紅葉の安達太良山縦走ツアーは最高でした\\\\٩( ‘ω’ )و ////
2024年11月1日
登山家で山岳カメラマンの平出和也さんと中島健郎さんがパキスタン・カラコルム山脈のK2西未踏ルート(標高8611メートル)で、今年7月に滑落死したことはご存知でしょうか。
過日開催された安達太良山縦走ツアーは、平井さんと中島さんをゲスト迎えて、石井スポーツアドベンチャーズ(お二人共石井スポーツ所属)とエクストリーム温泉沼尻高原ロッジ共催のツアーでした。私もガイド担当としてお会いできるのを楽しみにしておりました。しかし、お二人の死去により一時は開催を中止しょうと云うことだったのようですが今回催行に至りました。
ツアー当日は黙とうさせていただきました。ご生前のご冥福を偲び心からお祈りいたします。
おかげさまで、秋晴れの恵まれた安達太良山縦走ツアーになりました。
ガイド大槻 https://lohas-hiking.jp/
エクストリーム沼尻源泉♨️を訪ねる‼️ 紅葉真っ盛りの安達太良山縦走のガイドを担当しました。
2024年11月1日
2024/10/19〜20 安達太良山縦走ツアー‼︎ データ:歩行距離約12km・累計標高差420m・歩行タイム約6時間(休憩含) 翌日エクストリーム沼尻温泉♨️ツアー開催。
10月半ばを過ぎた週末、石井スポーツアダベンチャーズ主催による安達太良山縦走ツアーガイドを担当。この日は一日中天候に恵まれて山頂からは雲海越しに蔵王連峰から磐梯山が一望できた最高の登山日和となりました。奥岳登山口から登るのは積雪期以来で、紅葉シーズンだったせいか大勢の登山者に圧倒された感じでしたね。ロープウェイから薬師岳まで紅葉🍁一色の中を一気に標高を稼いで山頂まで約2時間の行程です。安達太良山登頂後、昼食時間をゆっくり楽しんでから、沼の平を経て船明神山までの稜線歩きは展望が広がっていて軽快な足どりとなりました。爆裂火口一帯をご覧になりながら変化に富んだ登山コースを堪能しながら下山。参加者は沼尻高原ロッジに宿泊され翌朝は沼尻源泉地を訪ねるエクストリーム温泉♨️2日間の企画でした。
奥岳ロープウェイから薬師岳(1,350m)へ。今日は朝から少しずつ青空が見えています。眼下のカラマツも色づいてきましたね。
この辺りの山腹も紅葉🍁が真っ盛りのようです。
程々の登山者が列を成していますが、渋滞は免れそうでしょうか?
高村光太郎の詩集「智恵子抄」で、妻である智恵子さんは精神分裂病を患い、結核で亡くなるのですが、その息を引き取る瞬間を謳った一説「東京には空がない」という智恵子。「ほんとの空が見たい」という智恵子。東京の自然には最後まで馴染むことができず、故郷二本松市の阿多多羅山の上の空を求め続けた智恵子でした。ここに来ると、レモン哀歌が思い出されます。そんなことをガイドでお話しします。
仙女平(1,500m)過ぎたあたりは既に紅葉が終盤のようですね。
葉が散ったナナカマドが秋っぽい感じでしょうか(^_^)標高1,500mを超えると限界森林に入ってくる。少しずつ灌木林も低くハエマツも増えてきますね。
少し靄っているようなお天気ですが、少しずつ展望が開けてきましたよ。
あっという間に安達太良山が目の前に出現してますwww😆山頂までに行程は約2時間、標高差350m。ここまでは余裕でしょうか^_^
ここから見る安達太良連峰は、雄大な稜線が続いており改めて魅力的な山並みだと思います。
犬を連れた登山者も結構おりますね(^_^)
最後の突起された乳房のような岩場を登って山頂へ。新たに設置された梯子🪜です。どなたでも登りやすくなったようです。
お疲れさまでした。予定していた時間どおりに山頂に到着でーす。
ここからは牛の背から馬の背の稜線が続き、矢筈森から鉄山、箕輪山⛰️が連なって見えます。
北北東方面には、雲海上にみやぎ蔵王連峰がクッキリと望むことが出来ました\\\\٩( ‘ω’ )و ////
こんな光景も目にすることが出来るんですよ。大自然の中に身を置くって素晴らしいと思います。
もちろん、西には威風堂々とした磐梯山が。一段と印象的でしたね^_^
そして、沼の平に向かうと火山源が現れてきます。今日は風もなくラッキーな登山となりましたね。
月面のような爆裂火口です。1900年(明治30年)噴火によって沼尻に溶岩が流れて硫黄鉱泉で働いていた70数名が犠牲になりました。
細尾根を歩いたり、岩場の急降下などなど変化に富んだ沼尻コースです。奥岳からのコースとはまったく違う縦走ツアーです。
少しずつ下りて来ると、磐梯山が近くに見えて来ましたね。
切り立った硫黄川渓谷も魅力のひとつでしょうか^_^ 北西部には日本百名山吾妻連峰も見えています。
明日向かう沼尻源泉地♨️が眼下に見えて来ました。しばらくはこの光景をお楽しみください。
午後2時を過ぎると陽射しもあり、より一層紅葉がひき立つようです。
振り返ると先ほど歩いた稜線上から爆裂火口の辺りが遠くに見えるようですね。
紅葉真っ盛りの白糸の滝が現れると、もう少しで沼尻登山口到着です。今日は安達太良山縦走ツアーご参加いただきありがとうございます。急勾配が続いて沼尻コースだったのでお疲れでしょう。今夜は温泉♨️入って疲れを癒してください。
翌朝は、エクストリーム温泉♨️ツアーです。硫黄川沿いを約40分歩けば、源泉地に到着いたします。間近に見る温泉の滝を見ながらまいりましょう。ここからが眺める紅葉の渓谷はいつ見ても見事な光景でしょうか^_^
ここからは沼尻の源泉エリアになります。
単一湯湧量では日本一を誇る沼尻源泉地。ここから中丿沢温泉地に豊富な温泉湯を送っています。
高温70度の温泉が硫黄川に流れて、この一帯の川が温泉♨️になっています。野天風呂といった感じですね。
当たり前だと思っていた山の中に温泉♨️。海外や都会の方から喜んで頂いております。
野天風呂でゆっくり入浴後は、再び沼尻高原ロッジで温泉三昧を満喫してくださいねwww😆
晩秋のひと時、安達太良縦走と秘湯を訪ねるツアー2日間でした。
強風の中、耐え難きを耐え巻機山の頂へ!全山錦繍に染まった秋色に感動するツアーとなりました。
2024年10月25日
2024/10/22〜23 日本百名山 巻機山ツアー(新潟県・群馬県) データ: 歩行距離10、6km・累計標高差1,337m・所要時間6時間25分(休憩含)
昨年下見をしてからちょうど一年。初めての巻機山ツアーを企画しての催行でした。機織りの守り神として昔から地元の人たちに信仰された巻機山はそれに由来するもののようです。初夏の山頂エリアはなだらかな草原に池塘が点在し花々が咲き乱れるだろうと思いながらも、錦繍に染まる秋の巻機山は一段と登りたくなるくらい魅力的なのです。
今回のルートも井戸の壁から始まる明るいブナ林を通り、前巻機山経由して避難小屋から山頂部に至る巻機山で一番ポピュラーなコースです。桜坂駐車場(登山口)標高700m強から登るので、結構な日帰り登山でしょうか。
暗雲立ち込める空を見上げながらの登山開始になります。ただ今の時刻6:18、強風と雨模様が懸念される天気予報なので、午後一番には下山しようと思っています。
昨年同時期は数日前の積雪があったので、前巻機山辺りからの凍結や稜線上の積雪だったりで苦労したことを思い出してしまいましたwww。今年は打って変わり梅雨時のように湿気と暑さとの戦いの山行になるようです。
ガスっていますが、東側から群馬側の山々が見えています。いつ見ても山深い一帯ですね。
あっという間に、五合目の休憩ポイント到着です。ここからはブナ林の中を登って行きます。少しずつだけど色づく景色になってきました。
ブナ林を登りきると六合目の展望台へ。ここまで2時間経過。ここからブナ林が開け割引山、天狗岳の展望が広がります。
標高1,300m辺りから紅葉🍁が色鮮やかになっていました。昨年より数段きれいに山肌が秋色に広がっています。
高度を上げて灌木が低くなって来たころから、強風域に入っています。ヤマテン予報どおりです。腰をおろしながら風が弱まるときを待って木道を少しずつ登って行きます。
写真を撮る余裕はないのですが、色づく山肌に感動しています。
前巻機山山頂手前でだいぶ苦労して登りました。それでも予定の時刻に到着。
前方には本巻機山の頂上がたおやかな姿を見せてくれる筈なのに、ちょうど今は暴風雨で視界ゼロの様相です。
避難小屋に下りてから鞍部一帯の湿原地には池塘が点在するお花畑です。ここから150mほど登りきると巻機山山頂です。
階段状の木道を進むと突然、視界が広がって越後三山が望める稜線上に出る筈だったのだが、やはり視界ゼロと強風で休憩することさえ出来ない。
とは言っても、ここは巻機山山頂の標識があるところです。悪天候にも拘らず、登山口4時間弱での登頂でした。取り急ぎ、日本百名山一座のピークハントおめでとうございます㊗️
昼食は避難小屋でしょうと云うことで、一旦鞍部まで下ります。時より視界が広がり絶景が見渡せる((o(^∇^)o))
振り返るとガスが切れて、たおやかな稜線上の峰々の全貌を見ることができました。但し残念ながら越後三山から平ヶ岳を見ることが出来なかったことでしょうか\(//∇//)\
山頂直下にある巻幡山避難小屋は、きれいに掃除が行き届いた山小屋です。小屋泊される女性お二人もおりました。ゆっくり休憩時間をとってから10時半過ぎに下山開始です。風が弱まっているといいのですが。
先ほど強風で煽られた木道辺りはだいぶ風が弱まっておりました。
遠くは北アルプスから、火打山・妙高山などなど一望出来る絶景が広がっています。幻想的で何というか幸せ感いっぱい🈵の下山時間でしょうか(^_^)
秋の巻機山は最高でしたね(^_^)ガスって登りでは見れなかった光景が広がっています。そして別れを惜しむ中、ブナ林を通過して桜坂登山口に午前12時20分到着。帰りは、六日町温泉公衆浴場「湯らりあ」♨️に立ち寄りさっぱりして帰路に着きましたwww😝。