女峰山麓に現れる氷瀑と氷の世界‼︎ 日光雲竜渓谷ツアーは今年も実現出来ました。
2023年2月10日
2023/2/5 日光雲竜渓谷ツアー (データ:歩行距離12km・約4、5時間、累計標高差610m)
2011年に「山と溪谷」で紹介されてから、近年訪れる人が増えている厳冬期限定の人気スポットになっています。ここは栃木県日光市に位置する女峰山雲竜渓谷の最終地にできる巨大な氷瀑や氷柱です。氷の神殿といわれる神秘的な光景には驚くばかりです。そんな雲竜渓谷ツアーは今年も実現しました。
ツアースタート。雲竜渓谷は日光連山の麓にある風光明媚な渓谷です。今年はコロナ禍も落ち着いたのか沢山の車が山道脇に停まっていたのでだいぶ手前から歩き出しました。しばらくは雪がありません。
破防ダムを越えて河原を横断します。青空が広がって女峰山が望むことが出来ました(^◇^)
太陽が眩しいくらいのお天気になりましたね。なだらかな登りの渓谷沿いを約6km進むと核心の氷の世界に到着でーす。
ここから、アイゼンとヘルメットを装置して、迫力ある氷爆、一面に広がる氷の世界をお楽しみください。
奥日光の秘境、人知れず凍りつく湧水の作り出す幻想的な氷の世界をご案内します。
ご参加いただいた皆様はスケール感に一喜一憂されながら見ることでしょう。一番最初にご参加希望されて、山形のSさんが体調崩して不参加されたことが残念です。
幅100mの氷壁や高さ10m以上の氷柱など、渓谷が作り出す氷の造形美はとてもダイナミックで誰もが圧倒されること間違いありません。
穏やかな一日になりましたので、昼食も壮大な氷の世界を観ながらゆっくりといただきました。
大自然が創り出す造形美が美しすぎると思いませんか^_^ いつ訪れても感動のひと言です。
安全を考慮して最終の滝までは登らず見上げながら楽しんで頂きました。
今季の雲竜渓谷と雲竜瀑の氷瀑は、暖かい日が多かったため氷の落下が蓄積し、下側の厚みはあるが中間から上は先細りかな。全体的に凍って美しかった
何度も渡渉がありますが、何とか渡りました。気温が上がれば氷が解けて大変かもしれませんね。
おかげさまで最高のお天気になりました。東北地方の氷瀑とのスケール感の違いを実感しながら楽しんで頂いたでしょうか。最後は東照温泉♨️にゆっくり時間をとって帰路に着きました。ご参加いただきありがとうございます^_^
北アルプス 極寒の西穂高独標山頂をめざす‼️ あこがれの峰を踏むことが出来ました\(^-^)/
2023年2月1日
2023/1/28〜30 冬の西穂独標ツアー (データ:歩行距離6、9km、歩行時間延8時間、累計標高差+778m-778m)
2023年冬、極寒の北アルプス穂高をめざそう‼︎ と、ロハスハイキング西穂高独標ツアーを企画しました。そんなことでなんとか実現したツアーでした。しかし1月下旬から日本列島を襲う未曾有の大寒波には催行当日まで悩まされて一喜一憂の日々だったが、最後は予定どおり催行を決断し参加者の皆さんに最終メールを差し上げた次第です。今年最初の遠征ツアーが無事に終えますように。そして岩と雪が垣間見れる標高2700mの白銀の世界を大いに楽しみましょう。
渋滞もあり、郡山から約6、5時間かかり岐阜県新穂高温泉ロープウェイ🚡に到着。そこからロープウェイを乗り継ぎ、2056mの世界です
ロープウェイにスピードの速さにはいつもながら驚く。残念ながら対峙する笠ヶ岳を望むことは出来なかった。それでも運休でなくて本当によかった
山頂駅から歩きはじめると、そこは白銀の世界だった。幸いにもトレースが有りアイゼンを装着して西穂山荘をめざす。時間は既に14時を過ぎていた。
しばらくはアップダウンの連続だったので、慣れないアイゼンで大変かな
でも、余裕に笑顔と元気な会話が響いてくる。今回は大森ガイドがトップを担当しているので、最終を歩いている私です 笑
最後の急勾配を登りはじめた頃から風もあり気温が下がり寒くなったころ、予定どおりに1時間半くらいで西穂山荘に到着する。
お楽しみの山小屋ライフタイムでーす♪ 食前食後はお決まりの宴会ムード 笑。最後は赤ワインで大盛り上がりになりましたとさ^_^ 夕ごはんもハンバーグが美味しかったですね
そして朝を迎えました(^ν^)なんと青空が広がっている。北東には焼岳から六百山(夕べの部屋の名称でした笑)が見えてきたー
この時期的にはラッキーというしかないだろう。正に寒波をすり抜ける間一髪のひと時だろうか
齋藤さん、きょうも頑張りましょう(^ν^)
西穂山荘の名物ダルマと一緒にポーズ。私自身唯一の写真でした\(//∇//)\ 山頂でも撮りたかった 笑
西穂山荘をスタートして振り返ると、素晴らしい絶景が広がっていましたよ
昨夜の積雪はあったが丸山までは風も弱く順調に進んでいます
稜線上に出ると少しずつ強風域になってきました
先ずは一段階、丸山山頂にたどり着いた皆さんでーす
薄っすらと西穂高からピラミッドピーク、そして目指す独標が見えてきましたね。やっぱり厳しいかもと思いながら決意新たにして頑張りましょう♪
独標手前で、ストックからピッケルに替えて慎重に登り始める。この付近は強風もさることながら気温が氷点下18℃に下がり手袋を取って写真を撮る余裕はない
山頂直下約250m辺りから凍結した鎖場の岩稜を登り切って山頂でーす(^O^)/
皆さま、穂高独標山頂到達おめでとう🎉 残念ながら自分の画像は撮れませんでした\(//∇//)\
下山はあっという間だったが、緊張する場面もあり慎重に丸山まで下りる。右手には笠ケ岳や抜戸岳が薄っすらと望む
左手の眼下には梓川と上高地が麓に広がっている。この後は西穂山荘に寄って特性飛騨ラーメンを食べてから下ろう
あと少しでロープウェイ駅だ。この周辺は沢山のアジアの観光客が訪れていました
振り返ると雪に覆われた穂高連峰が一望出来る展望台だった
独標までの距離と時間はあっという間だったが、極寒の冬山登山は困難であったことは確かで達成感と満足度はあったようです。ほんとうにお疲れさまでした
下山後は飛騨温泉峡でゆったりと温泉に入ってから新年顔合わせが待っています。車のビール、純米酒は冷えてるかな^_^
裏磐梯の大パノラマを満喫する、白銀のスノーハイキングの魅力‼︎
2023年1月19日
2023/ 1/16 冬限定の奇跡の氷瀑・イエローフォール下見ガイド
裏磐梯火口源のスノーシュートトレッキングは、裏磐梯スキー場から始まりイエローフォールをめざします。澄みきった空気の中を雪景色を楽しみながら雪原を歩きます。樹木観察やバードウォッチング、時には転がったり楽しい雪上体験!ウサギやキツネの足跡を追いかけたり、運が良ければ野生の動物たちと出会うこともありますよ。
裏磐梯スキー場からリフトを乗り継ぐとここからは壮大な景色が一望できる。
スノーシューを装着してから樹林帯を通って銅沼に向かう。月曜日だったのでほぼ貸し切り状態の裏磐梯です
スキー場からイエローフォールまで約2km・40分の行程を歩く。樹林帯を過ぎると雪を覆う磐梯山が見えてくる。
凛とした空気感と静寂な雰囲気が日常を忘れさせてくれる。お天気が心配されたが風もなく展望もある。
右手には立ち上がる噴煙と垂直にそそり立つ火口壁を見ることができた。
凍りついた銅沼を通過して、少しずつ登りながら天狗岩方向に進んでいく。トレースもあり雪も締まって歩きやすい。
イエローフォール到着です。一昨日の雨で磐梯山の爆裂火口にできる、凍りついた黄色い氷瀑とはいかなかった。
視察の皆さんには残念だが、今回氷瀑イエローフォールは観ることができず幻となる。
しかし、ジオパークに指定された裏磐梯エリアの素晴らしい景観は堪能していただけだろうか。
イエローフォールまで約3時間の行程だったが、磐梯山が今も活きていることを肌で感じることが出来たようですね。