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2024年の初ツアーは、積雪もちょうどいい感じの安達太良山から始まりました。ルートファイデングを体験していかがでしたか。

2024/ 1/6~7   安達太良山(奥岳登山口から勢至平経て山頂へ。薬師岳から奥岳に戻るルート) データ:歩行距離9,3km、累計標高差827m、所要時間6時間(休憩含む)

本格雪山の入門コース安達太良山へ!しかし年末年始の安達太良山は冬型の気圧配置になれば一晩で30センチは降雪があり、新雪でのラッセル、踏み跡のない中でのルートファイデングが試される山でもあります。ツアー主催者としては事前の天気予報から積雪状態を徹底して把握する必要が強いられます。当然のことですが。果たして今回のツアーは?

岳温泉に前泊して奥岳登山口に8時到着。二日前に下見に来た時は雪少なかったのですが、前夜から薄らと降雪があったようです。今日のテンクラ予報はBと風もそこそこで冬山では十分な登山日和でしょうか。

奥岳登山口でアイゼンを装着してスタート準備です。それにしても今年は例年より雪が少ない。

アイゼンを忘れてました。それでもワカンで問題ありませんよwww。

それでは安達太良山山頂をめざして出発しましょう。

お馴染みの旧道を選択して登りましょう。最後の急登を脱出したら休憩ですよ。

地図とコンパス、そして登山アプリを活用しての読図をレクチャー。読図を極めるには休憩の度に現地の地形と地形図を確認することが大切です。読図ができれば道迷うは勿論のこと、先読みが出来て山歩きが楽しくなりますよ。

緩斜面の馬車道を進むとこの辺りから山頂稜線が見える位置なのでが、展望は次回にとっておきましょう。ここは勢至平分岐になります。ここからはトレース(踏み跡)がありません。

ラッセルとルートファインディングを参加された皆様にお一人おひとりに経験していただきました。風がない樹林帯だったので汗ばむ様です。

一瞬でしたが、青空が広がって眼下に二本松市の街並みが望むことができました。一段と雪景色が綺麗に見えます。

樹林帯を抜けると明るくなって素晴らしい雪景色が見えてきましたね。

これからが本格的な冬山登山開始でなりますよwww。

少し吹雪いてきましたが頑張りましょう。

スタートしてから3時間。ようやく峰の辻に到着しました。残念ながら目の前に聳える安達太良山山頂を拝むことができません。

沼の平稜線方面をを選択してトラバースしていきます。なんんとも幻想的な世界ですね。

間も無く稜線に出ます。沼の平の火口原は望むことができるでしょうか。

稜線上は吹雪いていて何も見えません。ここから安達太良山までの尾根歩きが始まります。

安達太良山直下を巻いてから乳房のような山頂に辿り着きました。お疲れ様でした。

いつもの様に参加者全員での記念写真を撮りましょう。登頂おめでとうございました。

ここから仙女平方面に降ります。積雪が少ないので夏道がわかりやすいですね。

樹木に凍りついた雪の造型美が美しいものです。

仙女平までいっきに下りて休憩タイムです。ここまでくれば余裕の皆さまですね。

薬師岳を経て五葉松平へ。ここから急勾配を下ったら安達太良山スキー場に出ます。

お天気はイマイチでしたが冬の安達太良山縦走を楽しんでいただけましたか。

番外編/ 前日の岳温泉の素泊まり宿「岳の湯」では、冬山のリスクマネージメントから登山アプリと併用した読図の座学を行いました。終了後は温泉♨️三昧と新年懇親会です。ビールや福島の純米酒に、私の大胆な素人山料理は、牡蠣鍋と鉄板プレート焼きでしたが美味しかったかな。登山ガイドより、食材購入から支度が大変だった2日間でした。

今年最後のツアーは、富士山やアルプスが一望できる大菩薩嶺と深田久弥終焉の地 茅ヶ岳を歩いてきました。

2023/12/9~10    大菩薩嶺(2057m)&茅ヶ岳(1704m)ツアー

今年最後のツアーは、山梨・東京・埼玉につながる秩父多摩甲斐国立公園の甲府盆地北東部に位置する、大菩薩嶺を登ってきました。カラマツ林や険しい岩場、山道では歩みを進めるごとに景色の変化を楽しめる。その最大の魅力は雷岩から大菩薩峠の間の開放的な笹の平原の尾根歩きと、裾野まで見渡せる雄大な富士山の絶景でしょうか。2日間ともお天気に恵まれて、富士山はもとより、南アルプス、乗鞍岳、八ヶ岳、雲取山、大菩薩湖の眺望も美しい。翌日の茅ヶ岳は『日本百名山』著者の深田久弥氏の終焉の地としても有名です。山頂からの大パノラマを見に一度は訪れたいと思っていた山でした。頂上は狭いですが、南アルプス、隣接する金ヶ岳の向こうには八ヶ岳、そして奥秩父の山々が広がるのを目にすることができました。もちろん富士山も。そして甲府盆地の眺望も抜群でしたね。

郡山を早朝4時出発して途中での渋滞も心配されたが、上日川峠登山口に予定どおり到着する。師走の時期の山梨ツアーは初めての試みだっが、積雪もなく穏やかな小春日和の一日になりそうです。

木漏れ日の中、ゆっくりと歩き始めました。葉が落ちたカラマツ林が続く。

まもなく福ちゃん荘に着く。ここでも沢山の登山者が行き交う。大菩薩嶺は登り易いので人気のほどが伺える山ですね。

歩き始めて1時間も経つと、富士山が見えてきた。こんなに間近に見えるなんて感激ですね。逆に悪天候で見ることができなかったらと思うと。本当に良かったと思う。

急勾配の岩場を登り切ると稜線上に出る。ここから見る雪を覆った富士山は圧巻ですね。

雷岩から稜線を北に向かうと間もなく大菩薩嶺山頂だった。最後は登った感じはしながったが、とりあえず日本百名山一座を踏破したでしたwww。

山頂は樹林帯の中だったので、ゆっくりと昼食の時間を過ごすことができましたね。

大菩薩峠までは展望が開いた稜線歩きです。しばし、絶景をおたのしみください。

今年最後のツアーがこんなにお天気でほんとうによかったですね。

沢山のお土産を買った皆さまでした。

本日の大菩薩嶺トレッキングは、歩行距離7.7km,累計標高差470m,所要時間4,5時間でした。今日は早朝からの出発だったので、大変おつかれさまでした。これから、甲府のホテルに入ります。

翌日、甲府のホテルから韮崎の深田公園まで約40分。本日は、日本百名山ブームの火付け役となった「日本百名山」の著者、深田久弥の終焉の山「茅ヶ岳」をめぐります。

皆さま、おはようございます。いつも山小屋と違ってシングル部屋だったので、」ゆっくりとお休みになりましたか?今日も山登りを楽しみましょう。

茅ヶ岳へは、アカマツの中の古い林道を進んでいきます

登り詰めるて、小さな鞍部に出ます。右手の岩頭に立つと、金峰山がくっきりと見えていましたね。

三角錐のような急斜面を登っていくと、深田久弥さんが倒れた場所にたどり着いた。

ここからあっという間に、茅ヶ岳山頂です。金ヶ岳の左手には八ヶ岳を見ることができました。今年はまだ雪が少ないですね。

茅ヶ岳山頂も沢山の登山者で賑わっていました。

東側には金峰山がくっきりと。つい先月、初冠雪のとき登ったので愛着がありますね。

そして、あの富士山が雲ひとつない形で拝むことができました。何と幸せなことでしょう。

急遽、来れなかった方にも見せたかった絶景パノラマでした。ご参加の皆さま、2日間ありがとうございました。

下山は周回コースの尾根スジを駆け降り無事にツアーを終えることができました。下山後は立寄り温泉にて疲れを癒して帰路につきました。

木幡の幡祭りに参加して歴史を垣間見ることができた!五色に彩られた五反幡上列が阿武隈山地を練り歩く光景は感動的でした。

2023/12/ 3  木幡の幡祭り&木幡山(666m)ハイキングツアー  データ:歩行距離8,5km・累計標高差576m・所要時間5,5時間

二本松市と川俣の境に位置する木幡山は、隠津島神社から登る低山ですが、途中から望む雪を覆う安達太良山から吾妻連峰まで見渡せる絶景が楽しめました。今日は木幡の旗祭りが開催される日です。朝は冷え込んだが日中は小春日和だったので、五色の幡上列に付きながら源氏の歴史に由来する日本三大幡祭りを十分に堪能した一日でした。

木幡の祭りは、天喜3年(1055年)前九年の役に由来するものと言い伝えられています。戦いに敗れた源氏の軍勢がわずか数騎で木幡山に立て籠もったところ、一夜にして降り積もった雪で全山が白くなった様を追走してきた安倍の軍勢が、源氏の白旗に見間違え戦わずして敗走した故事により現在「幡祭り」として伝承されています。
現代では、白幡を先達に色とりどりの幡が行列し「日本三大旗祭り」の一つとも言われています。また、古より伝わる儀礼を色濃く残していることから、平成16年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。
例年12月第一日曜日の開催する木幡の旗祭りは、コロナ禍で縮小されていたが今年は3年ぶりの復活となります。ツアーに参加された皆さまは、初冬の山道を旗を振りながら練歩く伝統的なお祭りに感動したようです。

2023年12月3日朝8時「木幡の幡祭り」出立式が始まりました。氷点下-3度と今年一番の寒さです。

さっそくですが、御神酒を頂いていますwww

阿武隈の山並みに勇壮な法螺貝の音が鳴り響く中、白旗を先達に色とりどりの幡を大空にひるがえしながら縦走する様は、壮観で優雅そのものです。

毎年12月第一日曜日に開始される初冬の風物詩となっています。

幡祭りに初めて参加する者を権立(ごんたち)といったが、現在では18歳から20歳くらいの者がなる堂社が多い。母親などがきた襦袢か赤地の着物などを着て、穢れを祓って一人前になれるとされる。

木幡の幡祭りは、コロナ禍で縮小されていたが、3年ぶりの復活となりました。国の民族無形文化財に指定されているを知ってか、遠方よりご参加頂いた皆さんには敬服いたします。

初冬の阿武隈山地を眺めていると、阿武隈川から霊山をみていた幼い頃を思い出す懐かしい光景が蘇る。

五色の幡を掲げながら、隠津島神社の参道を駆け上がる様には感動するようです。

ありえない話ですが、何と言おうか、木幡の重鎮たちと記念撮影ができたのでした。ここで幡祭りと離れて木幡山ハイキングのスタートです。

しばらくすると、雪を覆った安達太良連峰から吾妻連峰を一望できる絶景地。ここで昼食を摂りましょう。

歴史を垣間見ることができた木幡の幡祭り。神仏の加護を深く信ずる郷土民は、この縁起を「幡祭り」とし、950年に渉って承けつぎ今日に至っているんだと思うと感無量ですね。

次に、木幡の大スギと呼ばれる古木があるお堂。ここからの眺めも素晴らしかったですね。

あっという間に、三角点のある木幡山山頂に到着です。

木幡山から一旦、コルに下りて登り返したら羽山山頂でした。幡祭りに合わせて仙台からきたツアーの登山者に出会いましたよ。

隠津島神社には三女が見守る縁結びの神社とも云われている。隠津島ひめのみこと、たごりひめ、たきつひめですwww

我々が下山するころ、羽黒神社参拝、隠津島神社の三杯も終わりのようでした。

出発地の木幡住民センターグランドまで戻ります。今日は、幡祭りと木幡山ハイキングを楽しんでいただきました。

帰りは、秘湯と自称する山間の温泉「名目津温泉」に立ち寄ってから帰りましょう。ご参加頂いた皆さま、お疲れさまでした。

最後に、日本三大幡祭りですが、これはどれが一位とはは定かでない。北から、①青森県岩木山の新賑祭 ②福島県二本松市の木幡の幡祭り(国の重要無形民族文化財に指定) ③長野県別所温泉の岳の織り(国の選択無形民族文化財に指定)を言うらしいです。

ぜひ、来年は木幡山ハイキングを兼ねて、木幡の幡祭りにお越しくださいませ。

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