3,000m級の峰々が連なる槍ヶ岳や穂高連峰を眺めながら、北アルプスのパノラマ銀座を縦走してきました。
2024年9月19日
2024/ 9/13〜15 北アルプス燕岳から蝶ヶ岳縦走3日間ツアー! データ:歩行距離29、3km・累計標高差+3,069m−3,257m・累計タイム26時間。
燕岳は北アルプスの入門コースと言われていますが、今回は大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳までの縦走になるので中級者向けのツアーになります。北アルプス上高地周辺エリアで中心となる穂高連峰。3,000m峰が8座連なり、登山者にとっては憧れの聖地でしょうか。燕岳・常念岳・蝶ヶ岳と連なる常念山脈からは、槍ヶ岳がどこからでも眺めることができる絶景の稜線歩きが待っていました。眼下に梓川越しに眺める穂高連峰も素晴らしいの一言ですね。山の天気の変化で体調管理に悪戦苦闘された皆さまでしたが、充実した3日間だったかと思います。
郡山5時45分出発して、上河内SAと穂高駅で参加者をピックアップして穂高駐車場へ。ここから中房登山口までジャンボタクシーを利用して到着です。ただ今の時刻11時45分。これから登山開始しまーすv(^_^v)♪
いきなり急登が続く登山道に困惑している皆さまです。9月中旬に入ってまだまだ暑く汗まみれのスタートとなりました。ここは最初の休憩地点です。確か北アルプス三大急登とも言われていましたねwww😆
ここから第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチ休憩箇所を休み休み標高を稼いでいきます。
そして次の休憩ポイント合戦小屋まであと10分。ここまでしんどかったですね。すでに標高差1,000m登って来たのですから(^O^)/
お疲れさまでした♪ 休憩ポイントの合戦小屋に到着しました。ここでの名物フルーツ🍉は何でしょうか?
そうなんですね!9月いっぱいは人気のスイカ🍉が食べれます。全員がオーダーされましたね。これで後半も頑張って登りましょう。
合戦小屋地名の由来とかが記載されていましたので、ご興味のある方はお読みくださいねwww。
合戦小屋からは展望も広がります。更に登っていくと合戦ノ頭です。
午後15時ごろからだいぶガスってきましたが、薄っすらと燕山荘や燕岳の稜線も見え出しました。ここから後小一時間なので頑張ろうね。ここからしばらく尾根沿いを進み、山腹をトラバースしたら燕山荘の筈でしょう。
雨まじりの中、淡々と登っていくとキャンプ場が現れたv(^_^v)♪ そうか、もう山小屋ではないか。
最後の階段を登りきれば、今夜の宿「燕山荘」でーす\\\\٩( ‘ω’ )و //// 本日は6時間の行程お疲れさまでした。
燕山荘の魅力って何でしょうか?稜線上という抜群に立地にありスタッフの気遣いとか掃除も行き届いていると思います。夕食のハンバーグも美味しかったですねv(^_^v)♪それにして 9月週末だったので超満員でした。
ボリュームいっぱいの手づくりハンバーグv(^_^v)♪。ご飯も美味しかったですよ。山小屋で食べれるなんて幸せです。
オーナーの山談義やアルプホルン演奏も楽しみに来られる方が多いかもしれませんね。
夜は星も🌟出て、翌朝からのご来光を楽しみにしている登山者に賑わっています。
只今の時刻4時15分!45後の朝食を待って並んでいる風景は圧巻です。希望時間にチケットを出して貰った方がいいのではと思いますね\(//∇//)\ 3年前に宿泊したときは、槍ヶ岳まで向かうのでお弁当にして貰ったことを思い出しました。
昨日到着時にガスって見えなかった、槍ケ岳がくっきりと。やっぱり感動の瞬間でしょうか。
ザックを山小屋にデポして、めざすは燕岳(2,763m)です。日本百名山にも選定されていないのに、なぜ多くの人の心を惹きつけるのでしょうか。
登山道沿いの砂礫からコマクサ一輪見つけました。燕山荘オーナーの話だと、最近は残雪期6月初旬が高山植物が咲きほこる頃だと言っていました。
肌寒い早朝出発して、約30分で山頂に到着です。今日はお天気恵まれた山行になりそうです。
朝日が眩しい🌅燕岳山頂に到着です。おめでとう㊗️ございます。
こんな写真も撮ってみましたv(^_^v)♪
安曇野からの上昇気流でこのエリアは雲海が出やすいと聞いていたが、素晴らしい光景に出会うことができて幸せな気分ですね。
一旦、燕山荘に戻り身支度をしてからパノラマ銀座縦走のスタートです。
燕岳から大天井岳まで約3時間の行程です。ここから槍ヶ岳を右前方に見ながら進みます。
蛙岩(げえろ)を通過して大下りノ頭に向かいます。
ゆっくりゆっくりとアルプスの峰々を見ながら楽しみましょうv(^_^v)♪
右手西側に見える峰々は、左から、鷲羽岳、水晶岳、真砂岳、野口五郎岳、三ツ岩と続いていた^_^
大下りノ頭から標高を下げるが、ほぼ同じだけ登り返します。花と展望を楽しみながらの快適な道ですが、その先には切通岩のクサリ場があるので慎重に進みましょう。
ただ今の時刻10:00。右手にトラバースすると槍ヶ岳への表銀座縦走路になります。私たちは大天井岳を左手から巻いて大天荘に向かいます。
振り返ると燕岳からの縦走路が望みます。ここを歩いて来たのですね(^_^)
本日の休憩ポイントである大天荘に到着。ここでは1時間ほど休憩いたします。ここから10分ほどで、槍ヶ岳から裏銀座の峰々を望む絶好の場所、大天井岳山頂です。
大天荘からは槍はもちろん、穂高連峰が見えてきましたね。涸沢カールも大キレットも…。何という光景なのだろうかv(^_^v)♪手前の稜線は西岳から槍に向かう縦走路でしょう。
大天荘を後にして、東大天井岳までアップダウンがないたおやかな稜線歩きです。
東大天井岳からの眺めも最高でした。稜線歩きはお天気に越したことありませんねwww😆
ここから、明日から登る常念岳が見えています。まだまだ遠くデッカくイメージどおりでしょうか。
一旦、左手からトラバースして、先に見える稜線を横通岳をめざして進みましょう。今夜の山小屋まで90分くらいかな。
ガスが切れたところから常念小屋が眼下に現れています。ここから150mくらい下りましょう。
2日目おつかれ様でした。予定どおり午後2時半に常念小屋に到着です。今日は山小屋ライフをエンジョイできますよ。部屋割りが出来たら生ビール🍺が待っているv(^_^v)♪
9/15 おはようございます。天気予報どおりの悪天候になりました。今日は常念岳を登ってから一気に鞍部に下りてアップダウンを繰り返しながら、蝶槍へ。ここまで大変かも知れないけど頑張りましょう。
いつも思うけど、雨のときのテント泊って大変だと思います。山小屋が快適だからプライベートでもテント泊は少なくなりました。
改めて、今日の行程は14kmの長丁場になります。⚠️危険箇所はより慎重に歩きましょう。
常念乗越からジグザグの登りを常念岳山頂まで標高差400mを登りきります。今日最初の頑張りどころでしょうか。
眼下に見える街並みが光っていますね。もし少しで前常念岳です。三股登山口へ向かう道を分けると傾斜も緩やかになり祠の建つ山頂まですぐです。
山頂付近は岩場で狭いので写真撮ったら速やかに下りましょう。
日本百名山常念岳(2,857m)登頂おめでとうございます\\\\٩( ‘ω’ )و ////
小雨混じりの下山、浮石や岩が濡れているので前の人の歩くルートを確認しながら歩幅を小さくして下りましょう。
常念岳を400m下って鞍部に到着。そんなときに虹🌈がかかっていました。緊張がほぐれた一瞬です。ここから蝶槍までアップダウンがしばらく続きます。
途中の鞍部辺りでは紅葉🍁が見受けられました。
蝶槍を登りきるとガスって辺りが見えず風も強くなってきましたね。ここから蝶ヶ岳ヒュッテまで40分。
蝶槍に到着しましたが、視界ゼロ。急激に温度も下がっていましたので急ぎましょう。本来なら蝶槍を超えると穏やかな見晴らしの良い稜線歩きになる筈でしたが、今は一刻も早く山小屋に向かいましょう。蝶ヶ岳ヒュッテで温かいラーメンが待っていますよwww😆
山小屋ではストーブが温かい。昼食のラーメンが五臓六腑にしみわたる(^_^)衣類を乾かして再び雨具を着て出発します。ただ今の時刻12時40分。三股登山口まで標高差1,200m。
下山ルートは階段ができていて思いの外歩きやすいようだった。まめうち平から後1時間強、タクシーを待たせてるのでどうしても速くなる。ここは安全に下りよう。初日は猛暑から小雨模様、2日目は最高の秋晴れ、最終日は雨模様の1日となったが、北アルプスパノラマ銀座縦走をじゅうぶん堪能されたツアーだったでしょうか。下山は安曇野の温泉♨️で疲れを癒して帰路に着きました。ご参加の皆さまお疲れさまでした。
今年の夏は涼しさを求めて北海道に遠征してきました。 とにかく広い!景色も広い?スケールが違いますwww😛
2024年9月12日
2024/ 8/22〜27 雌阿寒岳・幌尻岳・美瑛岳など、北海道ぐるっと山旅記。
大自然が広がる北海道。北海道の自然をより間近で体感するなら、自分の足で歩くからこそ出会える光景は格別でした。今年の夏は涼を求めてロハスハイキングでは北海道ツアーを企画し、7月の羊蹄山、先月は旭岳からトムラウシ山の縦走を実施いたしました。北海道も暑かったが、本州とは暑さの度合いが違います。2,000m級の稜線歩きは涼しくトレッキングには最適な地でした。それでも台風の影響やら大気の不安定が続いたので目的である幌尻岳には入山叶わず次回に繰越しになったが、益々来年の北海道遠征が楽しみになりました。さて、北海道シリーズ後半は大森君と一緒の山旅道中がはじまります(^_^)
8/22大雪山縦走ツアー参加者をお見送りして、新千歳空港から高速道を足寄に向かう。当初の予定は幌尻岳登山だったが、今夜から全線の通過で北海道全土は暴風雨の天気予報が出て増水が予想されるため渡渉できないと、とよぬか山荘から連絡あり。先ずは、明日は雌阿寒岳に登ろう。今夜の宿は雌阿寒岳登山口駐車場🅿️です。
北海道はどこに行ってもヒグマ出没の注意喚起⚠️一応熊スプレーは携帯してるが使いたくないですね。
なぜがこの看板を見ると寄りたくなる👀。北海道では強い味方のようです。美味しいおにぎり、小分けした漬物パック、ワインが豊富。
北海道ツアー中はお天気の恵まれてよかったねと、振り返りながらセイコーマート購入のビールを一気呑み、冷やしラーメンも美味しいwww😆(その後病みつきなるくらい)。東の空が怪しくなって来たが、しばらく山談義⛰️明日から天気が心配だが1週間よろしくね。
8/23 雌阿寒岳は昨夜からの暴風雨のため諦めかけていたが、少しずつ小雨模様になってきたので登山開始します。雌阿寒岳温泉駐車場からオンネトー湖を沿いにオンネトー登山口へ。ここは野営場もあり充実している。
一般的には雌阿寒温泉コースから山頂をめざすようだが、オンネトー登山口から周回コースを選択する。広葉樹と針葉樹が生い茂る森の中を黙々と高度を上げる。7合目あたりからハエマツになったがガスって展望がまったくない。
8合目あたりで突如として阿寒富士(1,476m)が現れる。雌阿寒岳を構成する小さな火山のうち、最も南に位置している美しい円錐形の成層火山「富士」と呼ばれるように、そのシルエットは素晴らしい😀
9合目あたりからは火山灰の急な傾斜を滑落と落石に注意⚠️しながら登ると、約45分ぐらいで山頂に到着する。雨混じりの風一段と強さを増す。
山頂近くなると阿寒湖を挟んで東側にそびえるのが雄阿寒岳です。円錐形が美しくこの光景はなんとも言えないくらい北海道の壮大さを感じる。
噴気の音にポンマチネシリーズ火口をのぞきこめばその底に赤沼が見えました。ときより強風に体があおられて、長くは滞在不能\(//∇//)\
雌阿寒岳は短時間で登れる山ですね。なだらかな雌阿寒岳山頂からは噴気を上げる中マチネシリ火口と剣ヶ峰、阿寒湖と阿寒岳、お天気が良ければ遠く斜里岳や知床連山にすがたも見れるでしょう。
ガスが切れてきたらオンネトーが見えてきました。雌阿寒岳や阿寒富士噴火によりできた湖で、アイヌ語で年老いた大きな沼を意味する。湖面の色はオンネトーブルーと呼ぼれ、火山性の水が流れ込むため季節や気候により青から緑色に美しい色に変化するそうです。
下山時には雨も上がり大勢の登山者が登ってくる。雌阿寒温泉コースは見晴らしもよく登山口まで短時間で下山。
雨に濡れたか汗まみれのせいか、一刻も早く温泉♨️につかりたい^_^ 野中温泉はひなびた一軒宿という感じだが…。源泉掛け流しを期待してまーす。
お風呂は誰もいない一人占めだったので、ゆっくりはいりました。露天風呂も最高でした😃 入浴後は、足寄町の道の駅まで移動して今夜も車中泊でーす。
松山千春の出身地である足寄町に中心地に位置する道の駅には、キャンピングカーも車中泊🆗です。目の前にあるスーパーで夕食とビール🍺を購入してから、2日目の車中泊になります。デリカは2人がゆっくり寝れるスペースで快適だったが、この日は北海道らしからぬ暑さだった。明日は幌尻岳がある平取町まで移動です。おやすみなさーい💤
8/24 足寄から3時間ほどで、とよぬか山荘に到着。現地の様子を確認しに来たのだ。しかし一昨日の雨量が100mを越えたので渡渉は後3日無理だという結論がでる。8/27帰るので断念せざるを得ない\(//∇//)\。幌尻岳は来年に繰り越しです。
一旦、日高にある道の駅に戻り明日からに予定を考えよう。道の駅「樹海ロード日高」は、セーコーマートから食事処が数件あった。24hトイレはウォシュレット快適度8。今夜も車中泊ですね。久しぶりのご馳走は昼ビール🍺日本酒🍶に握りといっちゃいましょう!
明日は富良野に移動して十勝連峰を登ることに決定🆗。吹上温泉白銀荘♨️に運良く予約がとれましたv(^_^v)♪安心して飲みあかそう😮💨
8/25 富良野まで3時間の移動して、望岳台登山口から美瑛岳を目指すことになる。トムラウシ山と十勝岳の間にある美瑛岳は荒々しくえぐられた姿は強烈な迫力を感じる。
十勝岳との分岐を左手に進むと雲ノ平、アップダウンを繰り返し急勾配を登りきると山頂だがなかなかてごわい。普通だったら往復7時間かかりそうだ。
山名は美瑛川の語源ピイエベツ「油ぎった川」からきているもので、硫黄で川が濁っていたためにそう呼ばれたそうだ。
山頂の南西面に、荒々しくえぐられた古い火口がある。
この夏1か月間滞在している大森君。登山ガイド研修会で出会った縁でお世話になっています。
同じ火山でも、雌阿寒岳とは違う火山源を見ることができた。昨年登った十勝岳山頂でいつか美瑛岳にも登りたいという思いが叶いました^_^
望岳台登山口から20分ほどで今夜の宿「白銀荘」に着く。これから2日間お世話になります。
受付が済んだら温泉♨️だv(^_^v)♪
白銀荘を拠点に、十勝岳の大自然がオールシーズン楽しめる。サウナもあるし、なんといっても大きな露天風呂が魅力です。
ここは自炊の宿泊施設で個室感覚に2段ベットは快適に寝れそうです。
今夜は買い物ができなかったので、持参したレトルト食品のカレーライス。缶ビールと一緒にこたえられないですねwww😝 テレビもWi-Fiも繋がる現代的な生活に戻ったようです。温泉♨️も入り放題。そんなことでおやすみ💤😴
8/26 おはようございます。今朝から予報どおりに豪雨です。十勝連峰は薄っすらと見えていますが、予定していた富良野岳は取りやめ今日はゆっくり休んで過ごそう。朝ビール🍺と温泉三昧と決め込もう。
午後から富良野で買い出し。夕食は羊の肉マトンと豚肉に野菜をたらふくご馳走になりました。一日中ダラダラと過ごせることの幸せかな。
8/27 今日は北海道最後の日、新千歳空港まで向かいます。北海道ではシカが道路に出没するので車両保険加入は必須です。
こんな標識も北海道ならではですね。
ヒグマ⚠️注意は定番かな👀 時間もあったので一般道で新千歳空港まで。大雪山縦走ツアーから10日間の北海道の滞在でしたが充実した時間でした。
日本一と称される広大な景色が続く北海道大雪の大縦走‼️ 最高峰旭岳からのトムラウシ山まで42kmを歩いて来ました。
2024年8月30日
2024/ 8/ 18〜22 北海道大雪山国立公園大縦走5日間ツアー‼︎ データ:歩行距離42、3km・累計標高差+2,522m,−3,155m・歩行タイム26時間(休憩含)
北海道の屋根といわれる大雪山国立公園は総面積約23万haで日本最大の原始の姿をいまなおとどめる山岳地帯です。北海道ツアーは6回を数えるが縦走となると天気も左右されるのでハードルが高く、ある意味覚悟が必要になってくるツアーでもあった。
1日目: 新千歳空港11:00集合(昼食)〜コンビニ〜旭岳温泉♨️(泊)16:00 北海道はお盆を過ぎると急速に秋の気配が漂うといわれているが、果たして爽やかな稜線漫歩が出来るであろうか。8/18午前11時に新千歳空港に到着する。
空港内で参加者集合後に、昼食では海に幸を頬張りながら明日からの山談義です。
北海道に来たら、登山もさることながら美味しい食材にありつけるのも楽しむにひとつだろう(^_−)−☆
一足早く北海道に来ていた、大森さんとも10日ぶりの再会です。彼はこの夏1か月かけて北海道200名山を登る予定です。
2日目: 旭岳温泉5:00〜大雪山旭岳ロープウェイ山魔駅〜姿見駅(1,600m)〜旭岳(2,291m)〜北海岳〜白雲岳〜白雲岳避難小屋(1,990m)またはテント泊 (コースタイム約7時間・歩行11km・累計標高差1,440m。 初日は旭岳温泉♨️に宿泊して、朝一番のロープウェイを利用して姿見駅から大雪山縦走が始まります。
心配された天気予報も間に山行中はなんとか大丈夫のようです(^◇^)本日はおかげさまで午後2時まではお天気に恵まれそうです。
当初はテント泊を予定してましたが、お盆明けで登山者も少ないようだったので避難小屋泊に変更しザックを少しでも軽くしてスタート。3日間よろしくお願いします。
さて、旭岳への登山コースは旭岳温泉からロープウェイを利用して姿見ノ池近くの山頂駅まで一気に距離と時間を稼ぎ、最も登りやすいルートです。ここから見る旭岳は雄大な景観と噴煙が立ち込めています。
姿見ノ池から上の登山道は火山礫ばかりで高山植物などはほとんど皆無の急勾配が待っていました。
登山道から間近に見えるジェット気流のような音を立てる噴火口の噴煙の迫力が凄い。
はるか先には山旅の終着、トムラウシ山がボコボコとした姿で聳えている。
旭岳(2,291m)は北海道の最高峰である。表大雪に限らず大雪山系では黒岩と並び登山者が最も多い山だろうか。ここまで順調に登ることができ約2時間半の行程時間だった。
山頂から姿見ノ池方面を見渡す。何と雄大な景観なんだろうか。
旭岳山頂から間宮岳まで行くには、一旦鞍部(2,074m)に下りる。標高差約200mのザレ場を滑らないように慎重に進みましょう。
この一帯も6月から7月末ごろはお花畑でしょうか。最近は雪解けと共に一斉に花が咲くようですね。
鞍部のキャンプ地🏕️を過ぎなだらかな道すじをゆっくりと間宮岳(2,185m)分岐をめざす。
間宮岳分岐でひと休み。ここから大雪山の大火山源が見渡せる。お鉢平は有毒ガスが出ているので立ち入り禁止🚧。地元の安達太良山沼の平に比べようがないくらい壮大だ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
間宮岳からのコースは距離こそ長いが、随所でコマクサをはじめとする高山植物が楽しめる。そして黒岳からとの合流地点、北海岳(2,149m)に到着する。
ここまで来ると黒岳がだいぶ近づいて来たようですね。いつか黒岳から旭岳に縦走もしたいですね。
さてこの次の目標は?北海平にコースを取りお花畑をゆるゆると見ながら白雲岳に向かっていきます。
振り返ると、北海岳と雲のオブジェと大空間の空が広がっている。今まさに北海道の背骨を歩いているんだという実感が湧いてきました・:*+.\(( °ω° ))/.:+
縦走はやっぱりお天気が最高なんですね😃 但し、午後から北海道全域は日本海から前線が通過する予報なので、山小屋まで急がねばならぬ\(//∇//)\
白雲岳をトラバースしていくとサワ筋の岩場に雪渓があった。もうすぐ白雲岳分岐に到着だ。
ただ今の時刻14:00。ここから30分ほどで今夜の宿に着く。初日は登山日和だったので快適な山歩きができましたね^_^
白雲岳分岐から40分くらいで山頂に登れるようですが、我々は山小屋に向かいます。決して、ザックは置いて行かないようにwww😆
若干悪路ではあったが、登山道傍もお花畑に癒されながら進みましょう。
白雲岳避難小屋が見えてきました・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 夏場は混雑が予想されると聞いているが、縦走者は少ないようだったのでのでひと安心です😮💨
白雲岳避難小屋手前にある沢で水汲み💦。若干川は流れていたので一安心でした。北海道では大部分がエキノコックスというキツネによって媒介される原虫で汚染されているので煮沸か浄水器を利用するのが常識です(^_^)
避難小屋はガラガラで管理人もおりとても綺麗でした。今夜の夕飯は中華風餅入りボリュームたっぷりの鍋です。お湯わり焼酎が美味しかった。天気予報どおり午後4時過ぎから明け方まで暴風雨でした。GOODタイミングで山小屋に到着しましたね。おやすみなさいませ💤
3日目: 白雲岳避難小屋〜高根ケ岳〜忠別岳(1962m)〜五色沼〜化雲岳(1,954m)〜ひさご沼避難小屋 (コースタイム約9時間・歩行17km・累計標高差1,530m)。 おはようございます。2日目の朝を迎え☀️ました♪( ´θ`)ノ ガスっているが朝日🌅も時より出始めてきましたね。
時間と共に、果てしなく続く稜線と雲海のコントラストが素晴らしい。青空も少しずつ広がってきました。今日も登山日和になりそうな予感がします。
お世話なって管理人さんに撮っていただきました。今日はヒサゴ沼まで16kmくらいの稜線歩きが待っています。よろしくお願いします🙇
平坦な地形に板状の岩礫地が続く登山道が続いています。先ずは高根ケ原分岐をめざしましょう。
この一帯の砂礫には遅咲きのコマクサが咲いています。沢山のお花が咲いている時期はどうしても7月末までのようですね。
ここから先はヒグマの出没のため7月初旬よりほとんど閉鎖のようです。あまり利用することがないが、北海道の山では熊スプレーは必須のようです。
北海道らしい景観でしょうか。雲海を見渡しながら闊歩していますね。
たおやかな大地を踏みしめながら、どこまでも歩く歩く‼️ はるか先に忠別岳が見えてきました。
群青色の忠別沼が風で波打っている。この周辺も高山植物の宝庫のようだ(^_^) ここから伸びきったハエマツを潜りながら忠別岳までの急登が始まります。それでも爽やかな気候には救われます。
ようやく忠別岳(1,963m)にたどり着いた。ここから明日めざすトムラウシ山を望むことが出来たv(^_^v)♪ 残念ながら山頂付近がガスっていて撮影のタイミングを逃したようです。
忠別岳から一旦鞍部に下り五色岳までは長い道のりに感じたのは私だけではないだろう\(//∇//)\ 途中忠別岳避難小屋分岐を経てからの急登はかなり体力をしぼりとられるが、この先の化雲岳までのルートは、神遊びの庭といわれる景観とお花畑があり癒される時間となった。
化雲岳の分岐から天人峡までの下山ルートも興味深い🤔 ここから先はヒサゴ沼に建つヒサゴ避難小屋まであと僅かです。
ヒサゴ避難小屋までの登山道沿いのお花畑が広がっている。
今夜の宿ヒサゴ避難小屋が見えてきましたが、ここからだいぶ下るので到着まで20分くらいだろうか?
到着でーす♪( ´θ`)ノ 2日目は長かったですね。お疲れさまでした♪
お疲れさまでしたー。皆さんのおかげで予定どおり到着しました。先客は2組という超ラッキーな小屋泊まりとなりました。水場は遠かったのでヒサゴ沼で汲みましたwww😆今夜の山飯はベーコンチーズ入パスタです。スープもありますよ。
4日目: ひさご避難小屋〜ひさご沼分岐〜トムラウシ山(2141m)〜トムラウシ公園〜前トム平〜カムイ天上〜短縮コース登山口〜国民宿舎東大雪荘泊♨️ (コースタイム約8時間・歩行16km・累計標高差2,050m)。 3日目のスタートでーす♪( ´θ`)ノ 今日も距離が長いので前日に続いて早朝発ちになりました。ヒサゴのコルから奇怪な溶岩地形や構造土が見れる登山道をトムラウシ山に向かいます。それにしても昨夜はだいぶ気温が下がりましたね。朝霜が降りて木道が真っ白になっていました。
ヒサゴ沼から岩場や雪渓をトラバースしながらトムラウシ山稜線上の鞍部を登ります。途中、雪解けの水場💦で寄って十分補給しました。今日は暑くなりそうです。
さてこの辺りから日本庭園、ロックガーデンと呼ばれる湿地帯や巨岩、岩場には高山植物が多いところを通過していきます。これって縦走する者たちに特権でしょうかwww。
カムイミンタラ「神々の遊ぶ庭」を訪れる
大雪山国立公園は道内最高峰の旭岳を主峰とする大雪山系からトムラウシ山、十勝岳と南西に続く十勝連峰の山々を合わせた面積約23万haに及ぶ日本最大の国立公園で、古くから北海道で暮らすアイヌの人々から崇敬と畏敬の場所、カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と呼ばれていました。
アップダウンを繰り返しながら北沼分岐に辿り着きました。もう目の前には待望のトムラウシ山が迫っています。ここまで来るのにどれだけご苦労されたかお察しします。
結構な岩場を登り切ってトムラウシ山山頂に到着しました♪( ´θ`)ノ
雲ひとつないトムラウシ山‼️ 日本百名山をめざす方にとっては難関コースにひとつではないでしょうか\(^-^)/ 今このとき感無量の心境です。
ここからトムラウシ山短縮登山口まで下山します。下山ルートですが、悪路とアップダウンが続き距離も長いんです。ここからの日帰りは体力がないと至難の業でしょうか。お天気だったので日帰りや南沼キャンプ場での一泊登山者で賑わっていました。勿論、途中で断念される方も沢山いたかと思います。
前トム平から岩場の急斜面を下りコマドリ沢分岐まで。ここで沢水を補給しひと休みしてから新道の登りでは汗だく💦でしたね。登り切ってから、カムイ天上までも単調な下りが待っていました。約4時間強の下山には疲れましたがトムラウシ短縮分岐に着いたらホッとしましたねv(^_^v)♪ おかげさまでお天気にも恵まれて、大雪山最高峰旭岳からトムラウシ山まで2泊3日かけてゆっくり縦走出来ました。日本の他の山では味わえない北海道の山の広さを堪能することが出来ましたでしょうか。今夜はトムラウシ温泉♨️でゆっくりと疲れを癒しましょう。
トムラウシ温泉に着いた早々に🍺ビールをいただきました♪( ´θ`)ノそれはそれで美味しかったです。斉藤さんご馳走さまでした♪
源泉かけ流しの温泉♨️は露天風呂も広いし最高です😃一昨日に続いて2回お世話になってます(^_^)勿論、お風呂の後の夕食も美味しかったです。
トムラウシ山情報掲示板も癒されましたね。こんな心づかいも大切だと痛感しました。
5日目: トムラウシ温泉♨️東大雪荘〜新千歳空港12:00 解散(フライトまで自由行動)