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東北の名峰 鳥海山は裾野が日本海まで続き兎に角大きい‼️ 遥か先から望め威風堂々と聳えていました。

2022/ 7/ 9〜10  鳥海山(湯ノ台コース)ツアー  データ:歩行距離12km、累計標高差1,253km、所要時間(休憩含)9時間半)

鳥海山は山形県と秋田県にまたがる標高2,236mの活火山です。秋田では出羽富士と呼ばれ親しまれている。山形では庄内富士と言われている。何れにしても存在感のある鳥海山に変わりない。ここ数年、秋田県側鉾立から登ってきたが、御室小屋はコロナ禍によりシュラフ必要と云うことで、山形側の心字大雪渓と展望、そして百花繚乱の変化に富んだ湯の台ルートを選択しました。宿泊地の山小屋滝ノ小屋の管理人菅原さんの心温まる対応に安らぎ、美味しいカレーライスと早朝発にも用意して頂いた朝ごはんに感激です。そこから始まる山行は最高の一日となりました。来年も花の百名山 鳥海山に来ようと思います 笑。

初日は湯ノ台登山口から30分登ったところにある、滝ノ小屋まで。管理人の菅原さん、そして奥様。アットホームな雰囲気の山小屋です。

持ち込みの冷たいビールでさっそく懇親会のはじまりです。再会や初めてに参加された方も直ぐに馴染んでいました。カレーライスも美味しく頂きました。

翌朝は、いざ鳥海山をめざして5時出発。すぐさま雪渓があり、ガスっていて夏道を探すのにひと苦労でーす。

八丁坂を1時間登れば河原宿小屋(廃墟化)到着。この辺りの湿原帯を過ぎると大雪渓登りが待っています。

河原宿のトイレは水洗で綺麗でしたよ。

万年雪の心字大雪渓(残雪の様子が「心」の字に見えることから、しんじせっけいと呼ばれている)は、左側を通り、小雪渓は右側を登るのがベストと聞いたが、ガスっていて視界が悪いし、結局はあざみ坂入り口まで雪渓が続いていた。今年は雪が多いようだ。

元気モリモリ(^O^)

河原宿から90分後に稜線直下のあざみ坂入り口に到着。ようやくガスも抜けてきました。

振り返ると、大雪渓に全貌が明らかになりました。有名な心字雪渓の姿を目にすることができました。

湯ノ台登山口の急所!雪渓を登りきると、鳥海山屈指の急坂あざみ坂があります。そして、あざみ坂を登りきると、外輪山の伏見岳となります。目の前のある新山ドームはガスってまだ見えません。

ここから七高山手前の分岐まで稜線上を歩いていきます。お花畑が疲れを癒してくれます。

少しずつ雲が流れ、展望が広がる。鳥海山に来て良かったと実感する。

一旦、ザレ場を下り雪渓をトラバースしてから、新山に登るのだが慎重をきする通過点でもある。

例年より兎に角雪が多いと感じる。

岩が重なる不安定な箇所を過ぎると鳥海山山頂だ。

秋田側の日本海が望むことができた^_^

鳥海山(2,236m)は燧ヶ岳に次いで東北地方で2番目に高い日本百名山です。

遠方からご参加いただいた皆さま。待望の鳥海山の嶺に立つことができましたね。お天気も味方してくれました。

大物忌神社は準備中でお札を買うことができませんでした(//∇//)  ここで昼食を摂ってからぜ下山します。登り5時間、ここまで予定通りに行程時間です。

外輪山を歩く登山者の姿が見えました。

ヨツバシオガマが

チョウカイフスマでーす(^_^)

一気にあざみ坂を下りました。最高のお天気になりました。

山肌にはニッコウキスゲの群生地が。

アイゼンを装着して大雪渓を下ります。

景色が広がる大雪渓をルンルン🎶。鳥海山最高でーすv(^_^v)♪

午後2時無事に登山口に下りる。大変おつかれ様でした。これから、鳥海山荘温泉♨️で疲れを癒して帰りましょう。

大自然が満喫できた初夏の安達太良連峰(くろがね小屋に泊まり)を縦走する。

2022/ 7/ 2〜3    安達太良山縦走(塩沢口から沼尻口)ツアー‼︎    2日間のデータ(歩行距離12、5km、累計標高差+1,169m -831m、所要時間10時間(休憩含))

安達太良連峰の主峰1700mの安達太良山。どこまでも澄み渡る青空と爽やかな(とは言いがたい真夏日だった)な季節の縦走ツアーをご案内してきました。ウラジオヨウラクなど山ツツジが主役のような今回の登山道であったが、山頂直下辺りから、オノエラン、イソレンゲツツジ、ハクサンツツジも咲き始めていました。汗が吹き出すほど気温が上昇する真夏日の2日間でしたが、八幡滝の清涼感や、時より清風が吹き抜ける稜線上のでは心地よい山歩きとなりました。

真夏日が続く中、安達太良山縦走ツアー2日間開催されました。今日は塩沢温泉登山口からくろがね小屋までの行程です。登山開始から90分、湯川渓谷八幡滝に到着です。ここだけは清涼感たっぷりの箇所でーす^_^

ゆっくりと昼食を摂り、珈琲を味わうひと時を過ごしました。

塩沢温泉登山口からは樹林帯の中を歩いて登ります。

徐々にトラバースを強いられる登山道が続いています。

八幡滝を過ぎてからは、渡渉が6度ほどあります。そして、クサリ場もある難所も通過しくろがね小屋をめざします。

湯川渓谷コースは涼しいかと思いきや、奥岳からの合流地点に出たら清々しく感じる。選択ミスった\(//∇//)\。あと少しで、今夜の宿くろがね小屋に到着でーす(^_^)

私は夢の中でしたが、前夜に山仲間が撮影した星空をご覧いただきと思います。

朝食の時間まで小屋周りを散歩しております。早朝からの登山者にもお会いしました。

前日の話になりますが、くろがね小屋に14時到着。温泉を満喫したら特製カレーライスが出る夕食までは自由時間です。冷たいビールが待っていました。ちょっと飲み過ぎましたが、そんなステキな山小屋ライフを楽しんで頂けましたでしょうか? 笑。翌朝から朝日を浴びて暑くなりそうな兆しでーす。

登山経験や体力もある皆さまなので、多少の暑さも大丈夫だろうと思いながら出発です。

オノエランも見つけました(^_^)どの山でもそうだが花が咲くタイミングに邂逅するって中々難しいんですよ。

振り返ると、蔵王連峰が雲海の上に見えるよ。

あぁ、おだやかだな^_^

安達太良山山頂を望みながら、しばしば?休憩。時おり長いかな。それでも余裕の行程でーす笑笑。

そしてそして登りました。安達太良山に。こんな眺望は見れたのは初めてと一同歓喜の声♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

ちょっと大人しめの感じかな。これが達成感いっぱいの表情でーす。

西側には磐梯山から猪苗代湖が見えてるよ^_^

こんな微風の稜線歩きって珍しいだけど分かるかな 笑。

お馴染みの火山源、沼の平でーす。月面のような風景なのだが、きょうは荒涼感はないなー

ここでも暫し休憩タイム。東北地方人気ナンバーワンの安達太良山を楽しんで頂いています。

ちょっと飛びますが、鉄山を経由し避難小屋でお昼休憩してから胎内岩くぐりに向かう途中の岩場を探索しております。

振り返ると鉄山避難小屋が見えてます。

この先からは、磐梯山、吾妻連峰、遥か先には雪を覆う飯豊連峰が望め、眼下には沼尻鉱泉がある谷間が見えはじめる絶好の場所です。

この辺りから、珍しい花「イゾツツジが沢山見ることができました。

そして、胎内岩をくぐったら、一気に下ります。

樹林帯を通過するとこんな風景になりますよ。

渓谷沿いにザレ場のトラバースもあります。

お湯が豊富な沼尻源泉も見ていただきました。

沼尻鉱泉跡地からの下山ルートは、本来通過してはいけない管理道を下りましたので、間近で白糸の滝をご覧いただきました。

真夏日のツアーになりましたが、眺望に恵まれて最高の安達太良連峰を縦走することが出来ました。沼尻駐車場から車で塩沢温泉登山口に戻り岳温泉で疲れを癒して帰路に着きました。遠方からご参加頂いた皆さまありがとうございました。

 

登山を愛する皆さまに‼️ 是非おすすめしたい一冊でーす。

「IT時代の山岳遭難」安全登山のための最新テクノロジー 著者/日本山岳協会所属 木元康晴さん

山と溪谷誌上でも活躍する現役登山ガイドが遭難に対する思考をアップデート。
「便利さ」「楽しさ」を拡大するために発達するテクノロジー。
しかしながら、そのテクノロジーに頼り、依存しすぎることが原因で遭難したり、遭難の一歩手前まで追い込まれる登山者が増えている。
そこで本書では、現役登山ガイドとして活動し、山と溪谷誌でも執筆を続ける著者が急速に発達するテクノロジーと登山を俯瞰して、登山者がどのようにテクノロジーと向かい合い、活用するのが最適かを解説する。

・目次
<第1章>テクノロジーの発達により、新しい遭難が増えている
独学で登山を続けることは可能か/検索エンジンの落とし穴/実例から考える・ウェブの情報が登山者に与えた悪影響/
度の過ぎた承認欲求の先に待つもの/道迷いを防ぐはずのGPSを持って道に迷う

<第2章>登山者の行動をサポートするために進化するテクノロジー
速やかな情報伝達をめざす試み/コミュニケーションの幅を広げたSNS/道迷いを防ぐGPSアプリ/登山者向け主要5大サービス 「ヤマケイオンライン」「ヤマレコ」「YAMAP」「Geographica」「スーパー地形」

<第3章>遭難者を救うために進化するテクノロジー
登山届の電子化がもたらした福音/加入者急増中のココヘリを支えるもの/
遭難者捜索のスペシャリスト集団LISSが駆使するテクノロジーとは

<第4章>登山者とテクノロジー
リテラシーの高め方/これから期待したいウェアラブル/共存していくテクノロジーと登山。

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