北アルプス裏銀座縦走5日間の山旅パートⅡ ‼️ぜひ ご一読くださいね(^_^)
2022年9月19日
2022/ 9/7〜11 北アルプス裏銀座縦走ツアー (データ:歩行距離延39、6km、累計標高差+3,686m−4,117m、所要時間1日平均7時間)
昨年の表銀座縦走から一年が過ぎ、今年は裏銀座縦走コースに挑んだ。水晶岳、鷲羽岳山頂をめざすのは無論のことだが
参加者全員が無事に縦走出来るように安全登山を徹底した。このルートはコロナ禍により山小屋もすべて予約が必要になり、悪天候が続いたら登山者にとっては益々ハードルが高くなり長い距離を歩かなければならない縦走路でもある。台風11号が去って好天かと思いきや、ツアーも前半は雨模様のスタートとなる。それでも雨上がりの景色は幻想的でより感動的な山行が続いたようだ。水晶岳に辿り着いたのは郡山市を経ってから3日後の午後だった。そして翌朝は鷲羽岳山頂に立つ。ここからは槍ヶ岳を中心に北アルプスの山々が見渡せる絶景地でもある。飛騨山脈中央部にどっしりと構える水晶岳(黒岳)は見る者に重厚な印象を与え、かつ容易に近づくことを許さないかのような気品を漂わせているようだ。そして、鷲羽岳は羽を広げて今まさに羽ばたこうとする鷹の姿のような山容だった。黒部川源流に座す風格と威風堂々としていた。おかげさまで4日目からは、絶景の稜線歩きとなりました。
9/10(土) 4日目: 山小屋6時出発。めざすは正面に見える鷲羽岳。左手に穂高の峰々から槍ヶ岳を見ながら、右手には黒部五郎岳、振り返ると薬師岳、水晶岳、眼下には秘境雲の平高層湿原帯が広がっていく。なんて贅沢な山歩きなんだろうか。きょうは一日晴れ模様で秋空が広がり絶好の稜線歩きとなりそうです。
朝日を浴びる水晶小屋でーす。燕岳から大天井岳、西岳、もちろん槍ヶ岳が…。ようやく神さまは我々を見放さなかったようです(^_^)
早朝5時ごろでしょうか。幻想的ですね。
きょうは鷲羽岳から三俣蓮華岳、双六岳を登って双六小屋までの行程になります。一日よろしくお願いします。
これから登り鷲羽岳と後ろには存在感のある笠ヶ岳が聳え立っていますね。
岩場をアップダウンしながら待望の峰鷲羽岳山頂をめざす。
出発してから緩斜面をトラバースしながらワリモ乗越へ。ワリモ岳の急斜面を登り終えると、荒々しい鷲羽岳が見えてきた。
ザレ場は勾配があるとハッカハッカ 笑。ワリモ岳を越えてようやく鷲羽が近づいて来ましたよ。
昨日は水晶岳、そして翌朝には鷲羽岳に登頂出来ました\\\\٩( ‘ω’ )و //// 皆さま、おめでとうございます㊗️
きょうは遮るものは何もありません。360度パノラマの世界を満喫してます。
鷲羽岳を下っていくと三俣山荘が見えて来ました。標高差300mくら位あるので、岩場を慎重に約1時間かかりそうですね。一昨年の裏銀座周回コースでは悪天候のため鷲羽岳を断念し三俣山荘で暖をとり、黒部源流を必死に渡り雲の平小屋までエスケープしたのを思い出してしましました。
伊藤新道分岐です。ここから湯俣のルートがあるのですが、一般的に登山者は利用していません。
お待たせしました。三俣山荘です。ここで大休憩しましょう。
お天気次第では巻道ルートを双六小屋に向かうことも想定していましたが、三俣蓮華岳から丸山、そして双六岳を選択いたします(^_^)
この分岐点から15分くらいで三俣蓮華岳山頂でーす。ここから下ったら近道ですが、頑張りましょう。
黒部川源流分岐を過ぎてから登りが続きます。今10時ごろかな、ちょうど疲れてくる時間帯ですね。
三俣蓮華岳山頂に着いたときは強風と雲が出てきました。残念でーす。
一旦鞍部に出て丸山を越えたら、槍ヶ岳をはじめ穂高連峰の展望台といわれる、双六岳山頂になります。
一瞬のガスも切れて鷲羽岳がくっきりと見えています。眼下には巻道を歩く登山者がたくさんおります。
人気の双六岳山頂到着でーす(^_^)
昨日から登った峰々を振り返りながら、展望のよい山頂でゆっくりと楽しみました。槍の穂が雲にかかっているのが残念だが、途中で十分眺めてきたので満足かな。
槍ヶ岳や穂高連峰を見ながのパノラマを楽しみながらゆっくりと双六小屋に下りる。
ここから10分くらいで双六小屋ですが、これほど沢山案内が書いてある分岐点は珍しいと感心。東北じゃ考えられない 笑。
きょうもお疲れさまでした。水晶小屋から7時間で予定の行程を無事に登ることが出来ました。皆さん、ありがとうございました😊
受付けが済んだら、さっそく生ビールとおでん(^_^)最高の美味しいでしょうね。
夕食まで時間もあるので、つい日本酒まで頂いてしまいました(^ω^)双六小屋は個室になっていて大満足の最後の山小屋となりました。明日は新穂高温泉に下山します。
変わった雲のオブジェ( ◠‿◠ )最高の1日に乾杯が続きます。
9/11(日) 5日目: きょうは裏銀座縦走ツアー最終日になりました。あっという間の日々だったような気がします。双六小屋から弓折岳方面になだらかな道を進む。やがて稜線上となる道は槍ヶ岳から穂高連峰が一望できる絶景の山歩きとなる。分岐から眼下に見える鏡平へ下る。鏡平山荘から僅かに進むと、槍ヶ岳や穂高連峰を映す鏡池がある。そして、いよいよ下りが始まる。灌木帯とガレ場を交互に進み、沢の冷たい水が飲める絶好の休息ポイントで暑さを凌ぐことができました。わさび平で冷やされたトマトを食べ一服したら、小一時間で新穂高温泉到着です。温泉で5日間の疲れを癒し、かき揚げ蕎麦を食べてから延々と長い高速道が一路郡山に向けて出発でーす。ご参加の皆さん、お世話になりました。ありがとうございます😊
朝イチの朝食を済ませて、6時に双六山荘を出る。山荘の裏の双六岳は朝日を浴びて真っ赤にめ見えていましたね。キャンプ場を越してしばらくアップダウンを繰り返しながら弓折方面に向かいます。
やがて稜線上に出ると槍ヶ岳から穂高連峰の稜線がきれいに見えています。大キレットも、そしてジャンダルムから西穂高まで、素晴らしい眺めに一同感動でしたね🥲
ここは弓折乗越分岐点。弓折岳を越え進むと笠ケ岳が待っているんだよ(^_^)笠新道から登るには勾配は大変だから鏡平山荘に一泊して行きたいですね。
懐かしいの鏡平山荘に到着です。何故かと云うと、30年ぐらい前に仮登山靴が合わなくて槍ヶ岳登頂を鏡平で断念した苦い思い出があるんです\(//∇//)\
その時は鏡池から見る山々を見る余裕がなかったような気がします。ここから望む槍ヶ岳は素晴らしい風景ですね。
お天気というか日差しが強く汗ばむ急勾配をどんどん下りていきます。
小池新道を過ぎると林道歩きが始まります。ここまで来ればひと安心ですね😮💨
しばらく進むと、わさび平小屋に到着しました。冷たくて美味しかったトマトでしたが画像は残してありません。新穂高温泉登山口から回送した、マイカーにて露天風呂のみの温泉♨️をめざしました。長らくお付き合い頂きありがとうございます。これにて裏銀座縦走ツアーの報告と致します。