最高の登山日和となり至福の時間でした\(^o^)/日光白根山⛰
2017年9月4日
毎日天候不順が続き、毎日毎日天気予報に一喜一憂した一週間でした。ツアー前夜も雨音が聞こえている。早朝郡山市を出発したときも真っ暗な空とどしゃ降りでしたが、奥日光戦場ヶ原を過ぎた頃から、雲もぬけ明るく天候回復の兆しが出てきたのです。丸沼高原スキー場登山口(標高2,000m)からロープウェイに乗り一気に天空の世界まで駆け上れば、そこから見事に日光白根山の全貌が見えたのです。ご参加の皆さんの思いが通じたようで、青空が広がり始めました。ふり返れば、燧ヶ岳から至仏山と周囲の山々が一望できるのです。今回のコースは7色平分岐から頂上に向かい、下山は弥陀ケ池を経て下る周回コースでした。樹林帯から西斜面を巻きながら高度を上げて、限界森林を過ぎれば荒涼とした岩稜を見上げると標高2,577mの白根山が構えています。山頂から、男体山や中禅寺湖を眼下に見てのカップ麺は一段と美味しかった(^◇^)
ご参加頂いた皆さんありがとうございました。
日光白根山ツアー (2017/9/2催行)
夏の終わりの一日〜爽やかな奥日光戦場ヶ原湿原ハイキングに行ってきました。
2017年8月31日
至仏山や白根山登山にいく途中にある日光戦場ヶ原湿原。何時かゆっくり歩いてみたいと思っていた。今回のロハスハイキングツアーの企画でようやく実現できました。ご参加の皆さんに感謝ですね。ハイキングコースは湯元温泉がある湯ノ湖からスタートして赤沼までの約3時間になります。湯ノ湖畔をゆっくりと歩きはじめる。前方には男体山は雲を被って全容が見えないが、なぜか清々しい気持ちになれますね。自然の中緑一色でこの辺りはシャクナゲの群生地でもあります。程なく過ぎると水が流れる音が激しくなってきたと思ったら湯滝に到着です。より一層清涼感が感じる湯滝の前で休憩して、川のせせらぎを聞きながら戦場ヶ原湿原帯に歩いていく。この一帯は管理もしっかりされており木道も歩き易い散策路だと改めて感じる。これから紅葉の散策にはお勧めのところだろうか。今の時期は、ホサキシモツケ、リンドウ、ワレモコウなどの高山植物が咲いていた。日光の山々に囲まれている心地いい自然空間がこの広大な戦場ヶ原湿原帯にあるようだ。ご参加いただいた皆様お楽しみいただけたでしょうか。
きょうは歩くと汗ばむ陽気となりましたが、ここだけは清涼感いっぱいで爽やかでした。湯滝パワースポットの前でのワンショットです。
標高1,500mの戦場ヶ原湿原では、秋の様相も感じとれる季節になってまいりました。
最終地点の赤湯からバスで湯元温泉♨️に戻り温泉で疲れの癒してから、いろは坂を下りて日光東照宮の歴史探訪と洒落込んだロハスハイキングツアーでした。
爽やかな奥日光~戦場ヶ原湿原ハイキングツアー(2017/8/29)
人気のコース白馬大雪渓登る北アルプス白馬三山を(白馬岳〜杓子岳〜鑓ケ岳)下見してきました。
2017年8月30日
先週末から北アルプス白馬岳の下見に行ってきました。郡山のわが家を金曜深夜に出発して白馬岳登山口猿倉駐車場に早朝到着。仮眠をしてから約6時間かけて稜線上に位置する白馬山荘に到着。受付後にラウンジにて生ビールを飲み一息つけてから白馬岳頂上までの往復です。このルートは白馬尻の先から2kmほど続く白馬大雪渓がある白馬岳を代表する人気のコースです。
この大雪渓を安全に登り下りするために心がけたいボイントをレクチャーしましょう。先ずは、白馬山荘までの標高差約1,600mを登りきる体力が必要ですが、それには前泊して体力の温存が必須かな。(猿倉荘、白馬尻小屋泊)、大雪渓では、1,雪渓上に石が転がって場合があるので充分に注意したい。2,上部では雪渓が崩落しやすくなっているのでガイドに指示に従うこと。3,大雪渓を登る前に軽アイゼンを装着する。もちろん歩き方もポイントがありますが。大雪渓を過ぎた辺りから色とりどりの可憐な高山植物が咲き誇ってホッとするところだが、この先には水が流れる沢沿いのガレ場を通過しなければならないので気が抜けない。ここから急な登山道をたどると、すぐに稜線上となり白馬岳が見えてきます。白馬岳山頂からの大パノラマでは、劔・立山連峰、杓子岳、鑓ケ岳などのファインビューが楽しめます。眼下には今夜の宿白馬山荘が見える。今夜もウィスキーが待っています 笑
猿倉から林道をぬけて沢沿いの登山道を行くと、約一時間ほどで白馬尻小屋に着く。ここから20分で大雪渓の入口です。
北アルプスでも剱岳は登山者にとって特別な存在だ。険しい峰があんな近くに見えていることに感動している。
翌朝は白馬三山の縦走を開始する。ゆるやかな稜線を下り、丸山のピークを越えて杓子岳との暗部へと稜線歩きを満喫する。杓子岳へは山頂を経由して一旦、杓子沢のコルから急斜面をジグザグに登れば鑓ケ岳の頂上です。ここから望む、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳が鋭く見えたのが印象的でした。ここでの最後の大展望を楽しんだら、そのまま稜線の縦走路を下っていく。白馬鑓温泉分岐で道標に導かれて左に折れ、カール状の急斜面を急降下する。カール末端の大出原でも広大なお花畑が広がっていた。ここから白馬鑓温泉への下りの途中には短いながらも鎖場があり、気が抜けない。白馬鑓温泉小屋前にも開放的な露天風呂がある。本来なら、ここで一泊になるのだが、今回は一泊二日の日程を組んでいるので下山する。落石に注意しながら杓子沢をトラバースし、尾根の南側を巻き込むように小さなアップダウンを繰り返して小日向のコルに出る。ここから急斜面を下る。最後は樹林帯から猿倉の林道に飛び出し、村営猿倉荘で縦走もフィナーレとなる。最後の感想として、今年は雪が多く鑓温泉小屋の小屋開きが7月下旬になった。その後すぐツアーを組んだ場合、雪渓が残る鎖場を通過するには歩行技術が必要だろうと改めて感じる(毎年この鎖場で滑落事故が多いと聞く)また、下山道も標高が下がらず距離が長く大変疲れた今回の下見登山となりました。
来年ツアーを企画するにあたり安全第一から、白馬岳から朝日岳、蓮華温泉を経て栂池高原のルートはどうだろうかと悩むところでもある。
鑓ケ岳頂上から振り返ると、歩いてきた白馬岳、杓子岳が見える。
北アルプス白馬三山 下見登山報告 (2017/8/26~27)