限界森林に出てからの栗駒山稜線歩きは過酷な自然が待っていました。
2016年6月28日
イワカガミが咲く大群落がもう直ぐ目の前に開けて来るはずだった、、、、、、、。梅雨の合間の栗駒山トレッキングツアーは一週間前同様にいわかがみ平からに周回コースを午前9時50分にレストハウス横の登山口からスタートして、雪渓の残る谷すじを100m登り、増水した沢わたりには緊張の連続だったでしょうか。そこから展望に開けた登山道を東栗駒山に向かう。しかし、この付近から強風が吹き荒れて飛ばされそうな状況になったため、引き返し云う決断をさせていただきました。花の栗駒山を楽しみに来られた皆さんには非常に残念でしたが、これに懲りないで再びこの地に訪れていただきたいと思っております。
とにかく無事に下山されて安堵の表情の皆さまです。帰りはゆっくりとハイルザーム栗駒の温泉につかって帰路に着きました。
ロハスハイキング 栗駒山ツアー(2016/6/26実施)
尾瀬だけじゃない‼︎ニッコウキスゲが咲き誇る雄国沼は今週が見ごろです。
2016年6月24日
湿原の木道歩きと云えば尾瀬を思い浮かべますが、雄国沼湿原は一周20分程度で散策ができる木道があります。ここでは6月の初めからレンゲツツジ、ワタスゲ、コバイケイソウ、タテヤマリンドウから代表的なのはニッコウキスゲの大群落なんです。雄国沼は福島県の喜多方市東部の標高1,100mの高原にあります。約50万年前の猫魔ヶ岳の火山によってできたカルデラ湖湿原です。ニッコウキスゲなどの雄国沼湿原植物群生地は、昭和32年から国の天然記念物に指定されています。今回のツアーは、幸いにもお天気に恵まれて花が咲き誇る最盛期の中、雄国沼のニッコウキスゲを楽しんでまいりました。
今回は NHK文化センター郡山教室の里山トレッキングツアーのお手伝いでガイドです。八方台登山口から猫魔ヶ岳をめざして木漏れ日のブナ林の中を楽しみながら小一時間で頂上へ。露岩した小狭い山頂から見えるのは噴煙のように雲を覆う磐梯山、猪苗代湖、裏磐梯の桧原湖を初めとする湖沼群、もう少しお天気ならば吾妻連峰や飯豊連峰を望めるのにと思いながら、でも梅雨前が覆う時期なのに幸運としか言いようがない登山日和となりました。
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ピンク色に染まったイワカガミの大群落。花の百名山栗駒山
2016年6月20日
栗駒山の花の季節は早い。6月に入ると残雪が消えた後を追ってヒナザクラが一面に咲きその後にはミヤマキンバイやイワカガミに替わっていく。今回のロハスハイキングツアーは宮城、秋田、岩手の県境に位置する栗駒山花めぐりの山旅に行ってきました。イワカガミ平登山口の沢すじから東栗駒山を経てイワカガミの花が咲き誇る絶景地を堪能してまいりました。ここから見る栗駒山は、壮大で言葉では言い表せないくらい素晴らしい山容です。ほんとうに直に見てみないと実感できないくらいの感動でした。登山道沿いにはサラサドウダンやナナカマドも見られて、錦秋の頃は山肌が真っ赤に染まっている栗駒山が目に浮かぶようでしたね。
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レストハウスの右側のいわかがみ平登山口から溝状の道をゆっくりと登っていくと、明るく開けたナメの続く新湯沢の渡渉点に着きます。ここから雪渓の沢すじ100mを登り右側の登山道への沢渡りには緊張が走ります。
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