嘘のようなホントの話。10月中旬安達太良山に初冠雪\\\\٩( ‘ω’ )و //// まさかの希少な絶景を見ることができたツアーになりました。
2023年10月23日
2023/10/22 安達太良山沼尻コースツアー
通年より色づくのが遅かった紅葉シーズンを迎えた安達太良山です。朝晩の冷え込みが続き、いっきに登山口付近まで紅葉が下りてきたこの頃でしたが、何となんと、寒冷前線によりこの山域にも初冠雪があったのです。立山連峰にある光景が安達太良山で楽しむことができました。山頂の冠雪から中腹では紅葉、そして山麓では樹林の緑といった具合に、「三段紅葉」が一度に楽しむことができました。但し、この一帯は暴風域のため船明神山稜線で勇気ある撤退を強いられましたが。それでも、自然現象のおかげで荘厳な景色を見ることができ満足いっぱいのツアーとなりました。
今日は安達太良山沼尻コースツアーです。遠方から前泊されてご参加された方もいらっしゃいます。ちょうど紅葉が楽しみなタイミングですが、寒気が入って今年一番の寒さになりました。沼尻登山口には登山者に車でいっぱい🈵になっています。
登山口から歩いて5分ほどで、白糸の滝が見える絶景地。の筈が、ガスって何も見えない状況です。この辺りの気温は5度と寒い朝になっています。
いっきに秋めいてきた沼尻登山道です。
昨夜からの強風でたくさんの落ち葉🍂が散りばめていますね^_^
標高1200mまで登ると稜線上に出て尾根歩きが始まります。お天気だったら安達太良山から吾妻連峰、振り返ると磐梯山が見えるのに残念です\(//∇//)\
しばらく登っていくと、笹に白いものが…? 嘘、雪じゃないですか。昨夜から降った初冠雪が徐々に辺り一面を白銀の世界に変わっていくようです。
鮮やかなに染まる紅葉を見ながらの登山だった筈なのに、まさかのまさかこんな事態は想定外でしょうwww。
兎に角展望がない急勾配の悪路登山道を2時間も登っていくと一面雪景色。この先、どうなるのだろうかとスリル満点を楽しむ皆さまでーす。
枝木も雪が付いてごらんのとおりになっています。寒さを感じる体感温度のようです。
展望が開けた崖の上で一休み。この辺りから強風も気になりますね。今回は安達太良山から鉄山を経て胎内くぐりの周回コースですが、果して強風の中、馬の背の稜線を歩くことができるだろうかと。不安がよぎる。
一旦、鞍部からトラバースして岩場を登って船明神岳をめざすのだが。先行の登山者が強風のため戻ってきた。さて、我々のパーティはどう選択しようか?
やはり船明神の稜線は強風が吹き荒れているようです。ここで勇気ある撤退を決断して参加者にご理解を得る。安全登山に徹しよう。
雪が固まった岩場を慎重に降りて、ガスってる中を戻りましょう。
下山中に微かに太陽☀️の兆しで明るくなったようだ。しかし上空の雲の動きが速いですね。
少しずつだが、眼下に荘厳というに相応しい情景が次々と現れてきた(^_^)
標高を下げると裏磐梯の全貌が見えはじめてきたのでした。
山頂一帯は冠雪で、山腹は色鮮やかな紅葉が広がる絶景が目の前に飛び込んできます。
山腹の紅葉と、遠くは吾妻連峰から裏磐梯の湖群が広がっていますね。
北アルプスでは、三段紅葉と言われるように、安達太良山でも見ることができましたよ。
眼下には硫黄川源流と沼尻源泉地のある渓谷を望むことが出来ました。これから、沼尻源泉地に降りてみましょう。
荒涼とした沼尻渓谷に到着です。豊富な湯が川と混じり合い、流れる川が温泉♨️なのです。実際に足湯体験された感想はいかがだったでしょうか。
落葉樹のナナカマドやミネザクラの赤、ミネカエデのオレンジ、ミヤマナラやオオカメノキんにワインレッドの紅葉がじゅうたんのように広がる沼尻渓谷を堪能して頂きましたでしょうか。紅葉の沼尻コースツアーは来年こそリベンジしたいですね。
美しいブナの原生林と、山頂からの大展望が期待できる船形山(御所山)へ‼︎
2023年10月14日
2023/10/12 日本二百名山 船形山(1500m) 個人山行
10月に入り山の紅葉前線が下りたニュースが流れています。これから一年のうちで最も安定し、暑からず寒からずの爽やかな秋晴れが続く時期ではないでしょうか。12日青森ツアーから戻り、今週は絶好の登山日和が続く予報に心が躍り単独行を計画する。さて、どの山に行こうか?翌朝3時半に郡山を出発して東北道大和インターから、ブナ原生林の黄葉が美しいと聞いている船形山をめざそう。奥深いところに登山口があり悪路の林道を15km、アプローチは中々大変な山だった。それでも、山頂から望む広大な巨大ブナ原生林の裾野には圧倒され、大展望と山腹の黄葉には驚かされた。
大滝キャンプ場登山口まで色麻町からアプローチしたので悪路の林道を約1時間かかった。升沢から保野川林道のほうが近いと地元の方に教えて頂く。今回は色麻コースから前船形山経て山頂へ、蛇ヶ岳分岐を沢すじから升沢避難小屋、三光の宮を右手に折れ、大滝キャンプ場に戻る周回コースを選択。夏の白山以来の単独行にわくわくしています☺️
船形山は、栗駒山や蔵王連峰とともに、宮城県を代表する奥羽脊梁山脈の山であり、山名の由来といわれる船を伏せたような山容を望むことができる。山形県では、尾花沢の丹生川源流には、昔、順徳天皇が隠れ住んだという伝説が残されている。そのた「御所山」と呼ばれているそうだ。それにしても、奥深い船形山塊のブナの原生林は見事と言えるだろう。
だいぶ色づいできた標高1,000mの登山道。きれいに笹刈払いされていますね。
四季折々に美しさを見せるブナ原生林を進む
最短で登れる色麻コースだが、急勾配と大石がゴロゴロしていて歩きづらい登山道だった。それでも気温も低いので軽快に進む。
振り返ると山々が見え展望が広がってくる。左手には前船形山が見えた。先ほど、途中まで行ってきたが、誰も歩いた形跡みなく藪漕ぎが続いたので時間ロスを考え断念する。うっかり鏡ヶ池を見落してしまう\(//∇//)\
小野田コース分岐から主稜線のご来光岩まで登るといっきに展望が開ける。
なんて素晴らしい山腹だろうか😀 紅葉が美しい時期を迎えていたのだ。
もう山頂は目の前である。
日本二百名山船形山は山頂は360度の大展望台。県内の山々はもちろん、鳥海山、月山、そして仙台平野の向こうには太平洋が光っている。
山頂には陽当たりが良い避難小屋がある。先客は昨日から連泊で山を楽しいでいる。アプローチが長いのでツアーは難しいと思うが個人的には小屋泊まりしたいと思う。
下山は虵ヶ岳分岐から升沢に下る。ここからの眺めも最高だった。こんな素晴らしい船形山なのだが、たとえ平日でも登山者が少ないことが信じられない。
千畳敷分岐から沢すじを下る渡渉に繰り返しです。保野川源流域の小御沢掛けあたりは不明瞭なところが多いので要注意。悪天候の場合(増水時)には、蛇ヶ岳の尾根歩きから瓶石沢分岐に下り三光の宮に向かうといいだろう。
赤い屋根がめだつ升沢避難小屋。ここは水場があるので快適だろうな。
瓶石沢分岐に到着。ここから先は比較的安心できる登山道だった。
三光の宮のほんの少し手前を左折、大滝キャンプ場登山口に戻る。歩行距離8、5km、累計標高差640m、歩行時間3時間58分www。船形山の感想?山頂から望む展望とたおやかな山腹が染まる黄葉が印象的でしたね。
秋の八甲田大岳&岩木山をめぐる山旅の魅力は、奥深いみちのくの秘湯♨️に、飾らない素朴な料理と地酒をかわす贅沢な時間でしょうか。
2023年10月11日
2023/10/7〜9 秋の八甲田大岳&岩木山3日間ツアー「秘湯めぐり編」
温泉♨️ポイントー ロハスハイキングツアーはひと味違います。
1日目は南八甲田の自然に囲まれた青荷渓谷沿いに佇む一軒宿。4つの湯めぐりと旬の田舎料理、そして夜は静かに灯されるランプの明かりだけ。TVもなく携帯も通じない、そんな環境だからこそ楽しめる幻想的な時をお過ごしください。今夜の宿は、秘湯ランプの宿「青荷温泉」。
東北道で事故などがあり、郡山から延々と8時間かけてやってきた、青森県ランプの宿青荷温泉♨️。電気も携帯も通じない一軒宿。今夜は楽しみですね😊
離れたところの駐車場から沢に下りたところにありました。
玄関を開けると薄暗いフロア、受付もランプの灯りで記入する。
アンテックな雰囲気と佇まいの日本旅館のイメージだろうか。
私たちが通された部屋は、一旦、中庭に出て渓流の吊り橋を渡った離れでした。
すでに17時をまわっていたので、ランプの灯りが薄暗い。もちろんテレビもない。青荷温泉では、不便という名の贅沢がいっそうきわまる。あえてスローライフとは言わないが、たまにはこんな時間もいいのかなと思う。
取り急ぎ、夕食前に温泉♨️に入ろう。青荷温泉は4つの湯めぐりができる。先ずは、滝見の湯を(^_^)ちょっとぬるめだが身体も心もあったまる❤️ような気持ちになる。
こんな感じで滝の流れと清流の音を感じながらに湯めぐりです。
岩魚の塩焼き、飾らない田舎料理。昔ながらのひなびた味わい。生ビール🍺が美味しい。そして地酒も格別だった。
明日から始まる登山の前のお楽しみ、今夜はゆっくりと素敵な時間を過ごしましょう
今夜も山談義に花を咲かせましょう。
2次会も大いに盛り上がりそうですね。
早朝から温泉めぐりです。渓流にかかる吊り橋や庭園と、点在する温泉が魅力的です。
瀬音を間近に聴きながら。自然と一体になる名物露天風呂。混浴ながら、女性専用タイムもありました。
清々しい総青森ヒバ造りのお湯。健六の湯は適度な温度で心ゆくまで長期運転に疲れを癒せました。
秋の風情🍂 こんな遊び心もいいですね。
襖全体に、迫力があるねぶた祭りの絵が強烈でした。ゆっくりと朝食をいただき、八甲田登山口に向かいましょう。
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2日目の宿泊は奥深い秘湯中の秘湯嶽温泉です。ここは弘前岩木山の南麓に湯煙を上げる温泉地。獄温泉特有の濃厚な白い濁り湯を、青森ヒバの浴槽でじっくり登山の疲れを癒してください。たった6軒のこぢんまりした宿がある温泉街です。
岩木山麓にある嶽温泉にやって来ました。昨年秋の全国ニュースで温泉が枯れたのではと話題になった昔からの温泉地です。
今夜のお世話になるのは嶽温泉の小島旅館です。
今日は八甲田大岳を登って、明朝から岩木山を目指します。お疲れ乾杯でーすz٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
マエタケが食卓を賑わすwww。土瓶蒸しからマエタケご飯まで。
カズエさん、ヤスコさん、千葉からお越し頂きありがとうございます😊
嶽温泉♨️小島旅館のお風呂は一箇所ですが、硫黄泉で滑らかな温質が最高ですね。
檜が香る乳白色の温泉♨️はちょうど良いお湯加減でした⭕️ 岩木山登山後も小島旅館さんでお風呂をお世話になりました。今回のロハスハイキングみちのくツアーは、ゆるい登山と秘湯温泉♨️にこだわった山旅でした。