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明日から台風13号日本列島を直撃か‼️ 天気図から予断を許さない状況です!

【雨の日の登山】中止と決行の判断基準を決めましょう‼︎

雨天登山における3つのリスク

1. 滑って転倒してケガをする

2. 低体温症になる

3. 視界不良で道に迷う

 雨で地面が濡れると滑りやすくなる。濡れた岩場や木の根などは特に滑りやすく、転んでケガをしてしまうこともある。

 また、悪天候により体が濡れて冷えてしまうと、低体温症になる場合がある。雨で体が濡れると体温が急激に下がるので注意が必要だ。低体温症になると全身が震える。さらに体温が下がると、錯乱状態になったり、動けなくなったりするので危険だ。

 雨天時は雨や霧で視界が悪くなるため、登山道で標識の見落としや不意に登山道を外れてしまい、道に迷うケースも出てくる。晴天時であれば、山頂や稜線などの開けた場所で景色を楽しめるが、雨天時は何も見えないので、眺望を楽しむこともできない。

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【雨天時の登山】中止にすべき気象条件

 雨天時は足下がぬかるんでいるため滑ってケガをしたり、視界が悪いため道に迷いやすかったりと、遭難のリスクが高い。そのため、登山経験の少ない人や初心者、子ども連れの場合は中止にすべきである。また、経験豊富な登山者であっても、以下に記す気象条件が山中で予想される場合は登山計画を見直すべきだろう。

・大雨や暴風、洪水などの特別警報時

1時間雨量20mm以上(地面一面に水たまりができる状態)

・風速15m以上(樹木全体が揺れ始める、風に向かって歩けなくなる)

 悪天候のなかでは危険度がさらに増す。上記の目安ほどでなくても、自身で危ないと感じることがあれば、中止の判断をしてほしい。

突然の雨に備える防水アイテムを用意しよう

 山の天気は変わりやすい。麓は晴れていても、登っていくにつれて天候が悪くなることもある。そんなときに備えて、レインウェアや防水のグローブ、ゲイターなどの雨を防ぐアイテムを携行しておきたい。

 また、雨天時は防寒着を着るほかにも、こまめに行動食を摂る、温かいものを飲むなど体温を下げないための対策も必要だ。登山中にもし雨がひどくなったときは、山小屋や避難小屋に避難するか、可能であれば下山するかの決断が必要になってくる。

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雨天時の登山リスクを把握して安全に登山を楽しもう!

 雨天時の登山リスクと、中止にすべきかを判断する気象条件について解説した。雨天時の登山は、ケガや道に迷いやすく遭難の危険性が高まるため、経験の少ないハイカーや子どもが同行予定の際には迷わず中止の決断をしてほしい。

 また、雨の多い梅雨時期はベテランハイカーでも事故につながるリスクが高まるので、登山中の天候急変に備えたレインウェアや防水グローブなどの防水アイテムの用意とともに、十分な注意と準備をしたうえで安全に登山を楽しんでほしい。

気象庁の気象研究所の分析によると、ここ45年間の中で、線状降水帯による豪雨の頻度は、約2倍に増加しているといいます。 また特に67月の梅雨の時期は、4倍近くも増加しています。 この原因といわれているのが、地球温暖化

ということで、近年の線状降水帯の増加についてはやっぱり地球温暖化が関係していました。

なんとなく、感覚的に大雨増えてるそんな気がするな~?もしかして地球温暖化の影響かなあ~?をちゃんと気象の研究者の方々も調べてくれてましたね。

悪天候で登山を中止するかどうか悩んだら・・・

悪天候の時に、登山を中止するかどうかの判断って難しいですよね。
登山者11人によって体力や経験値が違いますから、もちろん判断の基準も違ってきます。

おそらく、登山経験が少ない方ほど判断に悩むと思いますので、判断に役立つ基礎知識についてこの場でお教えします

街の天気予報よりも、天気図を読もう

と、言っても天気図を読むための知識は一朝一夕には身につきません。
なので、「天気図読めないよ!」という方は、天気図についてはいったん横に置いといて、重要なことはテレビやインターネットなどで一般的に見る天気予報はあくまでも「街の天気予報」なので、真に受けて登山をしてはいけないことを覚えておいて下さい。

特に夏は晴天でも午後になると山に雲が掛かりやすくなりますし、街よりも山の方が天候悪化が早く訪れることがあります。
なので、北アルプスの登るときに松本の、富士山に登るのに御殿場の天気予報を見ても、あくまでも参考程度にしかなりません。

天気図は山岳気象に関する書籍などを読んで知識を得て、登山に行く前日に当日の予想天気図を毎回見る習慣をつけることをおすすめします。

山の天気情報を調べる

【てんきとくらす】 http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/

このサイトのように、「行楽地の天気」で登山口や山頂の天気予報を見ることが出来ます。
行楽地やレジャー先の天気予報情報を配信しているサイトは他にもありますが、登山をされる方はこのサイトを見ている方が多いようです。

しかし、私自身のこれまでの経験から、これらの予報もあくまでも参考程度であまり信用できません。
なぜなら、山岳地帯の気象予測はとても難しく、その土地特有の風や地形の影響を加味した予報を無料で提供できる筈がないからです。

上記のような「行楽地の天気」も参考程度に閲覧するのが適していると思います。

晴れ、曇り、雨といった単純な情報ではなく、登山では風と雨雲の動きを出来る限り正確に把握することが重要です。
ということで以上二点は前置きのような話でした(^.^)

実際の登山の実施・中止の判断や、登山中の状況把握には以下のABC、三つの項目が大いに有効です。

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