ドンデン高原ロッジを起点に、佐渡島最高峰の金北山を越えて白雲台へと至る絶景ルートを歩いてきました‼️
2024年5月13日
2024/ 5;11〜12 花の百名山 大佐渡山脈縦走2日間ツアー (歩行距離:14km、歩行時間6時30分、累計標高差+1,008m−1,027m)
春を彩る佐渡の花々を求めて‼︎
植物境界線である北緯38度線が大佐渡山脈は、1,700種近い植物が自生しているという。また、本州では高山でしか見ることができない高山植物も見られることから植物における日本の縮図とも称されています。5月初旬の雪解けの大佐渡山脈メイン縦走路は、ドンデン山荘から金北山までカタクリ、シラネアオイをはじめ沢山の花々が切れ目なく咲いてましたね。
新潟港ターミナルに隣接する朱鷺メッセやコンベンションセンターではイベントが開催されていた。大混雑に遭遇して、いつも立体駐車場が🈵。予想外の遠方に駐車して歩く羽目になったが無事に乗船手続きを終える。横浜、そして米沢からの皆さまと合流。さあ、佐渡の花々を求めて出航でーすwww。
ビール🍺お弁当を購入して、ジェットフォイルは定刻12時55分出航。約70分で佐渡ヶ島両津港に着きます。
波もなく穏やかな日本海。今回の大佐渡縦走ツアーもお天気になりそうです♪
両津港ターミナルに到着後、さっそくの試飲^_^ 佐渡ヶ島唯一の地酒「雅楽代」天領盃酒造は淡麗辛口で呑みやすい。佐渡観光協会で島情報、タクシーの予約手続きを済ませてから、今夜の宿「金沢屋旅館」に向かいましょう。
宿泊先は両津湊遊郭だった頃から現存する唯一の金沢屋旅館です。何とレトロな建物しょうか。女将も高齢になりコロナ後は食事提供をしていないと云うことでした。夕方早めに港付近の寿司屋を予約してありますのでお楽しみください。
早めの夕食は、両津港目の前にお鮨屋「すしの魚秀」さんで、ビール🍺と地物お任せ握りをいただきました。いつもガイドが真っ先に呑んでいいのでしょうか(´∀`*)
とりあえず腹ごしらえしたら、島散策をしましょう。明日の食料は島唯一のローソンで調達します。
地元の商店街を活性化しようと励んでいる住民の方々でした(^_^)
両津港と加茂湖に挟まれたような両津町はシャッター通りで人もいない寂しい街並みですね。佐渡ヶ島は一時は12万人の人口だったそうですが、現在は島全体で4万人だそうです。今夜はゆっくりお風呂に入って明日の大佐渡縦走に備えましょう。
おはようございます😃 今日の天気予報は晴れのち曇りです。それでも風がありそうです。やっぱりドンデン高原ロッジからの眺めは最高です。両津港から島全体を見渡すことができますね。
ドンデン高原ロッジから、佐渡最高峰の金北山を経て白雲台交流センターまで14kmの大佐渡縦走へ出発。
ここからに眺めは最高です。雪を覆う飯豊連峰から越後の山々が、遠くに薄っすらと火打岳も望むことが出来ました。
ドンデン高原ロッジから林道を進み、縦走路入り口の看板から登山スタート。ここから最初のピークとなる「マトネ」までは樹林帯の中をおよそ70分ほど進んでいくのですが、その道中は野草の宝庫。
ここからが花街道のはじまりです^_^ お好みのルートを歩きましょう。
さっそく、可憐な高山植物や山野草が現れてきましたよ。これからシラネアオイが続く山歩き楽しみです。
オオイワカガミだ!花付きがいいなぁ🌸。プリプリで可愛い。
いつもなら早足で通り過ぎてしまう樹林帯も、次から次へと現わる山野草の発見に飽きないです。もっと花の名前がわかると山歩きが楽しくなるのだが、ok googleさん教えてくださいwww😆
急勾配を登り終えるとマトネのピークです。ここでひと息つきましょう。ここからは金北山へ向かう稜線歩きがはじまります。壮大な景色と微風の風が気持ちいいですね。
遥か先には佐渡ヶ島最高峰の金北山が見えていますよ。景色を楽しみながら大佐渡縦走を進みましょう。
人生って楽しまないとね‼️ まだまだ人生登り坂途中のお二人さん‼︎
まだまだ余裕でしょう。それでもアップダウンが続く縦走路。
振り返ると、先ほどひと休みしたマトネのピークが遠くに見える。一歩一歩って凄いんだね。
真っ白なオオイワカガミって珍しいと思いませんか。
陽が当たらない雪解けまも無い登山道にはショウジョウバカマ。色が濃いめかな🩷
陽が差してきたら、カタクリの花も上向いてきましたね。ここからカタクリの群生地が続きますよ。
樹林帯を抜けると展望が広がる、そんな繰り返しになりますが、豊富な山野草と景色には癒されます。
そのことを繰り返ししていると時間も過ぎています。金北山が少しずつ近づいて来ましたよ。四方に海が見えると、やっぱり佐渡ヶ島最高と叫んでしまいそうでーす(^-^)/
見える景色は一緒だねなんて言わないの(^_^)小佐渡山脈も縦走できるのかな? 今回、気づいたのは佐渡ヶ島は大きい島だということ。周囲280km、たしかに面積も大きいんだろう。自転車で一周する旅人も多いと聞いた。
シラネアオイの咲き誇る道が続く登山道です。今年は咲き始めたのが早いと聞いていたので、ほんとうに出会えてよかった。
もちろん、コブシも咲いている
ヤマザクラとご参加のお姉さまたちですwww🤣
最後の急勾配の道すじでもカタクリのお花畑が続きます。
ハッカハッカしながら山頂直下の鞍部あやめ池に到着。あと一息、この先には雪渓がある筈なので慎重に登りましょう。
ドンデン高原ロッジから4時間半、ようやく山頂が目の前に現れました。
お疲れさまでした(^_^)最後の力を振り絞って登りましょう。若干もう一名、姿が見えないけど大丈夫かな。
金北山山頂にたどり着きました\\\\٩( ‘ω’ )و ////絶景を見たら疲れが吹っ飛ぶようですね。
最高のロケーションと爽快な気分でしょうか。お疲れさまでした。
さて、これから自衛隊佐渡分屯基地管路道を白雲台下山口まで下ります。予約のタクシーまで120分。皆さんご協力よろしくお願いします。
佐渡ヶ島にある自衛隊航空基地です。昔は金北山山頂になったのですが、現在は西側に移動しております。北朝鮮からミサイルが発射された場合の防衛最前基地と言ってもいいでしょう。
途中、白い花の咲くシラネアオイ? が咲く聖地に邂逅する。他のツアーガイドからの貴重な情報でした。
そして、5輪咲いているシャクヤクもめずらしいですね。
そんなことで、大佐渡縦走の山旅も終わりに近づいてきました。
おふざけのTさん、ここから出れるのでしょうか?タクシーに遅れないように頑張ってね。
縦走ゴールは交流センター白雲台は標高850mにある木の温もりを感じる山小屋風の建物です。長い縦走路は、芝草原、樹林帯、ザレ場があったりと変化に富んだ縦走に満足度最高の一日になりましたね。帰りは金沢屋旅館でお風呂を借りて疲れを癒して帰路に着きました。今回もご参加ありがとうございました。