓などは急激に雪解けが進んで地盤が緩み、土砂崩落などが起きやすい状態となる。雨がやんだ後も、数日は十分に警戒が必要だ。

気を付けたい水の事故

 11日には九州南部が梅雨明けした。これから日本列島は、暑い夏の季節を迎える。梅雨明け後はこれまでのような長雨の日は減り、晴れる日が増える予想だが、湿った暖かい空気や、上空の寒気の影響で、短時間の強い雨や雷雨の日がありそうだ。気温は平地でも30℃以上になるところが多く、蒸し暑い日が続く見込み。

これからの季節は、沢登りや釣りなど、水辺での活動が楽しい。しかし、ここ数年、山でも水の事故が目立ってきている。

      増水が早い沢と増水が遅い沢、どっちがどっち?

 突然だが、クイズに挑戦してみよう。上の図で、Aのような形の沢と、Bのような形の沢、どちらが増水しやすいだろうか?(黒線は山の稜線、青線は沢を表現している)

答えはA。上流に支沢が何本もあり、下流で一カ所に集まるような沢は、すぐに増水するうえ、たとえ大雨でなくても増水しやすい。「雨が降り出して驚くほど早く水かさが増してきた」などという話も、よく聞くヒヤリハット体験談だ。

 沢登りなど本格的な登山でなく、下流の渓谷ぞいの遊歩道のハイキングの場合も、注意したい。自分の出かける沢がどんな形をしているのか、どんなリスクがあるのか事前に調べて考えたうえで出かけよう。年々、雨も極端な降り方が増える傾向にあり、地形の複雑な山岳地帯では、より状況の判断が難しくなる。無理をせず、安全第一で夏の山を楽しみたい。

記事/フリーランス編集者 横尾綾子さん

地元のガイドがご案内する花の百名山 安達太良山グリーンシーズンツアーがはじまりました‼️

2021年「東北で最も登られた山」ランキング! 3位「栗駒山」、2位「月山」、1位は?

ヤマップは、運営する登山地図アプリ「YAMAP」の活動日記数データを集計し、「2021年に『登られた山』ランキング」を公開しました。データの中から「登頂数」をもとに、北海道から九州まで計10エリア別の「登山家に人気の山」を選出、ランキング形式でまとめたものです。

ポイントは202111日~1131日の登頂数を集計した人気指数です。1位を100ptとし2位以下を相対評価を集計した人気指数です。1位を100ptとし2位以下を相対評価。

 

3位「栗駒山」岩手県/宮城県/秋田県(64.5pt

3位は、「栗駒山」でした。

標高は1627m、岩手県、宮城県、秋田県の3県にまたがる山です。円錐状の裾野を持つコニーデ型の火山で、東北地方の中央に位置しています。花の百名山としても有名で、約150種もの高山植物が群生し、日本屈指の山岳紅葉や原生林、温泉が楽しめます。

2位「月山(がっさん)」山形県(66.3pt

2位には、山形県の「月山」がランクイン。

標高は1984m、日本百名山に選出されており、湯殿山、羽黒山と並んで「出羽三山」の1つとして有名です。磐梯朝日国立公園の特別区域にも指定され、珍しい高山植物や動物など豊かな自然を堪能できます。山頂付近には「月山神社」があり、古くから山岳信仰の場として地元の人々から崇められてきました。現在も多くの参拝者が訪れる名スポットです。

 

1位「安達太良山(あだたらやま)」福島県(100pt

1位は、「安達太良山」です。

福島県の中部に位置する日本百名山の1つ。標高は1699mですが、ロープウェイを使うと往復3時間ほどで初心者にもおすすめの山といえます。秋には東北屈指の紅葉が山脈一面に広がり、登山客を楽しませてくれます。山頂からの大パノラマや月面世界のような「沼ノ平火口」も絶景です。

2022年安達太良山グリーンシーズンのはじまりです。日本百名山 安達太良山の山域を知り尽くした地元の認定登山ガイドがご案内いたします。すべて安心してお任せください。

「智恵子抄」で詠まれているほんとの空がある安達太良連峰。安達太良山は北から鬼面山、箕輪山、鉄山、安達太良山、和尚山がほぼ南北に並ぶ複合火山です。東からの眺めはなだらかな裾野が広がる一見女性的な穏やかさですが、西側は火口が開き、火山活動によって変質した頂上付近には植物すら生えない荒々しい男性的景観を示しています。その美しい山々をめざすスタート地点の登山口は7つ。この内、最も多くの登山者に利用されているのが、安達太良スキー場のリフトを利用できる奥岳コースです。ゆっくりと稜線の醍醐味をお楽しみになりたい方、温泉のある小屋「くろがね小屋」に泊まる方、沼尻温泉までの安達太良山縦走もございます。ご自分のレベルに合わせてご参加ください。 <2022/5/26撮影 大槻>

*安達太良山ロハスハイキングツアーご案内は、ツアープランページをごらんくださいね。

絶景が見渡せる残雪期の至仏山山頂へ。翌朝は尾瀬ヶ原を堪能して来た二日間でした(^_^)

2022/4/30〜5/1   残雪期の至仏山2日間ツアー

尾瀬ヶ原を歩くといつもたおやかな姿で心和ませてくれる至仏山。雪の至仏山に登れるのは植生保護のために4月下旬から5月上旬の限られた期間に限られる。昨年の雪山しか登れない景鶴山ツアーから1年ぶりの群馬側尾瀬の玄関口に到着する。コロナ禍から3年、行動制限も解けたゴールデンウィーク、第一戸倉駐車場が満車にはびっくりポン‼︎ 誰もが待ち望んだ5月の尾瀬なのだろう。しかし天候不順も鑑みスケジュールを変更して、初日に鳩待峠から至仏山に登って山ノ鼻に下りるルートを選択、これが大正解だったようだ。山頂から見る大絶景に驚くばかりでした。案の定、翌朝からは尾瀬ヶ原一帯は何にも見えない、素敵なくらい幻想的な世界が広がっていました。

郡山から4時間かけて鳩待峠登山口に到着しました。これも日光から、1週間前に開通した金精峠を通って来ました。今年は雪が多いですね。

登山口からはブナ林からシラビソの樹林帯が続く、なだらかな山歩きがはじまります。

ゆっくり、ゆっくり登りましょう♪

陽射しもあり30分ほど登っていくと汗ばんできました。

登山開始から1時間もすると燧ヶ岳が見え隠れしております。

左手に巻いていくと、悪沢岳、小至仏山、至仏山が見えてきました。

振り返ると男体山、日光白根山、皇帝山、赤城山の峰々が現れて来た。何という絶景なんでしょうか。

至仏山山頂まで4、5km、標高差650mを無理なく一歩一歩確実に登って行きましょう。小至仏山をトラバースしている登山者が見えています。

正面に燧ケ岳、その左横には会津駒ヶ岳が。その直下には尾瀬ヶ原が広がっています。

行き交う登山者やバックカントリーの若者たちで賑わっている。

小至仏山あたりからは雪に覆われた、群馬から長野の峰々が見えるいる。皇海山から赤城山だろうか? 素晴らしい絶景に疲れも忘れる。あと少しで山頂でーす(^_^)

こっち側が武尊山かな?

稜線上の岩場は雪がなくトラバースして山頂に向かう。多少なり緊張感もある。

先客で賑やかな至仏山山頂が目の前に迫ってきました。さぁ、頑張りましょう。

やりました(^_^)☆360度パノラマ絶景の山頂です。

この方面からは谷川岳から巻機山辺りかな?

暫し、山頂をエンジョイしてから下山になります。我々は今夜の宿がある、山の鼻をめざします。

広大な尾瀬ヶ原湿原を目印に一気に下りましょう。昨晩の雨で雪が腐って踏ん張りが効かないコンデションです。

時にはお尻で滑って下ります 笑。

急勾配約850mの標高差を下るので膝がキツイですね。

それでも予定通り16時過ぎに山小屋に到着しました。大変おつかれ様です。ちなみにこの画像は6時ごろの撮影ですからね。

夕食後にアイスクリーム(^_^)

私は持参したビール、日本酒、ウイスキーすべて飲み干しておやすみなさい。

翌朝の尾瀬ヶ原は案の定ガスっている。昨日とは一転した悪天候、これも自然が創り出す尾瀬だろうか。

これから尾瀬ヶ原散策に出発します。東西6km、南北1、2kmにおよぶ本州最大の湿原。標高1400m、尾瀬沼より260mほど低い。周囲には、燧ヶ岳、景鶴山、至仏山、皿伏山などの山々がもたらす豊富な水量が豊富な湿生植物や池塘など見どころが尽きない。今は雪に覆われているのだが、どんな天気であろうがこの中に身をおいて体感することが良いのだと思う。

ところどころの雪解けからミズバショウも見られる。

牛首分岐をめざして木道付近を歩いて行くが小雨降って来た\(//∇//)\

遥か先は明る神々しく感じる情景が広がっています。こんな天気でないと見れない幻想的な世界でした。

大自然の中に身をおいて歓喜の声が響き渡る。ここまで来てほんとうに良かったですね。

鳩待峠に戻ったころは本降りになって来たが、スムーズにタクシーに乗れた。途中の立寄り温泉で疲れを癒やしてから帰路に着きました。ご参加の皆さまお疲れさまでした。ありがとうございます。

 

 

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