阿武隈山系最南端の関山には、予想どおりイワウチワが一面に咲いていました。
2022年4月20日
2022/4/10 山頂に万願寺が建つ白河藩ゆかりの山 関山(せきさん)を歩く‼︎ 安積mc月例山行を担当する
2/26福寿草を観に行ったときは北斜面には雪が残っていたが、4月中旬になるとミズナラやブナの樹林は一斉に芽吹き、山全体に早春の香りを感じる山行となりました。きょうは私が所属する山岳会の月例山行でした。

関山登山道から20分ほど登ると金明水。右手の剣を持った勇ましい不動明王の石像が建っている。その裏手に続く道を入っていくと、イワウチワの群生地が現れた。

イワウチワって、意外と見ることが出来ないんです。この群生地は見事と云うしかありません。

前回の下見どおり、関山山頂には登らず、一旦南面の表郷内松登山口まで下ります。が、立ち入り禁止の看板が?どうしようかと思ったら、登山者が登ってきた^_^ 途中で伐採をしているが大丈夫通れると言っていたので強行手段に出て予定どおりの行程を進むことにした。

山あいの集落が望む原風景がなんとも言えない。

素晴らしきかな登山道を歩く

さくら🌸も咲き始めるこの頃、関山を縦横無尽に歩きながらちょっと一休み。

一旦、歩道に出て硯石方面に向かう。道端にはオオイヌノフグリやタンポポなどなどの野草が春を感じる。

陽射しもあり、何とも穏やかな一日になりました。

硯石登山口からもう一度山頂目指して登ります( ̄∀ ̄)

万願寺の釣り鐘付近には福寿草がイメチェンで咲いていた。

山頂直下から富士山は見えると云う絶景地。ここから眺めは素晴らしいと思います。

万願寺境内に居座って昼食タイムをゆっくりと。フキノトウを採ったので今夜は蕗味噌で一杯なんて思う私でーす 笑。

下山は細尾根を一気に下るルートです。この時期は樹林が芽吹いたばかりなので展望が広がる。

鞍部入ると山野草が見られた

カタクリの花も群生している

細尾根から沢すじを歩いたら周回コースに合理する。きょうは紙地図とコンパスを持って、実際の山容をひとつひとつ確認しながら歩く地図読み講習会も兼ねていました。もちろんスマホ登山アプリも必須ですね。おつかれ様でした。
地図の読み方を基礎から学ぶ〜宇津峰を歩きながらの講習会を行いました。
2022年4月3日
2022/ 4/ 2 地図読み講習会開催する(地形図を読む基礎編から登山アプリ活用して実際に山歩きするナビゲーションスキルアップ講座) 第一部/須賀川市民の森教室に於いての座学 第二部/宇津峰山歩きから学ぶ、実地演習会。
これから地図読みを学ぼうとするみなさんに、いきなりの肩すかしで恐縮ですが、地図が読めなくたって、山には問題なく登れますよ。と、冒頭に言いながら、「地図を読む目的」「地図を読む楽しみ」についてお話し致しました。日本の主要な山は登山道も道標もよく整備されていますから、地図がなくても日本百名山を達成された人はたくさんいます。地図読みの動機付けとして「道迷いの回避」はどうも説得力が弱い、と私は考えています。しかし、地図が読めるのと読めないのとでは、山歩きの楽しみ方がまったく違うと思うからです。
まずは、地図読みに世界へ、皆さまをお待ちしております‼︎

午前中は読図の基礎をしっかりレクチャーしてから、宇津峰の山歩きのはじまりです。紙の地図に①ポイントまでコンパスで方向を定める。併せて、地図アプリ「ジオグラフィカ」を使いこなしましょう。

湿地帯に咲く早春の花、ショウジョバカマです。歩きはじめたキャンプ場上部トラバース中の登山道に群生していました。

急勾配の尾根すじを登り一休み。地図で現在地に確認、周辺の山容から地図と見比べることで地図読みに慣れてきますね。

尾根歩きから一旦下がると、そこは絶景地。雪の覆われた磐梯山から安達太良連峰が広がっていました。

宇津峰山頂にひと息、午前中の座学、そして山頂まで1時間の講習会、大変おつかれさまでした。これから昼食に入ります。

山頂から那須連峰を望みながら、地図読みの様子を撮らせてもらいました 笑。

福島空港が見える最南端の絶景地へ。山が好きという一点があれば、ご参加の皆さまはこんな感じでーす\(^^)/

間もなくスタート地点に戻ります。地図とコンパスとお友だちになれそうですか?登山のたびに、繰り返し繰り返し地図を広げて見てください。

須賀川市民の森入り口に咲いていたのは、春の風物詩と言われる、オオイヌノフグリでーす。春が近づき、陽だまりに目を運ぶとコバルトブルーの小さなお花の可愛らしさにはホッと和んでしまう。

すっかり春めいてきました。オオイヌノフグリの間からツクシンボウも見つけたり 笑。今日はお天気に恵まれてた一日でした。読図講習会ご参加いただきありがとうございます。
最後に、地図を読みこなしている人の頭の中では、自分と山がいつも3次元で位置付けられています。山という立体の表面を、自分という点が少しずつ移動している感覚です。今の状況を把握するのではなく、これから起きることを予測するのです。
この冬、再び雄国山へ‼️ ガイド仲間と雄国沼休憩舎でテントを張る。
2022年3月16日
2022/3/4〜5 雄子沢登山口から雄国沼(休憩舎泊)〜翌朝から雄国山へ。
今日も快晴の山歩きになりました。雄子沢登山口から重いザックを背負って約2時間、しっかりとトレースされているので予定どおり猫魔ヶ岳の噴火によってできたカルデラ湖(雄国沼)に到着する。今夜は湖畔に建つ雄国沼休憩舎にテントを張って飲み明かす算段である。一晩過ごすくらいの、食材、お酒は十分揃っている。

お天気に恵まれた雄国山トレッキングになりそうです。今夜は避難小屋にテントを張って飲み明かそうと企てる我々です。米袋を背負って準備万端です。

空を見上げると、澄み切った青空に白いオブジェが見える。

雄子沢コースはほとんど川沿いの冬ルートを登っていく。この辺は傾斜のあるトラバース箇所です。相方のザックは30kgありバテ気味の様子(^_^)

太陽が出て眩しい🌞あと暫くで雄国沼に到着。

雄国沼湿原沿いの雪原に出たら、視界が広がり右手に猫魔ケ岳がくっきりと見えてきた。

目の前には、外輪山や凍った雄国沼が広がる。

雪を覆った雄国沼休憩舎のバックには、雄国山稜線がきれいに見えている。

今夜は休憩舎は我々の独り占めだろうか? やっぱりそのようになりました 笑。

午後2時過ぎ、日差しもあって避難小屋は暖かい。このように各自テントを張ってます。

先ずはビールで乾杯🍺。山で飲むと旨いんですよ。摘まみは豚の黒胡椒や豚キムチとメニューがダブたりこれも愛嬌でしょうか。

飲みはじめてから2時間。陽も少しずつ沈んできました。

湯たんぽのお湯は雪を溶かして使います。

すっかり日が暮れ、我々二人だけの避難小屋。厳冬期の雄子沼湿原は幻想的でした。

おはようございます。今朝も快晴の登山日和となりました。

澄み渡る青空と白銀の世界が広がっています。


先ず、雄国山の左手にある牛殺山山頂まで一気に登ると視界が広がり、飯豊連峰が目の前に望むことができました。

眼下には金沢峠やニッコウキスゲの群生地雄国沼湿原が見下ろす絶景地です。

対峙する雄国山には一旦暗部に下って、雪庇が出ている尾根沿いを登っていきます。

20分くらいで展望台も設けられた山頂到着です。ピークからは360度パノラマが楽しめます。ここからは西吾妻から安達太良連峰を望むことが出来ました。

そして、猫魔ヶ岳で隠れて見えなかった、尖った磐梯山も威風堂々としています。

下山ルートは眼下に檜原湖を見ながら、稜線上に尾根を下る冬ルートを雄子沢登山口まで戻るコースです。

冬の雄国山は、いつ来ても悪天候で苦労した思い出ばかりだったが、今年は素晴らしいお天気に恵まれて山行となりました。