「最後の秘境」と呼ばれる北アルプス最深部をめぐる‼︎ あこがれの雲ノ平山荘へ〜5日間の山旅でした。
2020年9月29日
2020/9/23〜27 北アルプス黒部源流を巡るツアー5日間‼︎
富山県折立登山口〜太郎平小屋〜北ノ俣岳〜黒部五郎岳〜黒部五郎小舎〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜雲ノ平山荘〜薬師沢小屋〜太郎平小屋〜折立登山口 (総歩行距離43km、総歩行時間36時間)
9/23 郡山市を早朝出発して延々6時間で折立登山口に10時到着。明日からの台風12号の影響が心配だが、めざす今夜の山小屋「太郎平小屋」に標高差1,000mを登って行こう。急登を過ぎたところで三角点ベンチに着く。目の前には威風堂々とした薬師岳が迫ってくる。遥か先にはあの劒岳が…。標高2,000m付近はすっかり秋景色で草紅葉が一面に広がる。うろこ雲のオブジェが加わった山風景が素晴らしい。そして、ようやく15:40太郎平小屋到着です。
9/24 天気予報では雨模様だったが一日もちそうな感じです。2日目は日本百名山黒部五郎岳をめざします。今日はなだらかな稜線を歩く縦走の醍醐味が味わえるコースです。日本海、薬師岳から水晶岳、鷲羽岳が見渡せる絶景。時間とともに少しずつ近づいてくる黒部五郎岳。秋景色の山々と雲海が見事に調和している。今日は最良の一日であることを願う。
最終の急登を登り終えて、百名山黒部五郎岳(2,839m)の峰に立つ。
黒部五郎の肩分岐から一気にカールに下ります。ここから別世界の風景が待っていました(^_^)
今日の歩行距離9,6km,最後に雨にあったが黒部五郎小舎までまもなくです。
9/25 美味しい山料理と個室が用意されて快適な時間を過ごすことができた黒部五郎小舎。今日めざすのは、鷲羽岳から待望の雲ノ平山荘までです。しかし深夜から雨模様の一日になりました。稜線上は暴風雨のため三俣蓮華岳の巻道を通過してから益々風が強まりで登山道が滝のように水が流れる。三俣山荘で昼食タイム、温かいおでんが冷えた身体が温まる。鷲羽岳登頂は断念して雲ノ平に向かう。ここでルート判断が試される。増水した黒部源流を渉ることによって、かなり時間が短縮されるからです。皆さん、アップダウンが続き疲労困憊の様子。ようやく祖父岳をまわり込んだら雲ノ平湿原帯に到着。さぁ、雲ノ平山荘をめざして頑張ろう。
すぐそばに立ちはだかる鷲羽岳。今度は登るぞ!
遥かなる地「雲ノ平山荘」ジャズが流れる空間で癒されています。
9/26 明日からの天気を願ってたら、朝陽が眩しい4日目となりました。雲ノ平から薬師沢小屋まで悪路の登山道を400m下ります。そこから秋景色の湿原帯カペッケヶ原を通過してから登り返せば太郎平小屋到着です。
9/27 最終日も雨です。太郎平小屋6時に出発して無事折立登山口に下山しました。グリーンパーク吉崎温泉に立寄り5日ぶりのお風呂で疲れもすっかり癒されました。2年越しで実現した黒部源流をめぐる山旅にご参加頂きありがとうございました。
田代山はプリンみてぇな山だなぁ〜(^_^)偶然にもシルバーウィークは山開きでした。
2020年9月20日
2020/9/19 南会津田代山&帝釈山トレッキング報告です。
コロナ禍の新しい登山のあり方を考えよう! と云うことで、私が所属する安積マウンテンクラブ恒例の登山は、広大な山上高層湿原で知られている高山植物の宝庫「田代山」に行ってきました。田代山から帝釈山までの道すじは、すっかり秋めいて草紅葉も湿原一帯に広がっていました。
きょうは田代山の山開きと云う日…人出もあり、これって密⁈ 笑。コロナ禍で秋の開催でしょうか? 御神酒を頂いてから登山開始です(^_^)係の方、ありがとうございました。
本日のリーダー斎藤さん‼️ なんだか実に頼もしいんです 笑。
田代山から帝釈山に到着。残念ながらガスって視界ゼロでしたが、雨にも遭わず気分は最高潮です\(^o^)/
田代山って云ったら「広大な山上湿原に咲く花々と、遮ぎるもののない山頂からの展望」が代名詞です。が、今回は梅雨前線の影響でガスっていたので次回にお預けで〜す。でも、少しずつ秋めいてきた田代山は一面が草紅葉と化し魅力十分でしたね。下山後は南会津町から頂いた無料温泉券で、たかつえ温泉に立寄ってから帰路に着きました。
奥日光湯ノ湖から戦場ヶ原湿原を歩く、一足早い早秋のハイキングでした‼️
2020年9月15日
2020/9/13 早秋の日光戦場ヶ原ハイキングツアー
日光男体山が噴火して湯川が堰き止められたのが、奥日光に広がる戦場ヶ原高層湿原帯です。様々な高山植物や白樺の木が茂り、鹿や野生動物の宝庫でもあります。(食害もあるようですが…。) 今回の行程は湯ノ湖湖畔元湯からスタートする楽チンツアーです。標高1500m地点から川が流れる森の中を少しずつ下ります。朝日が美しい木洩れ日と鳥のさえずりが響く森はとても気持ちいい時間だったでしょうか。湯滝に上部から滝の落下を見ながら歩くのも新鮮でしたね。小田代が原には夏に咲く絶滅危惧種ホザキシモツケを一輪見つけました。途中、突然の雷雨にも遭遇したが赤沼までゆっくり3時間、楽しいひと時でした。
朝日を浴びて湯元温泉からハイキング開始です。(湯ノ湖湖畔にて)
7~8月に7咲く高山植物ホザキシモツケを見つけました。絶滅危惧種と言われる紅一点に花に感激。(小田代が原湿原にて)
雷雨も小康状態になり、赤沼からバスで元湯温泉♨️で戻ります。湯の花いっぱいの硫黄成分温泉で疲れを癒してから、新装した日光東照宮に向かいます。