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新潟奥胎内ヒュッテから登る、2年越しで実現した待望の飯豊連峰朳差岳(えぶりさしだけ)に行って来ました。

2024/ 6/22~24    朳差岳ツアー(暴風雨)      データ:総歩行距離14、3km・累計標高差+1,484m−1,601m・総タイム12時間

天空のお花畑が広がる朳差岳へ‼️ 昨年は融雪による林道崩壊のため実現出来なかったツアーでした。今年こそは見れるだろうか?ハクサンイチゲが咲きほこる飯豊連峰の稜線がこのところ目に浮かぶのでした。数日前から日本列島が梅雨前線の覆われて北上するような天気予報が流れる。我流ながら天気図を分析して、朳差岳は新潟と山形と境に位置しているので何とか回避するだろうと予想する。とりあえず天気動向は現地には行かないと分からないのは登山の鉄則であると思っているので。初日は、よねざわ道の駅で昼食を頂いてから上杉神社で登山の無事を祈り、前泊先の奥胎内ヒュッテに向かいます。

おはようございます。前夜祭はバタバタと豚汁や鉄板焼きなど作って、とりあえずビール🍺で乾杯。翌朝は予想されたとおりの小雨模様だったが、朝一番の乗合自動車で登山口まで直行する。週天気予報が崩れるということで登山者は我々だけの模様です。(只今の時刻5時45分)

足ノ松尾根という名のとおり、松の根が張る尾根が続く登山道をひたすら登る。雨に濡れているので足の置く場所が肝心だろう。兎に角、ゆっくり登っていこう。

姫子の峰に到達。ここから展望が開けてひと息つく。小雨模様から大雨だったりと予断を許さない山行となる。これも経験と言い聞かせながら和気藹々と登りましょう。

時より幻想的な視界が広がっていく。

岩場だったり、アップダウン箇所があったりと、思いのほか時間がかかる。それでも安全第一が基本だろう。

滝見場辺りまで来ると、次のヒドノ峰まであとひと頑張りだろうか。

標高1000m付近まで登ると大石山(1567m)が見えてきた♪(v^_^)v

時より明るくなって、お花を見る余裕も出てきましたね。

この先水場がある鞍部。ここは標高1,000m超えたヒドノ峰。ここまで来れば大石山まで、時間にして80分、標高差400m位だろう。

ここからはがれ場もあるがロープが張られているので慎重に登りましょう。

スタートしてから4時間半、大石山分岐に到着しました。予定どおりの行程に安堵し、ここからは飯豊連峰主稜線を南に約40分歩けば頼母木小屋です。もう直ぐビール🍺が呑めると思えば足が動くようですねwww。ただし、稜線上は風が抜けるので強風です。

笹が続く稜線上には、待望のハクサンイチゲの咲く様子を見ることが出来ない\(//∇//)\ 今年は思いのほか暑かったので開花が早かったのだろうか? それでもニッコウキヅゲやヒメサユリとの邂逅♪(v^_^)v

ゴゼンタチバナも^_^ もう花の主役は代わっていたが、いつ訪れても飯豊連峰の魅力は奥が深く感じる。

このルートは尾根すじを登って来るので雪渓を歩くことはなく、体力さえあればどなたでも登れるでしょうか。

思いのほかのアップダウンと強風だったので、頼母木小屋まで時間がかかったが、それでもお昼前に到着しました。

山小屋には豊富に出る水場がありました^_^ が、いる筈の管理人がおりません。週末の天気予報を危惧して下山したのでしょうか? 楽しみにしていたビール🍺が購入出来ないことが発覚\(//∇//)\ 参加者が持参したワインと焼酎を半日かけてチビリチビリと頂きました。皆さん本当にありがとうございます😭

もちろん、山小屋は我々だけの貸し切りです。延々と続く山談義はいつも楽しいですね。縁あってご一緒されて皆さまと一晩を過ごされるのですから。今夜の山飯は、メスティンでご飯を炊きカレーライスです。

稜線上に建つ山小屋は一晩中、強風雨で不安な時間を過ごされたかと思います。ツアーを強行したことを振り返りながら自問自答しながら朝を迎えました\(//∇//)\ 朝食は夕べのご飯を利用してチーズリゾットです。ベーコン、トマトとブロッコリー、そしてとろけるチーズを加えました♪(v^_^)v

日頃美味しいものを頂いている皆さま。こんな山飯で宜しかったでしょうかwww😆 次回の朝日連峰ツアーでは何にしょうか思案中です^_^

山小屋の掃除が済んだら出発です。ただ今の時刻6時30分。外は相変わらずの暴風雨です。強風の中、灌木の稜線歩きを朳差岳までは2時半。体力的に考えて断念することを提案して下山することにしました。

強風の稜線にはヒメサユリが咲いて我々を勇気づけるようだ。大石山分岐まで40分。その先からは急勾配の下山が待っている。

暴風雨で辺り一面が見えない。普段であれば人気の朳差岳登山ルートだが、今回は行き交う登山者は最後まで誰もいない。

根っこが張り出している尾根下山ルートは、雨に濡れていると厄介だ。ゆっくりゆっくりと注意喚起しながら下る。が、それでも滑る。そんなことで体力を消耗する。それでも皆さんは黙々と切磋琢磨しながら頑張っていますね。

ご参加の方のオリンパスデジカメ。暴風雨の時はいいかも^_^

最後の岩場の通過は細心の注意⚠️をして渡りましょう。

標高差1050mの大石山から約3時間で足ノ松尾根登山口に無事下山しました。たいへんお疲れさまでした。

ここからは奥胎内ヒュッテまで3kmを歩きます。ここまで来たら余裕ですね。

下山中にカモシカとバッタ会いました♪(v^_^)v 一度も見たことがないと言われていた方はラッキーでしょうか。兎に角、暴風雨の2日間でしたが、楽しくもあり自然の厳しさも感じることが出来ましたね。帰りは道の駅の温泉♨️ゆーむで登山の疲れを癒やして帰路に着きました。

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