ハヤチネウスユキソウが見たい‼️ お花畑が点在する花の百名山 早池峰山に行って来ました。
2023年7月10日
2023/ 7/ 8 花の百名山 早池峰山(はやちねさん)ツアー‼︎ データ:歩行距離5、3km、累計標高差698m、歩行時間5h (小田越登山口ピストン)
ヨーロッパアルプスに咲く高貴なエーデルワイに似て、重厚な気品ある固有種ハヤチネウスユキソウを見たいというご希望から、お忙しい方向けに実現した日帰りツアー。岩手県東部に位置する北上高地の最高峰『早池峰山』。花の百名山として知られ、6月から8月下旬までは高山植物の花々は切れ間なく咲いています。早池峰山の固有種であるハヤチネウスユキソウは、国の特別天然記念物にも指定されており、早池峰山を代表する高山植物です。他にも、ナンブトラノオやナンブイヌナズナなど、特有の高山植物が次々に咲いていました。
早池峰山小田越登山口から山頂に向けて、ようやく9時出発します。郡山を早朝3時に出発して、岳駐車場からシャトルバスで移動と云う具合に延々6時間。ここまでお疲れさまでしたwww
小田越からアオモリトドマツの林を抜け出ると展望が一気に開けて来た。見上げると登山者が上列を成しながら進む姿が見える。若干小雨模様が心配でもある。
早池峰山は超塩基性の蛇紋岩などからなる北上山地に最高峰でもある。滑りやすいので気をつけて登りましょう。
30分ほど歩いてから蛇紋岩の上でひと休み。振り返ると早池峰山と対峙する緑一色の薬師岳を望むことが出来る。
さすがに人気の早池峰山、花の咲く時期は沢山の登山者で賑わっている。
時おり美しい野鳥のさえずりが響き渡る。チチィと鳴くチョコレート色でずんぐりとしているので、カワガラスだろうか?
岩場と草原に咲くお花畑のコースをたどる。ハイマツやミネカエデの低木に縁取られた露岩帯の急勾配を登ると少しずつ高度感と展望が広がる。
固有種ハヤチネウスユキソウを見つける🔍 5合目辺りからが期待出来そうですね(^_^)
足元にはミヤマオダマキ、ホソバツメクサなどが咲く。
五合目で、岩の割れ目からイワベンケイが。たっぷり水を蓄えたサボテンを思わせる葉が特徴で、風当たりの強い岩礫地に生える。わたしにとっては見たことが無い?気づいていなかった植物だった。
五合目を過ぎてから勾配のある露岩帯が続く。ここを登り切れば山頂直下だろう。
風の吹き抜けるこの一帯にはお花畑が出現する。早池峰山と北海道の山に分布する、ナンブイヌナズナ(別名:ユウバリナズナ)高山帯の蛇紋岩砂礫に咲くと云われている。
5枚のガク片と5枚の花弁がある淡い紫色の花ミヤマオダマキが礫地や草原に生えてます。
厳しい環境下で咲く高山植物が斜面に咲き誇っている。お花好きの登山者にはとっては魅力的な山だろう。
東北地方は梅雨明けにはならない時期で心配された雨も上がりワクワクする登山日和となったようですね。
あっ、エーデルワイスが咲いているwww。郡山から300km走って来た甲斐がありましたね。
これって、キク科のミヤマアズマギクだろうか?凄く綺麗でした🤩
最後の難関である超長い梯子🪜が見えてきましたよwww。
梯子のところにも、ハヤチネウスユキソウが咲いている。
一歩一歩と登って来られる皆さまです。あと少し頑張ってね。
さあ、ここからは最後の岩場を登れば稜線上のお花畑が待っていますよ。
早池峰山特産種のナンブトラノオですね。10〜20cmほどの長い茎の先端に淡紅色の小花を多数つけています。
小さなお花畑が点在する賽の河原に到着です。例年だったらこの先に雪渓が残っているが今年は?
早池峰山山頂が目の前に現れています。ようやく♪───O(≧∇≦)O────♪来たんだね。
稜線上の木道を軽快に濶歩しながらお花畑を楽しむ🎧 ワタスゲも、花被片が尖ったハクサンチドリは色が濃く感じるね。
アオモリトドマツと、意外と小さい(寒さが厳しいので)コバイケイソウが可愛くて見えるよ。
ここはイワカガミの群生地かと思うくらい沢山咲いている\\\\٩( ‘ω’ )و ////
ミヤマアズマギクも可憐でキレイ😍 そんなお花畑に咲く高山植物に魅了されながら早池峰山山頂に到着でーす♪
山頂直下には斜面いっぱいにチングルマが咲き誇っている(*´∀`)♪
たいへんお疲れさまでしたwww😂。山頂からは見渡せる絶景が待っていました。
沢山の登山者で賑やかな活気に満ちた山頂でしたwww。
剣ヶ峰山頂にて記念撮影でした(^_^)
30分ほど休憩してからお花畑に下りて小田越登山口に。画像の先には岩手山が微かに見えているかな!
足元に気をつけて慎重に下りましょう。
真っ青な空、中岳に続く岩の稜線、緑が濃いハイマツのコントラストが素晴らしいと思います👍
軽快な下山で120分のコースタイムは標準www。それでも登山経験者は足腰が強いですね。結果的には登山日和ということで、たいへんお疲れさまでした。
帰りは、はやちね道の駅に寄ってワイン🍷を買って帰ろう。東和温泉♨️にも寄ってサッパリしてソフトクリーム🍦かなwww。そしてそして一路郡山へ戻りましょう。
東北一高い燧ヶ岳縦走(御池〜見晴)〜三条ノ滝から裏燧林道をぐるっと巡る‼️ ワタスゲの咲く夏の尾瀬を堪能して来ました。
2023年7月5日
2023/ 7/1〜2 燧ヶ岳縦走2日間ツアー (データ:歩行距離19、5km、累計標高差1,542m、歩行時間1日目8,5h・2日目6h)
福島県側檜枝岐側からちょっと足を伸ばすと、そこは大自然の宝庫、あこがれの楽園-尾瀬。遠くに聞こえる野鳥のさえずり。季節を彩る可憐な花々、長く長く続く木道…。そんなイメージを抱きながら、初日の悪天候にもめげずに東北一高い名峰燧ヶ岳を縦走して来ました。
御池からの登山道の見どころは広沢田代と熊沢田代の湿原一面にワタスゲが風に揺れる風景を見ることが出来ました。雨降りで少し心折れそうになっても、色とりどりに湿原植物をはじめ、ブナなどの樹林の足元に咲く可憐な花には癒されましたね。それでも柴安嵓山頂(2356m)を極めて来ました。そこからが大変、泥んこの長い見晴新道を悪戦苦闘しながら下ったら、ようやく尾瀬ヶ原の山小屋に到着です。2日目は、昨日の天気が嘘のように晴れ上がり朝日を浴びながら尾瀬ヶ原を満喫して、名爆三条の滝を鑑賞して裏燧林道へ。長時間かけて登った燧ヶ岳と日本を代表する壮大な尾瀬ヶ原歩きは、変化に富んだ二日間だったようですね。
一年振りの檜枝岐まで三時間かけて来ました。ここは群馬県界に位置する尾瀬の玄関口です。東北以北の最高峰標高2,356mの燧ヶ岳をめざして出発します。
雨に濡れたダケカンバの樹林帯が迎えてくれます。木道が滑りやすいので気をつけていきましょう。
裏燧林道との分岐を左に折れたら悪路の登山道が待っています(//∇//)
御池登山口からはこんな感じで広沢田代湿原まで約1時間続いています。雨量が多いときは沢と化します。
広沢田代湿原が広がっている一帯に出てひと休み。草原と池塘を眺めているとホッとしますね。
広田田代から熊沢田代まで標高差300m登って行きます。ようやく5号目の標識、ここから山頂はまだまだ先ですが頑張りましょう。
可憐なヒメシャクナゲの花を見つけた🌸
標高1950m地点に位置するなだらかな高層湿原。その鳥瞰はすばらしく、天上の楽園を感じさせてくれます。
振り返るとこの一帯は傾斜湿原で二つの池塘と木道が曲線を描いたいるのが見えますね。
山頂が間近になって来たら雪渓があったり、ざれ場を通過したり、登山道は灌木滞やハエマツと変更していく様を感じる。
御池登山口から4時間、またいたぐら山頂(2,346m)に到着。ピストンだったら此処が燧ヶ岳山頂でーす^_^ と言うところですが、今回は最高峰の柴安ぐらを極めましょう。ここから一旦鞍部に下りて登り返します。頑張れ👍
お疲れさまでした\\\٩(๑`^´๑)۶//// 本来の燧ヶ岳山頂でーす。あいにくの天気で展望は叶いませんが、充実感でいっぱいかと思います。!
そして、ここから尾瀬ヶ原見晴までの悪路で有名な登山道を3、8km下山するのですが、案の定、長雨も有り泥んこ状態が延々と続き転倒続出\(//∇//)\ それでも何とか無事に下山しました。余りにもひどくて写真を抑えるのを忘れてしまいました。
それでも、こんなお人形を見つけて心癒されたようですねwww。なんとか想定内の時間に山小屋に到着。夕食まで慌ただしかったが、それでもお風呂で疲れを癒すことが出来てまったりと山小屋ライフを過ごすことが出来たようですね。燧小屋の売りは食事が美味しいかったこと。ネット評判はダテじゃないですね。
尾瀬ヶ原見晴の山小屋エリアにはキャンプ場も併設しています。今回、お世話になります、燧小屋は檜枝岐村にお住まいの3代目だそうです。
翌朝は5時から早朝散歩に出かける。今日は天気予報どおり夏晴れのようです。昨日登った燧ヶ岳の全貌が明らかになっています。出発時に案内しましょう。
広大な尾瀬ヶ原から至仏山が…。まだ雲がかかっているが、楽しみは後に取っておこう。
キャンプ場も10張くらい賑やかです。
おはようございます🌞
今日は雨具なしで大丈夫ですね。苦あれば楽ありというか、尾瀬ヶ原から三条の滝を巡って、裏燧ヶ岳林道の湿原帯をゆっくりと御池登山口までのコースになります。
前方南には燧ヶ岳と対峙する至仏山がくっきりと望むことが出来ましたよ(^_^)昨年5月連休に雪の至仏山ツアーに参加されたクライアントが2名おり、喜びもひとしおかと思います。
朝焼けの燧ヶ岳をバックに記念のお写真ですwww
西側には冬しか登れない景鶴山が…。来年5月連休にツアーを予定しております🗓️。
燧ヶ岳をぐるっと廻りながら、只見川に流れる渓谷沿いに向かいます。それにしても快適な山行となりましたね。
30分ほど歩くと、温泉♨️がある評判の温泉小屋。ここで体温調節のため一枚脱いで行きましょう。
川床の一枚岩を長さ500m、幅500mに渡り滑るように流れ落ちる珍しい滝、平滑ノ滝です。
沢沿いは渡渉も幾つかあり滑りやすいので気をつけて歩きましょう。
山全体がぶな林で覆われている尾瀬ヶ原エリアです。鬱蒼とした樹林帯はシダ植物や苔類も多い気がします。
危険カ所を通過して、ようやく大瀑布の三条の滝が目の前に現れました^_^
山小屋から2時間で、三条の滝に到着。尾瀬ヶ原に水量が一気に落としこむ只見川本流への滝はみごとですね。
なぜがこんなポーズで楽しんでいる皆さまですwww
時より通過する湿原帯のワタスゲの果穂が爽やかな風に揺られています。
タテヤマリンドウも群生している時期に巡り会ってよかったですwww
青空と緑色の湿原のコントラストがなんとも言えないのです。
吊り橋を渡って暫し休憩したら、後90分くらいで山旅に終了となります。まだまだ余韻を楽しみましょう。
遥か先には雪を覆う越後三山が見え隠れする木道を軽快に歩いています。所々に池塘や様々な花が疲れた身体を元気づけてくれる😀
朱色と緑色の葉とのコントラストが美しいレンゲツツジ群生地に出会う。
御池駐車場に到着です。たいへんお疲れさまでした。想定内だった天気にもめげずにず予定どおりの行程を終えることが出来ました。想定外だったのは、皆さんが転び過ぎたことでしょうかwww 😂 でもご無事だったのでこんな冗談も許してください。
檜枝岐村で温泉♨️に入って帰路に着きましょう。