強風の中、耐え難きを耐え巻機山の頂へ!全山錦繍に染まった秋色に感動するツアーとなりました。
2024年10月25日
2024/10/22〜23 日本百名山 巻機山ツアー(新潟県・群馬県) データ: 歩行距離10、6km・累計標高差1,337m・所要時間6時間25分(休憩含)
昨年下見をしてからちょうど一年。初めての巻機山ツアーを企画しての催行でした。機織りの守り神として昔から地元の人たちに信仰された巻機山はそれに由来するもののようです。初夏の山頂エリアはなだらかな草原に池塘が点在し花々が咲き乱れるだろうと思いながらも、錦繍に染まる秋の巻機山は一段と登りたくなるくらい魅力的なのです。
今回のルートも井戸の壁から始まる明るいブナ林を通り、前巻機山経由して避難小屋から山頂部に至る巻機山で一番ポピュラーなコースです。桜坂駐車場(登山口)標高700m強から登るので、結構な日帰り登山でしょうか。
暗雲立ち込める空を見上げながらの登山開始になります。ただ今の時刻6:18、強風と雨模様が懸念される天気予報なので、午後一番には下山しようと思っています。
昨年同時期は数日前の積雪があったので、前巻機山辺りからの凍結や稜線上の積雪だったりで苦労したことを思い出してしまいましたwww。今年は打って変わり梅雨時のように湿気と暑さとの戦いの山行になるようです。
ガスっていますが、東側から群馬側の山々が見えています。いつ見ても山深い一帯ですね。
あっという間に、五合目の休憩ポイント到着です。ここからはブナ林の中を登って行きます。少しずつだけど色づく景色になってきました。
ブナ林を登りきると六合目の展望台へ。ここまで2時間経過。ここからブナ林が開け割引山、天狗岳の展望が広がります。
標高1,300m辺りから紅葉🍁が色鮮やかになっていました。昨年より数段きれいに山肌が秋色に広がっています。
高度を上げて灌木が低くなって来たころから、強風域に入っています。ヤマテン予報どおりです。腰をおろしながら風が弱まるときを待って木道を少しずつ登って行きます。
写真を撮る余裕はないのですが、色づく山肌に感動しています。
前巻機山山頂手前でだいぶ苦労して登りました。それでも予定の時刻に到着。
前方には本巻機山の頂上がたおやかな姿を見せてくれる筈なのに、ちょうど今は暴風雨で視界ゼロの様相です。
避難小屋に下りてから鞍部一帯の湿原地には池塘が点在するお花畑です。ここから150mほど登りきると巻機山山頂です。
階段状の木道を進むと突然、視界が広がって越後三山が望める稜線上に出る筈だったのだが、やはり視界ゼロと強風で休憩することさえ出来ない。
とは言っても、ここは巻機山山頂の標識があるところです。悪天候にも拘らず、登山口4時間弱での登頂でした。取り急ぎ、日本百名山一座のピークハントおめでとうございます㊗️
昼食は避難小屋でしょうと云うことで、一旦鞍部まで下ります。時より視界が広がり絶景が見渡せる((o(^∇^)o))
振り返るとガスが切れて、たおやかな稜線上の峰々の全貌を見ることができました。但し残念ながら越後三山から平ヶ岳を見ることが出来なかったことでしょうか\(//∇//)\
山頂直下にある巻幡山避難小屋は、きれいに掃除が行き届いた山小屋です。小屋泊される女性お二人もおりました。ゆっくり休憩時間をとってから10時半過ぎに下山開始です。風が弱まっているといいのですが。
先ほど強風で煽られた木道辺りはだいぶ風が弱まっておりました。
遠くは北アルプスから、火打山・妙高山などなど一望出来る絶景が広がっています。幻想的で何というか幸せ感いっぱい🈵の下山時間でしょうか(^_^)
秋の巻機山は最高でしたね(^_^)ガスって登りでは見れなかった光景が広がっています。そして別れを惜しむ中、ブナ林を通過して桜坂登山口に午前12時20分到着。帰りは、六日町温泉公衆浴場「湯らりあ」♨️に立ち寄りさっぱりして帰路に着きましたwww😝。
新潟県南魚沼にある、あの滑落遭難が絶えない「下ノ廊下」と言われる裏巻機渓谷を歩いて来ました‼️
2024年10月25日
2024/10/22〜23 日本百名山 巻機山2日間ツアー(新潟県・群馬県)
昨年下見をしてからちょうど一年。初めての巻機山ツアーを企画しての催行でした。平日だったので結果的に少人数となりましたが、私自身がもう一度行きたいという思いから実現したwww😆越後の巻機山ツアーでしたm(__)m。初日は巻機山の北西部に位置する渓谷「裏巻機渓谷歩き」です。以前から気になっていたのですが、今回のツアーに組入れてようやく来ることができました。渓谷に沿って約2、5kmの遊歩道が整備されていて、特に紅葉時には県内外から多くの人が訪れるようです。とは言っても断崖絶壁の細い道を歩く箇所や、ロープや梯子での登り下りが連続したりと決して気が抜けない「新潟の下ノ廊下」とか言われたりしていますのでご注意⚠️ください。
先ずは南魚沼市永松の「五十沢(いかざわ)キャンプ場」へ向かいます。キャンプ場入り口なある管理棟「森のきりん館」で受付を済ませ、環境保全協力金一人400円支払うと通行許可証が渡されます。ここから車に乗って10分ほど林道を登ると「みやて小屋」と駐車場があります。ここから裏巻機渓谷歩きのスタートになります。
標高600mくらいでしょうか。深い渓谷沿いを進んでいきますが、山間は紅葉にはまだ早いようですね。この一帯が秋色に染まるのは11月上旬ごろですね。
巨岩の間を水が流れている「石割沢」。滑って転ばないように歩きましょう。
雄大な山々を見上げながら岩壁沿いの細い道を進みます。
ワイヤーロープが張られているので、不安な方は掴みながら慎重に進みます。
行程:裏巻機渓谷遊歩道→石割沢→不治心得の岩→坪池沢→不動の滝までのピストン(往復距離5km・累計標高差350m・所要時間2時間)
岩壁を掘削した道もあり「黒部渓谷の下ノ廊下みたい」と言われています。でも裏巻機渓谷はしっかり整備されて歩きやすいので慎重に歩けば大丈夫ですね。
1時間も進むと分岐があり、左下方に下りると「不動の滝」渓谷まではロープと梯子を使って急坂を下っていきます。
お疲れさまでした(^_^)今日はここまでして戻りましょう。明日から巻機山登山が待っていますので。
前方には八海山のギザギザ峰は見えていますね。
裏巻機渓谷歩きはいかがでしたか。ゲート開閉はセルフですwww😆ここから40分くらいで巻機山麓にある民宿に向かいます。
今夜は、古文書にも出てくる「泉屋」さんに泊まる。清水集落は群馬県との境なり、清水峠に関所があった時代の歴史について、宿の主人が語っていました。山菜尽くしの食卓に、八海山一杯サービスです。無論、新潟の地酒とビール🍺は部屋で呑んでましたwww😆明日は5時起きで朝食後に登山口に向かう予定です。
ミズナラ、ブナ、ナナカマドと山肌を色彩豊かに染める。10月紅葉🍁の安達太良山‼︎
2024年10月20日
2024/10/19(土) 錦秋の安達太良山ツアー データ:歩行距離6km・累計標高差400m・歩行タイム4、5時間(休憩含)
高村光太郎の「智恵子抄」にも謳われた安達太良山は遠望すると穏やかだが、山頂部は火山活動跡は、岩や砂礫地で荒々しい。一方で中腹はミズナラやブナの落葉樹林が広がり、錦のような紅葉が美しい。本来なら猪苗代町沼尻からの周回コースを予定していたが、午後から天候が崩れて強風予報のため奥岳からのコースに変更してのツアーとなりました。それでも、山頂に登ってから月のクレーターのような沼の平の火口まで稜線を強風の中を頑張って歩いて来ました。(担当ガイド小板橋)
ただ今の時刻6時です。今日は安達太良山ツアーで東京と仙台からの参加者をお待ちしています。グッドタイミングの紅葉真っ盛りですが、生憎の天気予報だったのでコース選択を決めかねています。
天気予報では午後から雨模様で稜線は強風のようなので、奥岳コース(ロープウェイ利用)で山頂をめざすことを選択。標高1,350m薬師岳まで一気に標高を稼ぎます^_^
眼下に眺める山肌は落葉樹林が赤、黄色と紅葉🍁が広がっています。
安達太良山愛❤️のリピーターの皆さんです♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪ 昨年は初冠雪にため途中で断念した安達太良山です。今年こそ是が非でも山頂を踏破しましよう。
朝イチの薬師岳から雲海が見られました。午前中は雨が降らないように祈りましょうwww。
上空の雲の動きが気になりますが、青空に秋の雲とのトントラスがきれいですね。
紅葉🍁に染まって灌木の木道を仙女平分岐まで向かいます。
心配された天気もご覧のように、秋の登山日和となりました(^_^)雨を覚悟した皆さま。いい意味で期待を裏切ってくれましたね。山頂まであと僅か山歩きを楽しみましょう。
お疲れさまでした^_^ 薬師岳から2時間、予定どおり山頂に到着です。思ったより風も大丈夫なので、あの乳首w先端まで行きましょう。
お疲れさまでした\\\\٩( ‘ω’ )و ////2 二年越しで待望の安達太良山山頂に立てました。ここからの眺めは最高😀‼️ 北には蔵王連峰から吾妻連峰、南には那須の山々が一望出来る絶景地です。
もちろん、目の前には磐梯山が威風堂々と聳え立っていました。
一旦下りて昼食にしましょう。ここから10分稜線を北に進むと、荒涼とした砂礫地の火山原はある沼の平までいきます。
1,900年(明治30年)、大噴火によって沼尻鉱泉で70名に犠牲者が出たと云う暗い歴史もある火山原(沼の平」です。
強風だったのか、恐る恐る眺める皆さまですwww😆
最近出来たモニュメントかな?雨にも遭わずに12時過ぎに薬師岳ロープウェイ駅に到着です。大変お疲れさまでした。秋色の安達太良山を満喫して頂けましたでしょうか。下山後は岳温泉♨️で疲れを癒しましょう。