豪雪の山の深く鮮やかな秋 朝日連峰の大朝日岳へ
大朝日岳へと続く紅葉の縦走路は来週頃から見頃でしょうか。
朝日連峰は豪雪地で10月中旬には初冠雪があり冬が訪れる。そのため、森林限界のわずかに下では厳しい自然環境のもと背が低くなった落葉樹のナナカマドやミネザクラの赤、ミネカエデやマルバマンサクのオレンジ、ミヤマナラやオオカメノキのワインレッドの紅葉が絨毯のように広がる。古寺鉱泉の登山口から古寺山、小朝日岳を経て大朝日岳まであと一息となる銀玉水へ。水場上部の急な登りから振り返れば、小朝日岳をバックに色彩やかな紅葉が疲れを忘れさせるだろう。主稜線に続く縦走路は笹の濃い緑と雪田植物群落の草紅葉がコントラストが素晴らしいです。麓の登山口近くでは深く広がるブナ林の明るくふくよかな色合いと澄んだ渓谷の紅葉を楽しめる。
参考コースタイム 1日目 古寺鉱泉~古寺山~小朝日岳~大朝日小屋(計6時間) 2日目 大朝日小屋~大朝日岳~小朝日岳~鳥原山~古寺鉱泉(5時間30分) 9/17~181泊2日 アンダー2000mc月例山行にて