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美しいブナの原生林と、山頂からの大展望が期待できる船形山(御所山)へ‼︎

2023/10/12  日本二百名山 船形山(1500m) 個人山行

10月に入り山の紅葉前線が下りたニュースが流れています。これから一年のうちで最も安定し、暑からず寒からずの爽やかな秋晴れが続く時期ではないでしょうか。12日青森ツアーから戻り、今週は絶好の登山日和が続く予報に心が躍り単独行を計画する。さて、どの山に行こうか?翌朝3時半に郡山を出発して東北道大和インターから、ブナ原生林の黄葉が美しいと聞いている船形山をめざそう。奥深いところに登山口があり悪路の林道を15km、アプローチは中々大変な山だった。それでも、山頂から望む広大な巨大ブナ原生林の裾野には圧倒され、大展望と山腹の黄葉には驚かされた。

大滝キャンプ場登山口まで色麻町からアプローチしたので悪路の林道を約1時間かかった。升沢から保野川林道のほうが近いと地元の方に教えて頂く。今回は色麻コースから前船形山経て山頂へ、蛇ヶ岳分岐を沢すじから升沢避難小屋、三光の宮を右手に折れ、大滝キャンプ場に戻る周回コースを選択。夏の白山以来の単独行にわくわくしています☺️

船形山は、栗駒山や蔵王連峰とともに、宮城県を代表する奥羽脊梁山脈の山であり、山名の由来といわれる船を伏せたような山容を望むことができる。山形県では、尾花沢の丹生川源流には、昔、順徳天皇が隠れ住んだという伝説が残されている。そのた「御所山」と呼ばれているそうだ。それにしても、奥深い船形山塊のブナの原生林は見事と言えるだろう。

だいぶ色づいできた標高1,000mの登山道。きれいに笹刈払いされていますね。

四季折々に美しさを見せるブナ原生林を進む

最短で登れる色麻コースだが、急勾配と大石がゴロゴロしていて歩きづらい登山道だった。それでも気温も低いので軽快に進む。

振り返ると山々が見え展望が広がってくる。左手には前船形山が見えた。先ほど、途中まで行ってきたが、誰も歩いた形跡みなく藪漕ぎが続いたので時間ロスを考え断念する。うっかり鏡ヶ池を見落してしまう\(//∇//)\

小野田コース分岐から主稜線のご来光岩まで登るといっきに展望が開ける。

なんて素晴らしい山腹だろうか😀 紅葉が美しい時期を迎えていたのだ。

もう山頂は目の前である。

日本二百名山船形山は山頂は360度の大展望台。県内の山々はもちろん、鳥海山、月山、そして仙台平野の向こうには太平洋が光っている。

山頂には陽当たりが良い避難小屋がある。先客は昨日から連泊で山を楽しいでいる。アプローチが長いのでツアーは難しいと思うが個人的には小屋泊まりしたいと思う。

下山は虵ヶ岳分岐から升沢に下る。ここからの眺めも最高だった。こんな素晴らしい船形山なのだが、たとえ平日でも登山者が少ないことが信じられない。

千畳敷分岐から沢すじを下る渡渉に繰り返しです。保野川源流域の小御沢掛けあたりは不明瞭なところが多いので要注意。悪天候の場合(増水時)には、蛇ヶ岳の尾根歩きから瓶石沢分岐に下り三光の宮に向かうといいだろう。

赤い屋根がめだつ升沢避難小屋。ここは水場があるので快適だろうな。

瓶石沢分岐に到着。ここから先は比較的安心できる登山道だった。

三光の宮のほんの少し手前を左折、大滝キャンプ場登山口に戻る。歩行距離8、5km、累計標高差640m、歩行時間3時間58分www。船形山の感想?山頂から望む展望とたおやかな山腹が染まる黄葉が印象的でしたね。

 

 

秋の八甲田大岳&岩木山をめぐる山旅の魅力は、奥深いみちのくの秘湯♨️に、飾らない素朴な料理と地酒をかわす贅沢な時間でしょうか。

2023/10/7〜9   秋の八甲田大岳&岩木山3日間ツアー「秘湯めぐり編」

温泉♨️ポイントー ロハスハイキングツアーはひと味違います。

1日目は南八甲田の自然に囲まれた青荷渓谷沿いに佇む一軒宿。4つの湯めぐりと旬の田舎料理、そして夜は静かに灯されるランプの明かりだけ。TVもなく携帯も通じない、そんな環境だからこそ楽しめる幻想的な時をお過ごしください。今夜の宿は、秘湯ランプの宿「青荷温泉」。

東北道で事故などがあり、郡山から延々と8時間かけてやってきた、青森県ランプの宿青荷温泉♨️。電気も携帯も通じない一軒宿。今夜は楽しみですね😊

離れたところの駐車場から沢に下りたところにありました。

玄関を開けると薄暗いフロア、受付もランプの灯りで記入する。

アンテックな雰囲気と佇まいの日本旅館のイメージだろうか。

私たちが通された部屋は、一旦、中庭に出て渓流の吊り橋を渡った離れでした。

すでに17時をまわっていたので、ランプの灯りが薄暗い。もちろんテレビもない。青荷温泉では、不便という名の贅沢がいっそうきわまる。あえてスローライフとは言わないが、たまにはこんな時間もいいのかなと思う。

取り急ぎ、夕食前に温泉♨️に入ろう。青荷温泉は4つの湯めぐりができる。先ずは、滝見の湯を(^_^)ちょっとぬるめだが身体も心もあったまる❤️ような気持ちになる。

こんな感じで滝の流れと清流の音を感じながらに湯めぐりです。

岩魚の塩焼き、飾らない田舎料理。昔ながらのひなびた味わい。生ビール🍺が美味しい。そして地酒も格別だった。

明日から始まる登山の前のお楽しみ、今夜はゆっくりと素敵な時間を過ごしましょう

今夜も山談義に花を咲かせましょう。

2次会も大いに盛り上がりそうですね。

早朝から温泉めぐりです。渓流にかかる吊り橋や庭園と、点在する温泉が魅力的です。

瀬音を間近に聴きながら。自然と一体になる名物露天風呂。混浴ながら、女性専用タイムもありました。

清々しい総青森ヒバ造りのお湯。健六の湯は適度な温度で心ゆくまで長期運転に疲れを癒せました。

秋の風情🍂 こんな遊び心もいいですね。

襖全体に、迫力があるねぶた祭りの絵が強烈でした。ゆっくりと朝食をいただき、八甲田登山口に向かいましょう。

…………………………………………………………………………

2日目の宿泊は奥深い秘湯中の秘湯嶽温泉です。ここは弘前岩木山の南麓に湯煙を上げる温泉地。獄温泉特有の濃厚な白い濁り湯を、青森ヒバの浴槽でじっくり登山の疲れを癒してください。たった6軒のこぢんまりした宿がある温泉街です。

岩木山麓にある嶽温泉にやって来ました。昨年秋の全国ニュースで温泉が枯れたのではと話題になった昔からの温泉地です。

今夜のお世話になるのは嶽温泉の小島旅館です。

今日は八甲田大岳を登って、明朝から岩木山を目指します。お疲れ乾杯でーすz٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

マエタケが食卓を賑わすwww。土瓶蒸しからマエタケご飯まで。

カズエさん、ヤスコさん、千葉からお越し頂きありがとうございます😊

嶽温泉♨️小島旅館のお風呂は一箇所ですが、硫黄泉で滑らかな温質が最高ですね。

檜が香る乳白色の温泉♨️はちょうど良いお湯加減でした⭕️  岩木山登山後も小島旅館さんでお風呂をお世話になりました。今回のロハスハイキングみちのくツアーは、ゆるい登山と秘湯温泉♨️にこだわった山旅でした。

 

秋の八甲田大岳&岩木山ツアー‼️ 今年は9月中旬まで暑さが続いたので、美しい紅葉が見れたでしょうか‼︎

2023/10/7〜9  秋の八甲田大岳・岩木山3日間ツアー

全国的にも早い時期から紅葉を楽しめる青森県の八甲田山は、例年10月中旬頃には紅葉のピークを迎えます。旅先の青荷温泉で「今年の紅葉は?」「まだ早いかも知れませんね」そんな会話にチョピリ不安。私たちは東北道を500km延々走らせて日本有数の紅葉スポットである日本百名山の八甲田を見に来たのだから…。八甲田の広大な大自然が織りなす紅葉はまさに自然のなせる技であり訪れる人々を魅了するに等しい。八甲田山麓にある毛無岱の紅葉は紛れもなく誰もが口をそろえて賞賛するように、八甲田一番の紅葉スポットでした。

前泊地青荷温泉から30分ほどで、八甲田大岳登山の起点酸ヶ湯に到着。今日は地獄湯ノ沢源頭部を横断し火山性ガスが噴出する箇所から、湿原が広がる仙人岱コースから山頂をめざします。

緩やかな登山道ではあったが、泥だらけの悪路には悪戦苦闘の皆さんでしたね。この一帯は、火山性ガス(硫化水素)の発生地で樹林が枯れ異様な風景になっています。

苔むしに赤い花が咲いているようです^ – ^

樹林帯の中を越えていくと、少しずつ色づいた葉や展望が広がって来ました。

向こうに見えるのは南八甲田山の峰々でしょうか。

高度を上げていくと山腹一面が色づいて来ましたよ。

この一帯から地獄湯ノ沢に入っていきます。八甲田は火山の山だと改めて感じさせられる風景です。

10月連休だったので登山者で賑わっています。ここらで休憩しましょう。

八甲田の火山はまだ生きています\(//∇//)\

地獄湯ノ沢の渡渉を繰り返しながら、仙人岱まで登りましょう。そろそろ右手を仰ぐと八甲田大岳が見えてきますよ。

6月ごろだったらお花畑がきれいな、仙人岱の湿原に出ました。正面には小岳が見えています。この先を右手に進むと以前泊まった避難小屋がありますよ。

今日はお天気に恵まれてほんとうに嬉しいです。これもトモベーさんの神通力が功を奏しているのかなwww😂

予定通りのスケジュールで小岳分岐に到着。皆さん、足元も軽く順調順調でーす。

ここから八甲田大岳まで標高差200mを頑張って登りましょう。

高度を上げていくと、たおやかな山並みとオオシラビソの緑と色づいた紅葉のコントラストが見事に調和されていますね。

南八甲田連峰の山々(櫛ヶ峰、駒ヶ峰、猿倉岳)の広大さがひときわ際立っているようでーす。

そんなこと言っているうちに山頂直下、さらにひと登りで八甲田最高峰の大岳(1585m)山頂になります。

日本百名山八甲田大岳に到着です。ほんとうにお疲れさまでした。東は噴火口越しに小岳、高田大岳、雛岳が、西に聳え立つ岩木山は雲がかかっていますね。南に南八甲田の山並みなどの展望が得られます。

遠く眼下には、紅葉の湿原帯上毛無岱が見えてきますよ。

展望を楽しんだら、北の井戸岳へ向かって火山灰の登山道を下りると鞍部になります。

西に伸びる道を下って、オオシラビソ林を抜けると宮様分岐。ここからは木道を滑らないように注意しながら歩きましょう。

広大な上毛無岱から下毛無岱の絶景が見渡せる、最高のルートでしょうか\\\\٩( ‘ω’ )و ////

笑顔が似合う、ちーちゃんはガイドの後ろをキープしているので、いい写真撮れたねwww。

上・下の毛無岱を結ぶ木造階段が新しくなりました。これで安全に行き来できるでしょう(^_^)

さて、ひと休みしてから草紅葉の毛無岱を堪能しましょうか。先頭を歩く、あゆみさん、百名山達成おめでとう㊗️

下毛無岱の湿原帯は紅葉と点在する池塘群などが素晴らしいの一言です。正面には明日登る岩木山がようやく見えはじめました。

木道を進んで樹林帯に入り、下っていくと視界が開けると湯坂で酸ヶ湯温泉が足元にありました。最高峰の大岳へ登り、仙人岱や毛無岱の高層湿原をめぐる山旅は如何だったでしょうか。次回は花のシーズンもお勧めいたします。

八甲田大岳登山後、弘前の岩木山に向けて出発します。今夜の宿は嶽温泉♨️でーす。

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そして、翌日は、日本百名山のひとつに数えられ、富士山に似ていることから「津軽富士」とも呼ばれる岩木山。津軽平野に裾野を広げるように佇んでおり、標高1,625メートルと青森県内で一番高いため、周辺地域からはどこからでもその姿を眺められます。沢山の登山者で渋滞気味だったが、山頂からは360度パノラマ絶景が待っていました。日本海や北海道から世界遺産の白神山地、八甲田山全貌を見渡せる快晴のまさに登山日和となりました。

前日になりますが、岩木山神社⛩️参拝して、登山の無事を祈りました。

翌朝、8合目まで登れるスカイラインは8時開通です。岩木山は、どの位置から眺めても視野を広く取り、まさに津軽の盟主にふさわしい風格ですね。

    20分くらいでスカイライン終点に到着。ここからは日本海が望むことができる大絶景地でした。ここから決して、リフトに乗ることなく登山開始でーすwww。

初参加のきみえさま。晴女と一緒で良かったね。今日は全国的に雨模様のお天気ですが、ここだけは絶好の登山日和でした。

かずえさま、お疲れさまでした。しっかり鍛えて頑張っていましたね。

千葉に仲良く3人組やすこさん、岩木山登頂おめでとうございます㊗️ これから苦手な岩場の下りが待ってるよwww。

岩木山神社奥社のある岩木山です。

展望は素晴らしく、八甲田、白神山地、八幡平、岩手山、秋田駒ヶ岳、鳥海山までもが一望できました。

北海道が見える岩木山登頂から記念のワンショット。皆さんの笑顔が嬉しいです。

山行時間3時間。お疲れさまでした。これから嶽温泉でひとっ風呂入って帰還しましょう。りんごのお土産も忘れないでくださいね。

 

 

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