🌿紅葉の秘湯二岐温泉と名峰二岐山へ
2015年10月28日
二岐山の急なガイド依頼がはいり事前下見もできなかったので、前日に地図を確認して登山計画を作成して、当日、宿泊されているブナ山荘にお迎えに行く2時間前に現地に着いて登山口からのアプローチをチェックして備えることができました。天候の状況を事前にお知らせしていたので、皆さんが防寒着などの装備を用意していたので本当に助かりましたね。山頂では寒さや強風でもあったが空が澄みわたり、朝日岳から三本槍岳などの那須連峰の眺望をくっきりと見ることができました。登山道でのミズナラやアスナロの樹林帯の紅葉も真っ盛りで自然を十二分楽しんで頂いたのも幸いでした。
この日の東北地方は寒気が入って強風と気温も氷点下と寒い一日でした。今回の二岐山(西岳)往復のトレッキングを終えて、14名の皆様全員が何事もなく下山されました。秘湯をめぐる一泊二日の山旅を楽しんでいただけたようです。わたしも久しぶりで大丸あすなろ荘の渓谷沿いの露天温泉に浸ってきました。
福島県天栄村に位置する二岐山は1970年代に大規模なブナ林の伐採が行われたが、地元民の反対運動が起こし、伐採が中止とされた経緯がある。尾瀬とともに自然保護運動の原点の山でもある。御鍋神社登山口から八丁坂の急登を過ぎたら、かつて大規模な伐採が行われたブナ平に着いた。ここから緩やかな登山道を進み、最後の急登を一気に登れば頂上でした。頂上付近の潅木にはしゃくなげがたくさんあり季節を変えて登るのもいいなんて思いながら、10年ぶりの二岐山山行でした。