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先週末、ガイド仲間たちと雪が降る前の会津朝日岳に登って来ました。

2021/11/20  日本二百名山の会津朝日岳(1624m)    データ: 歩行時間7時間 歩行距離12,4km 累計標高差1435m

南会津の只見川、伊南川、檜枝岐川に囲まれた山域は駒・朝日山群と言われているらしい。新潟県とまたがる福島県の最西端の奥深い山々は原生の自然が残されているようだ。郡山市から約2時間、約束の集合場所「道の駅キララ」で合流して会津朝日岳登山口に向かう。お天気に恵まれた一日だったが、この日の登山者合計5名というほぼ貸切りに山行となりました。数日後から冬型の寒気がやってくる天気予報だったが、案の定、福島の山岳エリアには積雪がありました。

会津朝日岳はプラベートで2回目の登山になります。ここって距離も標高差も結構あるんですね。

赤倉沢沿に渡渉もあって登って行きます。

渓谷沿の間から、叶ノ高手が目の前に迫って来ましたが、取り急ぎあそこまで登るんだ。

つづら折りの延々と登るんだ\(//∇//)\ この時期drもしっかり汗が吹き出してくる。でも高度をかせぐとと眺望が広がってくる。

標高差900mを、人見の松まで登り切った\(^^)/

つづら折りから開放されたが、この先から岩場の急勾配が待っていた。ここから叶ノ高手まで今しばらくでーす。

登山口から2時間半、ようやく叶ノ高手に到着。ここからアップダウンを繰り返して、熊ノ平避難小屋まで20分。

避難小屋で休憩後にひと登り、ここから先はハッカハッカと息があがる。めざす会津朝日岳が見えて来た。

草紅葉の急勾配が迫ってきた。ここを登ったら山頂だ。

足場はあるが泥だらけの山頂直下。

最後の最後まで、県内随一の試練の山だった\(//∇//)\

なんとか時間内に山頂に到着です。大森さんから貰った新発売のビールが美味しい🍺

とりあえず、記念すべき2回目の会津朝日岳登頂でーす(^_^)

こんな景色がパノラマで見えているが、霞んでいるイマイチの天候だったのが残念だった。

県内含めて沢山の山があるが、この山も最後かなと思いながら終活しているようだ。兎にも角にも、会津朝日岳に登れて良かったです^_^

下山後は南会津の湯の花温泉♨️にある民宿にお世話になりました。

弘法の湯が隣りだったので、先ずはここで登山の疲れを癒して夕食を頂きました。

とにかく美味しい料理が勢揃い。

岩魚の塩焼きも炭火でじっくりと焼いて(^_^)

翌朝は共同温泉を3箇所制覇しました。

こんな感じで、ガイド仲間たちとの焚き火の会が終了しました。来月はいわき市の二ツ箭山登山口で開催します。

 

(さらに…)

いつも八ヶ岳の通過点だった、あの浅間山へ‼️ ようやく登れる絶好のチャンスがやって来ました。

2021/11/17   浅間山(前掛山) 標高2524m   単独行(データ:距離13、2km、累計標高差1170m、歩行5時間30分)

今日は絶好の登山日和、積雪もなさそうだが一応アイゼンも持参して、待ちに待った初の浅間山に登って来ました。日本山岳ガイド協会代表者会議が15日から長野県佐久市で開催される機会にぜひ登ろうと以前から思っていたのです。「噴火警戒レベル1」の時だけ楽しめる、日本百名山の名峰「浅間山(前掛山)標高2,524m」の山頂を目指す浅間山荘からのコース。森林限界を超えて、活火山らしい荒涼とした砂と岩の世界を進み、噴煙立ち昇る釜山の火口に最も近づく「浅間山(前掛山)」山頂をめざす。

佐久駅前ホテルを7時半に出発してから40分。今回は天狗温泉浅間山荘登山口から前掛山をめざします。

赤褐色の秘湯と言われる天狗温泉♨️。駐車場はもういっぱいの混みようです。下山後が楽しみです。

ここからの眺めも最高です。朝は雲海が見えていました。

登山ルート地図から、予知できない噴火に備えての注意事項が至るところに掲示されていました。登山計画書を必ず提出、登山は自己責任ですと。

穏やかな晩秋の朝。登山届けを出して出発。ここから一の鳥居までは林道歩きのようですね。

歩きやすい登山道なので二の鳥居まであっという間に到着。沢すじなので日差しがなく気温も低いが、汗ばんでくる。夏場のミドルウェアーからの保温性のあるウェアー替えると快適。こんな時ってレイヤリングが難しい。

カラ松と笹が広がる登山道を進んでいく。

右手には断崖絶壁の牙山(ぎっぱ)が迫ってくるようだ。

高度を上げていくと前方には崩壊壁のような岩場が現れる。トーミの頭かな?

源流にたどり着くこの辺は、硫⻩の匂いや赤い川、噴石跡のクレーターなど、力強い活火山のエネルギーを感じることができる。

火山館に到着。浅間山の火山噴火の歴史を垣間見ることだろう。

湯の平口分岐まではイワカガミの群落地。花の咲く季節もいいだろう♪

湯の平分岐。草すべりを右手に進むとトーミの頭。次回は黒斑山から仙人岳、鋸山の第二外輪山の周回コースもいいだろう。

噴石跡のクレーターなど、力強い活火山のエネルギーを感じることができるコースです。これから樹林帯を通って、浅間山と断崖絶壁の外輪山に囲まれた絶景ポイント「賽の河原」を目指します。

浅間山が少しずつ近づいてくる。ここから見るとお椀をひっくり返したような山ですね。でも、ここからが急登が始まる。

賽の河原分岐からザレ場を延々と小一時間登ると浅間山(2,568m)が拝めるんだ。

ここから見えるのが浅間山だ。もうあそこには行けないだろう。

めざすは前方の稜線上に見える前掛山。

北側には左手から、四阿山、草津白根山、苗場山と百名山の山々が広がっていた。

途中には幾つもにシェルターがある。お昼休憩にちょうど良い場所。

山頂まであと僅か、雲の上を歩いているような高揚感でいっぱいでした。

進む右手には、外輪山の鋸山から仙人岳、蛇骨岳、黒斑山が望むことができる。

登山口から3時間。11時30分待望の初登頂でーす(^_^)

先端にいたレンジャーの方たちから、風がない稜線は滅多にない登山日和だと。ラッキーな一日でした。

南側に美ヶ原や霧ヶ峰など八ヶ岳連峰が…。

これから下山します。外輪山の内側は断崖絶壁でした。

帰り際に火山館に寄りました。こじんまりした山小屋風の構えでした。

火山館は、個人的には憧れる建物ですね。

数十万年前から周辺では火山活動が活発であり、浅間山は烏帽子岳などの3つの火山体とあわせ、浅間連峰もしくは浅間烏帽子火山群と総称される。これまでに噴火と山体崩壊を繰り返し、現在の姿となった。大規模な山体崩壊と崩壊土砂が流出した痕跡は、遠く離れた群馬県前橋市の台地上などに厚い堆積物として残っている。現在噴火活動をしているのは、前掛火山である。山頂火口からは噴煙が上がり、その周りには複合のカルデラがあり、内側の外輪山の西側に前掛山がある。北側のカルデラは山頂部から「鬼押出岩」へと流れ出た溶岩流により崩壊している。外側の外輪山には、黒斑山、牙山、剣ヶ峰などがある。気象庁は「100年活動度または1万年活動度が特に高い活火山」として、ランクAの活火山に指定。1949年(昭和24年)9月7日に山域は、上信越高原国立公園に指定された。2007年、日本の地質百選に選定された。日本百名山[4]及び花の百名山に選定されている。

緊急事対応するため、地下はシェルターになっているようです。ヘルメット貸出しもしていました。

火山館から浅間山荘まで一気に下山。赤褐色の温泉に入ってから帰路に着きました。私的には百名山をめざしていませんが、これで日本百名山70座くらいでしょうか 笑。

ジオグラフィカを山で使ってみよう‼️ 小春日和の宇津峰山フィールドで読図講習会を開催しました。

2021/11/14 読図の実践編‼︎ 地図読み講習会(宇津峰山にて)開催。

登山を始めたが登山の基本的な知識や技術を知りたい、地図読みについてイマイチ自信がないとか、皆さんの悩みを一気に解決出来ることをめざす登山講習会を開催しました。今回は「須賀川市民の森」教室をお貸しての座学、その後、実際にフイールドに出て試してみる。一人ひとり理解するまで繰り返し行う、このスタイルが1番分かり易いんだと感じましたね。

ロハスハイキング恒例になった登山講習会。今回は参加者が少人数だったので事前にアンケートをとってツーウェイの形で進めた事は大変有意義な座学となった。GPSアプリを正しく使いこなすことは勿論、地図を読めるようになることを知って頂いた座学であった。

座学を終えてから、小春日和となった宇津峰山を実際に地形図とコンパス、登山アプリジオグラフィカを併用した山歩きの開始です。

移りゆく里山の景色がなぜか懐かしく感じるようです。

集落を過ぎてから足尾神社登山口。ここから宇津峰山の山歩きが始まります。疲れない歩き方を実践しながらゆっくりと登りましょう。

日差しが眩しい雑木林の中を現在地を確認しながら歩きます。

鞍部とピークの尾根歩きを繰り返し、那須連峰から展望が開けた絶景地でしばし休憩タイム。

登山開始してから2時間、ようやく宇津峰山頂に到着。ここから地図を広げて山座同定。穏やかな一日の講習会となりました。

とりあえず、ジオグラフィカを使いこなせて満足顔のようですね 笑。

隣には阿武隈山地蓬田岳が見えています。

南西には那須連峰から二岐山も望める絶景地です。

ログをとったジオグラフィカを確認して読図講習会を終えました。最後までお疲れさまでした。

 

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