どこまでも続く錦繍の山々に魅了される‼︎ 今年も秋の飯豊連峰に行って来ました。
2023年10月4日
2023/10/1〜3 紅葉の飯豊連峰3日間ツアー (データ:歩行距離23km、累計標高差+2436m−2436m)
飯豊連峰とは、福島、山形、新潟の3県に跨った広範な地域を有する山岳に連なりです。飯豊連峰は飯豊本山、最高峰の大日岳、西大日岳、梅花皮岳、烏帽子岳、御西岳、北股岳の7座によって構成されている山脈で北から南に約20kmに及んでいます。また、有数の豪雪地帯であることから、飯豊連峰特有の地形を成しています。夏でも広がる雪渓や花畑は大きな魅了となっています。但し、主稜線の尾根に達するまで標高1500mを登らなければならないので体力がないと暑さでバテてしまう。そうだったら、山肌が真っ赤に染まる紅葉の見ごろの頃がお勧めですね。どこまでも続く雄大な飯豊連峰の自然のすばらしさを感じさせてくれるでしょう。
今年も恒例になった飯豊連峰ツアーにご参加いただきありがとうございます😭 喜多方市川入から御沢登山口8時15分。初日は切合小屋まで約7時間の行程です。9月中旬までの暑さも無くなり、登山日和となりました。
御沢からすぐに本格的な登りが始まる。長坂と呼ばれ、辛くて長い登りに耐えるところです。それでも唯一の慰めは繁るブナ林だろうか。下十五里、中十五里、上十五里と休憩ポイントがあるので比較的登りやすい。
標高差300m急坂を登って、下十五里に到着。10月初旬といってもまだ蒸し暑い。地蔵の水場まで頑張りましょう。
出発から2時間、上十五里に到着。小雨模様になりつつあるので、ここらでかんばろうコール\\\\٩( ‘ω’ )و ////
急登もここまで、お疲れさまでした。地蔵山を巻いて行くと、峰秀水💦水場が出ている筈だwww。
無事、水場で英気を養い地蔵山分岐に、ここまで予定通りのタイムスケジュールです(^_^)この先に、未踏の岩稜剣ヶ峰が待っている。
すでに標高1,400mを超えると樹林は色づいてきた。
剣ヶ峰の岩稜は、ルートを間違えなければ問題なく安心して通過できる。ちょうどガスって何も見えないので恐怖感もなく行けそうかな。
怖いと言いながら剣ヶ峰の岩場を堂々と尾根を歩いています。3点支持を忠実に守って安全確認を怠らないことが大事ですね。
ちょっと余裕じゃないでしょうか(^_^)
ちょうど剣ヶ峰の中間地点。ここからが核心の岩場通過が本番ですから。一歩一歩自信をもっていきましょう。
皆さん、本当に余裕あり過ぎじゃないでしょうかwww。岩稜歩きの経験豊富なようですね。
御沢登山口から三国小屋まで4時間半。ここで昼食タイムです。ゆっくり休んであと2時間頑張りましょう。三国小屋は本日、小屋仕舞いでこれから無人避難小屋になります。ここから飯豊連峰最高峰の大日岳が見えなかったのが残念。
ここからは主稜線の稜線歩きが待っている。種蒔山までの曲がりくねって稜線と紅葉🍁が美しい。
岩場の急登を登りきると種蒔山のピークはもうすぐです。
お疲れさまでした♪ もうすぐ切合小屋が見えてくる筈ですね。
目まぐるしく変わる天候ですが、それゆえに素敵な光景が望むことができた1日でした。
紅葉が鮮やかに色づいた先には、今夜の宿泊地切合小屋が現れた。御沢を8時過ぎに出発して現在2時45分。予定より早いペースで到着しましたね。1日お疲れさまでした。受付を済ませたら寝床を整えましょう。乾いた喉を潤してくれるビールが美味しい😋ですね。浩之さん、黒霧島差し入れありがとうございます。今夜の特性カレーライスが楽しみですね。
山小屋の朝は早いです。ただ今、5時20分東の空から朝日が出てきました。それにしても今朝は寒かった。寒冷前線が入ってきているようで今年一番の寒さでした。
右奥に飯豊本山が見えていますね。今朝から強風で気温も低い(現在4度)。衣類を一枚羽織ったら出発です。
たおやかな稜線が草履塚まで見える。きょうは飯豊山(2128m)山頂を目指しましょう。日本百名山でもあって地元では飯豊本山と呼ぶ人が多い。かっての登山道はすべてこの飯豊山を目指していた。神社の所領権をめぐり、米沢藩と会津藩、新潟県と福島県で争いがあったというが、現在は三国岳から御西岳まで、細長く福島県の領地が延びている。今でも会津道と呼ばれる川入から飯豊山の間には、あちこちに信仰登山の面影を見ることができる。
雲がかかって大日岳を拝むことができません。
秋晴れだったら見ることの出来ない光景に感謝🥲
草履塚から姥権現に下り、御秘所と云われる岩稜が見えてきました。この先から最後の急登が待っていますよ。
登山の無事を祈って一礼をwww。
ここでストックを仕舞ってから岩稜を慎重に通過しましょう。
少しずつ余裕があるように感じますね。
風雪に耐える高山植物には癒されます。
今年は暑い夏と雨が少なかったので、紅葉はイマイチといわれるがそれでも良いんです笑。
御前坂コルでひと休みしてから、ジグザグに登り詰め、石を積み上げた一ノ王子となる。真夏だったら汗だくの急登だけどこの時期は登りやすいですね。
それでも強風との戦いだったので疲れます。お疲れさまです( ^∀^) もうすぐ水場の表示箇所。
水場はここから100mほど下ると有りますが、今年は雨不足のため水の出が細いんです。
水場の分岐から10分ほどで本山小屋と飯豊山神社⛩️に到着です。
小屋から山頂三角点までは緩やかな道を20分歩く。
飯豊本山山頂でーす\\\\٩( ‘ω’ )و //// 一瞬でも雲が抜けて御西岳から烏帽子岳が見えてきましたよ。ほんとうに皆さん、頑張りましたね。
御西岳方面の紅葉がきれいですね。次回は大日岳を目指しましょう。
雄大な飯豊本山をバックに記念すべき登頂達成おめでとうございます㊗️
私も加わって、本山小屋管理人の兼子さんに撮っていただきました。ありがとう😊
兼子さんとは一年振りの再会です。小屋じまいまであと1週間頑張ってね。
寒風でときより雲が抜けるので、磐梯山から猪苗代湖まで望むことができて良かったです。
待望の飯豊連峰最高峰大日岳もくっきりと見えるようになりました。
沢筋を境に植生が違うとこんな光景が、風が吹くと笹がなびき生命が宿るような感じがする。雲の影もゆっくりと動いています。
磐梯山が見えて猪苗代湖も輝いているようにくっきりと。
残雪と高山植物が咲きそろう時期も良いが、やっぱり紅葉🍁の飯豊連峰は何度来ても飽きないんです(^O^)
きょうは5時間半の行程でした。間もなく切合小屋に到着です。
お疲れさまでした。さっそく小屋前で山料理をご披露させて頂きます。お手伝いありがとう😭
とはいっても、ウインナーと椎茸、野菜を焼いただけなのですが、ビールには合うんですよ。寒くなったらホットワイン🍷と焼酎mお湯割にしましょうね。
まったりとした時間を夕暮れまで過ごすことができました。2日目お疲れさまでした。
寒い3日目の朝を迎えた。荷物軽減策として夏シュラフだったことが反省\(//∇//)\ 今年一番の寒さ更新したようです。昨年の同じ時期とはまったく違う気温でした。
朝6時の気温1度くらいかな。これじゃやっぱり寒いですね。下界では信じられないでしょう。明日から暑さが戻るのでしょうか?
おはようございます🌞 飯豊本山を背に、これから川入まで下山になります。たぶんお昼までには飯豊の湯♨️が待っていますよ。
朝日を浴びて紅葉がきれいだね。
おだやかな3日目になりました。気温も少しずつ高くなりました。
風も落ち着いて剣ヶ峰もスムーズで下りています(^_^)
剣ヶ峰から望む福島県の山々がなんとも言えないんです。
地蔵山の水場で喉を潤してから長坂をまっしぐらに下りる。
飯豊連峰ツアーご参加いただきありがとうございます。無理すれば2日で登れないことはないのですが、ゆっくり時間をかけて山を楽しむことが出来ることが幸せだと思います。一日一日の表情が変わる山の素晴らしさが感じとることが出来た3日間でした。ほんとうに贅沢な時間を一緒に過ごせました。これから飯豊の湯♨️で疲れを癒し美味しいお蕎麦とカツ丼をいただきましょう。来年もよろしくお願いします🙇♀️
栗駒山の山腹一面に錦繍のような彩りをイメージしながら登って来ました。それでも、山歩きは楽しいですね。
2023年9月29日
2023/ 9/27 秋の栗駒山(産沼からの周回コース)ツアー
今年は9月中旬になっても猛暑が続いていたので、紅葉の色づきは遅めだと予想していましたが、9月27日現在、山頂直下あたりから葉が少しずつ色づいてはきたが本格的な紅葉シーズンは10月初旬からでしょう。彩る豊かな紅葉が見れるのは気象条件が大きく左右されるので、今年は猛暑の加えて雨が降らなかったので期待するのが難しいでしょうか。それでも、山歩きって楽しいですね。
1年前に計画した紅葉の栗駒山ツアー。今年は9月中旬まで暑さが続いて、残念ながら紅葉に色づきは遅くなったようだ。雨降りの中、片道250km東北道を北上して栗駒山をめざす。ようやく、須川高原温泉登山口に着いてがガスって辺りが見えない。ルートに選択を検討した結果、沢筋であるが産沼コースから栗駒山をめざすことにしました。
大量の温泉が湧き出る源泉を通過しながら歩きはじめる。
ここから湿原帯名残ヶ原から苔花台分岐へ。
この一帯は草紅葉が色づき秋色を感じさせてくれた。
産沼コースは渡渉が何度かあるが、小雨模様だったら大丈夫と判断してにルート選択だった。
笊森コース分岐を過ぎると勾配がはじまり、振り返ると雲海の上の山並みが神秘的でうっとり😍。
雨降り時にはこんな光景も見れるんです。ここらでひと息つきましょう。
栗駒山山頂まであと20分。この辺一帯はだいぶ色づいてきているようだが、なんせこの天気じゃね。それでも山頂に着く頃には雨が上がりそうです(^_^)
雨模様の中、誰一人として会わず山頂まで\(//∇//)\
須川高原温泉から約2時間半で栗駒山山頂に到着。何と誰もいないのですよ。確かに雨模様で紅葉には早かったが、信じられない光景です。例年はこの時期は沢山の登山者で賑わっているからです。遠方からご参加いただきありがとうございます。そして、おつかれ様でした。
山頂は、こんな感じでガラーンとしていました。
ガスがきれて、東面のいわかがみ平登山口からのルートが見えてきました\\\\٩( ‘ω’ )و ////
草紅葉はちょうど色づいています(^◇^)
午後から天気が一転しましたね。たおやかな山容が優しく、やっぱり栗駒山の山歩きは楽しいです。
今回にルートは裏掛コース分岐から、左側におれて沢を下ってから産沼コースへ周回する、初めてガイドするルートです。
誰も歩いていないルートだったので、沢下りもあるのでスリリングだったでしょうか( ̄▽ ̄)
磐井川源流という、水場も見つけました。この川は一関から太平洋に流れていくのでしょうか?
もうすっかり晴れ模様🌞です。笊森コース分岐に着いたのでひと息つきましょう。産沼からの景色も最高なんですね。
午前中の天気から信じられないです♪ 青空が広がって汗ばむ下山道になりました。
ゼッタ沢の渡渉も増水せずに楽々と渡れましたね。
快調に下って来たら須川高原温泉が見えて来ました。のんびりと5時間の山歩きを楽しめたでしょうか。
須川高原温泉露天風呂で疲れを癒して、帰路に着きました。きょうは遠方からも3名ご参加いただきありがとうございました。
五感で味わう秋の景色‼︎ 日本海側に聳え立つ名峰 火打山から妙高山を縦走してきました。
2023年9月25日
2023/ 9/ 22〜24 初秋の火打山&妙高山縦走3日間ツアー (データ:歩行距離21、5km・累計標高差+2,110m−2,327m・歩行タイム14、5時間)
暑い日が続く毎日だったので、はたして山は紅葉しているのだろうかと心配になる日々でした。火打山山腹に登ると赤黄色のコントラストが広がり待ちわびた秋がやってきたようです。高谷池ヒュッテの気温は4度と、久しぶりにエアコンいらずの寒い朝を迎えました。今回のツアーは、笹ヶ峰登山口から入山し、山小屋一泊で(高谷池ヒュッテ)火打山と妙高山を縦走、燕温泉へ下山する人気コースの山旅でした。
お疲れさまでした。ツアー3日目は、快晴の中、日本百名山の妙高山南峰(2,454m)山頂に着きました。こだわると、北稜(2,446m)より高いんです。でも、表示板有無から登山者の多さでは北峰が賑わっていましたね。それではツアーの様子をお伝えいたします。
9/22 郡山を9時出発。新潟から北陸道を経て上信越自動車道を東へ。妙高高原インターから10分のところにネットで選んだ、あらきんラーメン店お薦め(高原トマトラーメン)を完食。
初日は移動時間とゆっくり観光タイム。妙高山南に位置する苗名の滝(日本の滝百選)を見学。雨模様だったせいか勢いよく大量の水流です。
明日は曇りの予報ですが、晴れといいですね🌞
昼食後、セブンイレブンに寄って、缶ビールや明日からの行動食を購入。ちょっと時間が早いが宿泊先で明日からの登山打合せ会🍺をwww。
おはようございます😃 笹ヶ峰登山口7時到着。駐車場はいっぱい🈵、さすが日本百名山火打山ですね。縦走2日間頑張ろう!
整備されて緩やかな木道を黒沢まで歩きましょう。
冷たい水が流れている黒沢で、ひと息入れたら出発です。ここからが十二曲りの急な登りとなります。
ハッカハッカしながら十二曲り登りきると、登山道真ん中に大量の椎茸?ちょっとだけ癒されました(^_^)
ごろごろして岩で歩きづらいが傾斜がゆるやかになったら富士見平に着く。ここまで順調な標準タイムかなwww。
火打山に進路をとると間もなく黒沢岳が右手に見える。オオシラビソの樹高も低くなっている。この辺りで標高2,000mを超えてますね。
黒沢岳を巻いていくと火打山が見えるはずなのに、雨模様で見ることできず残念だった。
沢山の実をつけてゴゼンタチバナ╰(*´︶`*)╯♡
トラバースを終えると湿原帯が広がっている。この日泊まる高谷池ヒュッテの三角の屋根が突然現れる。
受付を済ませて寝床を確認。建替えたばかりなのでスペースもゆったり、なんとトイレはウォシュレットv(^_^v)♪。今夜は快適に過ごせる山小屋ですね。さて、余計な荷物は置いて、火打山山頂まで往復しましょう。
高谷池ヒュッテ前にはテント場があります。火打山全景を見るのは明日にお預けです。
小雨模様になりましたが、約90分ほどで山頂です。日本百名山1座達成をめざしましょう。
池塘が点在する湿原帯「天狗の庭」。下山するころにはお天気になりますように。
夏だったらハクサンコザクラの群生が見事なんだけどね。最後の急な登りを無心に進むと、たどり着いたのが山頂でした。日本百名山火打山(標高2,462m)は以北で1番高い山です。残念ながら360度視界ゼロ\(//∇//)\ 晴れていれば北アルプスはもとより、富士山から能登半島、佐渡ヶ島まで見渡せるはずだった。翌日登る妙高山に期待しましょう。
この一帯はライチョウの生息地。やっぱり邂逅しなったか(。-_-。)
4時ごろになると一瞬だったが日差しがでてきました。よかったね🥲 明日のお天気に期待を込めて高谷池ヒュッテの山小屋ライフを楽しみましょう。とりあえずビールで乾杯、今夜の夕食はご飯を真ん中にカレーとハヤシをたっぷりかけていただきまーす。
おはようございます🌞 朝5時半の気温は5度、今年一番の寒さだそうです。8時ごろから日差しが出る予報です。高谷池分岐からしばらく登り、上越市方面が望める稜線に向かいます。
振り返ると雲海から出る山並みを望める。今日は素晴らしい登山日和になるでしょう。
前方下に黒沢池の湿原が見える。茶臼山山頂から見る妙高山はお椀を伏せたようだ。
日差しが出ると自然と笑顔になって😀きますね。
滑りやすいササ原を下ったら黒沢池ヒュッテに到着。ひと休みしてから、大倉山の外輪山を登り返す。
登りきると大倉乗越です。左に長助池、右に大正池がある深い火山原の向こうに、妙高山が立ちはだかる。ここから外輪山を巻くように下るが、悪戦苦闘の連続でなかなか進まない。
思いのほか時間がかかったが、ようやく火口原分岐に到着。この先は最大の急登が続く。標高450m登れば妙高山山頂です。
岩場もある、結構な急登だった。
背後の外輪山がしだいに低くなると、間のなく三角点のある妙高山に北峰に着く。ここまで来ると見晴らしがいいですね。
昨日登った火打山を眺めよう。ここでゆっくり休憩したかったが、最高点がある南峰まで溶岩塊の間をたどる。
左手に見えるのが火打山です。
日本百名山妙高山南峰(標高2,472m)に登頂しました。今日はパノラマ絶景でした。
目の前には威風堂々と高妻山山塊が迫ってくるような迫力です。
遠くには剱岳、立山連峰から後立山連峰が連なっていました。
ここで昼食を食べてから南峰の溶岩を下り、しばらくするとクサリ場にでる。
岩に足場が刻んであるので、それほど怖くはないでしょう。
光善寺池を過ぎると、間もなく天狗平です。分岐を左手に入ると燕温泉方面です。ジグザグに急坂を北地獄谷に向かって下ると、赤倉温泉の作業小屋があり、ここからはゆるやかな管理道路を歩く。2日間の歩行距離23km、長かった縦走もまもなく終わる。本日にお疲れ様でした。明日あたりは歩けないかもしれませんねwww😆