2023年 この夏めざそう、あこがれの日本百名山‼︎ 福井県の荒島岳へ
2023年7月20日
2023/ 7/ 16〜18 福井県荒島岳から石川県白山へ ( 荒島岳中出からピストン:距離12km・累計標高差1,353m。白山別当出合から砂防新道ピストン:距離13km・累計標高差1,538m)
明媚なブナ林をまとった奥越の独立峰荒島岳。郡山からは走行距離650kmと云った具合に遥かな地に位置する日本百名山です。ツアーキャンセルによる空き時間とお天気良好と云う好条件が続いたので、真夜中から北陸方面に車を走らせる。ここ10年ガイドツアーもあって日本百名山達成まで24座残っている。ピークハンターには興味もなかったが、此の所やはり達成したいと意欲が湧いてきたのでした。
福井県大野市にある、深田久弥によって『日本百名山』に加えられた山は、三方が切り立った斜面で、見上げる者に独立峰の印象を与える。古来、大野盆地の人々の尊敬を集めてきたのであろう。平安初期に書かれた延喜式に荒島神社の名があることからも、この山の存在の重さを想像できる。
登山口10時に到着した頃は気温32度の暑さ。早朝登った下山者は汗だくダク💦 林道を1、5kmほど歩いてから登山道になり悪路が続くようです。地形図から見ると小荒島岳までは展望は期待できないようです。
中出コースから林道をひたすら歩いてから急勾配の岩場が続いて標高を稼ぐと2時間でようやく展望が広がる。間もなく、荒島岳の迫力が見られ小荒島岳に着きました。灼熱の太陽が🌞うらめしいかな。
シャクナゲ平まで150分。勝原コースとの合流地点でもある。ここから幾つかのピークを超えた山頂まで70分。急登・階段・クサリ場ありと聞く(//∇//)
一瞬ガスって雨模様になり涼しくなりかけたが戯事であった。兎に角、暑いです。
スローペースだったが、何とか荒島岳山頂に予定時間に到着。 一等三角点(補点)の山頂からの展望は極めてよく、越前、美濃の山々はもちろん、遠く、槍・穂高連峰、乗鞍岳、御岳山なども見える。
こじんまりとした山頂だったが、短時間の休憩をとってから登山口に下山開催。
夕方5時過ぎなんとか中出登山口へ。トイレと水場💦があるので今夜は此処でテントを張ろう(^_^)
沢水を引いているので、冷たい豊富な水は応えられないですね。火照って身体に冷水をかけて疲れを癒すことが出来ました。
小慣れたもので今夜の野営準備を手際よく整える。クマ出没注意との看板があるが心配だが…。
ご飯を炊いて、ハンバーグ入りお手製のカレーライスと冷たいビール🍺と1人宴会早々とスタートです。その後はウイスキー🥃をちびちび飲みながら、明日から登る白山の登山計画を練って就寝🛌でした。何故か、缶ビールが写っていませんね\(//∇//)\
ハヤチネウスユキソウが見たい‼️ お花畑が点在する花の百名山 早池峰山に行って来ました。
2023年7月10日
2023/ 7/ 8 花の百名山 早池峰山(はやちねさん)ツアー‼︎ データ:歩行距離5、3km、累計標高差698m、歩行時間5h (小田越登山口ピストン)
ヨーロッパアルプスに咲く高貴なエーデルワイに似て、重厚な気品ある固有種ハヤチネウスユキソウを見たいというご希望から、お忙しい方向けに実現した日帰りツアー。岩手県東部に位置する北上高地の最高峰『早池峰山』。花の百名山として知られ、6月から8月下旬までは高山植物の花々は切れ間なく咲いています。早池峰山の固有種であるハヤチネウスユキソウは、国の特別天然記念物にも指定されており、早池峰山を代表する高山植物です。他にも、ナンブトラノオやナンブイヌナズナなど、特有の高山植物が次々に咲いていました。
早池峰山小田越登山口から山頂に向けて、ようやく9時出発します。郡山を早朝3時に出発して、岳駐車場からシャトルバスで移動と云う具合に延々6時間。ここまでお疲れさまでしたwww
小田越からアオモリトドマツの林を抜け出ると展望が一気に開けて来た。見上げると登山者が上列を成しながら進む姿が見える。若干小雨模様が心配でもある。
早池峰山は超塩基性の蛇紋岩などからなる北上山地に最高峰でもある。滑りやすいので気をつけて登りましょう。
30分ほど歩いてから蛇紋岩の上でひと休み。振り返ると早池峰山と対峙する緑一色の薬師岳を望むことが出来る。
さすがに人気の早池峰山、花の咲く時期は沢山の登山者で賑わっている。
時おり美しい野鳥のさえずりが響き渡る。チチィと鳴くチョコレート色でずんぐりとしているので、カワガラスだろうか?
岩場と草原に咲くお花畑のコースをたどる。ハイマツやミネカエデの低木に縁取られた露岩帯の急勾配を登ると少しずつ高度感と展望が広がる。
固有種ハヤチネウスユキソウを見つける🔍 5合目辺りからが期待出来そうですね(^_^)
足元にはミヤマオダマキ、ホソバツメクサなどが咲く。
五合目で、岩の割れ目からイワベンケイが。たっぷり水を蓄えたサボテンを思わせる葉が特徴で、風当たりの強い岩礫地に生える。わたしにとっては見たことが無い?気づいていなかった植物だった。
五合目を過ぎてから勾配のある露岩帯が続く。ここを登り切れば山頂直下だろう。
風の吹き抜けるこの一帯にはお花畑が出現する。早池峰山と北海道の山に分布する、ナンブイヌナズナ(別名:ユウバリナズナ)高山帯の蛇紋岩砂礫に咲くと云われている。
5枚のガク片と5枚の花弁がある淡い紫色の花ミヤマオダマキが礫地や草原に生えてます。
厳しい環境下で咲く高山植物が斜面に咲き誇っている。お花好きの登山者にはとっては魅力的な山だろう。
東北地方は梅雨明けにはならない時期で心配された雨も上がりワクワクする登山日和となったようですね。
あっ、エーデルワイスが咲いているwww。郡山から300km走って来た甲斐がありましたね。
これって、キク科のミヤマアズマギクだろうか?凄く綺麗でした🤩
最後の難関である超長い梯子🪜が見えてきましたよwww。
梯子のところにも、ハヤチネウスユキソウが咲いている。
一歩一歩と登って来られる皆さまです。あと少し頑張ってね。
さあ、ここからは最後の岩場を登れば稜線上のお花畑が待っていますよ。
早池峰山特産種のナンブトラノオですね。10〜20cmほどの長い茎の先端に淡紅色の小花を多数つけています。
小さなお花畑が点在する賽の河原に到着です。例年だったらこの先に雪渓が残っているが今年は?
早池峰山山頂が目の前に現れています。ようやく♪───O(≧∇≦)O────♪来たんだね。
稜線上の木道を軽快に濶歩しながらお花畑を楽しむ🎧 ワタスゲも、花被片が尖ったハクサンチドリは色が濃く感じるね。
アオモリトドマツと、意外と小さい(寒さが厳しいので)コバイケイソウが可愛くて見えるよ。
ここはイワカガミの群生地かと思うくらい沢山咲いている\\\\٩( ‘ω’ )و ////
ミヤマアズマギクも可憐でキレイ😍 そんなお花畑に咲く高山植物に魅了されながら早池峰山山頂に到着でーす♪
山頂直下には斜面いっぱいにチングルマが咲き誇っている(*´∀`)♪
たいへんお疲れさまでしたwww😂。山頂からは見渡せる絶景が待っていました。
沢山の登山者で賑やかな活気に満ちた山頂でしたwww。
剣ヶ峰山頂にて記念撮影でした(^_^)
30分ほど休憩してからお花畑に下りて小田越登山口に。画像の先には岩手山が微かに見えているかな!
足元に気をつけて慎重に下りましょう。
真っ青な空、中岳に続く岩の稜線、緑が濃いハイマツのコントラストが素晴らしいと思います👍
軽快な下山で120分のコースタイムは標準www。それでも登山経験者は足腰が強いですね。結果的には登山日和ということで、たいへんお疲れさまでした。
帰りは、はやちね道の駅に寄ってワイン🍷を買って帰ろう。東和温泉♨️にも寄ってサッパリしてソフトクリーム🍦かなwww。そしてそして一路郡山へ戻りましょう。