いつも違う表情がある紅葉の安達太良連峰(沼尻周回ルート)をめざす‼︎
2021年10月13日
2021/10/11 秋に安達太良山沼尻周回コースツアー (データ:歩行距離11km 累計標高差778m)
猪苗代町沼尻側から船明神山を経て登る周回コースを紅葉の時期に変更して催行する。山天気では強風の予報だったが、案の定稜線上は強風が吹き荒れていました。何とか無事に牛の背、馬の背を通過して何とか鉄山避難小屋に到着し一安心。このコースは文字通り、沼尻渓谷をぐるっと回って”胎内くぐり”を終えて急斜面一気に沢まで下ります。ところで皆さま、日頃の禊を済ませたんでしょうか 笑。全体的にはどこからも磐梯山から吾妻連峰などが見渡せる稜線歩きが最後まで続いた魅力的なコースだったようでーす。最後に、強風の中の稜線歩きは厳しかったし危険だと感じるツアーとなりました ちょっと反省です。
関東圏や県内各地からご参加頂いた6名の皆さま、よろしくお願いします。
この辺り標高1300m、だいぶ紅葉が良いですね。
沼尻登山口から20分。白糸の滝から、吾妻連峰、磐梯山が見える展望台です。
磐梯山が
沼尻温泉の源泉が混じった白糸の滝です。
障子ヶ岩方面の紅葉真っ盛りの山容は素晴らしい。
沼尻渓谷の源泉地を覗いてみると、硫黄臭と源泉から湯が溢れて様子が窺える。私達はここから急斜面を登っていく。
振り返ると遥かに磐梯山全景が見えていた。
悪路の急登で高度を稼いでいくと、火山源に沼の平が見え始める。
安達太良連峰沼の平稜線も見える。
一気に急登を登り続けて汗が絞られる暑さ。これって今何月?でも休むと寒さが染みる。
絶景地で一休み(^_^)
船明神山方面へは軽いアップダウンが続くが気持ちいい尾根歩きだった。
船明神山手前の鞍部には.赤留川源頭の池?があります。
荒涼とした細尾根を主稜線に向かう。
安達太良連峰主稜線に入ってからは、沼の平から吹き上げる強風でスマホ使えない(//∇//) 唯一のワンショットでーす。
安達太良山の北側に位置する鉄山山頂から見る雄大な景色です。
登山口から3時間15分。よくぞここまで。大休憩箇所の鉄山避難小屋に到着です。
葉が落ちたナナカマドが秋の風情を引き立ててくれます^_^
雄大な山並みを見ながら穏やかな下降が続きます。
胎内岩くぐりを終えてから一気に下り、難解な砂礫もクリアして澤にでました。ちょっと一休みしてまーす(=^ェ^=)
沼尻渓谷沿を下りながら、源泉に向かってます。
沼尻源泉のお湯の量は日本一を誇っているんです〜。帰りに日帰り温泉♨️は、ここから流れてくる中ノ沢温泉で疲れを癒しましょう。
源泉地を見学して帰りましょう。ここでは、澤水と源泉から流れ出た温泉と合流して、野性味溢れる野天風呂体験も出来ます。次回はそんなツアーの魅力的でしょうか。
沼尻渓谷に紅葉を楽しんで下山に着きます。
間近に見れた岩壁の紅葉と白糸の滝でした。
きょうは安達太良山に登るのが初めてだった方もおり、体力的に大丈夫かなと心配もありました。しかし、まったく問題ありませんでした。こんなキッカケで登山は苦しいけど、山頂を極めたら達成感と充実感でいっぱいだったと感じて頂けたら幸いです。本当におつかれさまでした。ご参加いただきありがとうございました。
最後に、先ほど見た沼尻鉱黄鉱泉跡地は、かって猪苗代町の人々の生活と産業を支えた歴史に中心であったのです。沼尻鉱黄鉱山は、安達太良山麓(猪苗代からは沼尻山と呼ばれていました) 標高1300mに位置し、地中にはたくさんの硫黄鉱石があり、沼の平から流れる硫黄川に両岸には硫黄がむき出しになっていたそうです。