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[緊急] 登山中の新型コロナウイルス感染に注意しましょう‼️

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、一部山域で山小屋の休業が起きています。
今の所、山小屋でクラスターが発生したという報告はありません。
ただし感染力の強いデルタ株の蔓延に伴い、今まで以上に感染リスクが高まっている状況です。

登山の際は以下のような点に気をつけましょう。
・居住地域と目的地域それぞれの感染状況や自治体からの要請内容を確認する
・普段以上に事故防止に留意し、山行計画には余裕を持たせる
・体調不良の場合は勇気を持って山行を中止する
・場合によっては感染状況が落ち着くまで日程の再調整なども検討する

山小屋での過ごし方も今一度確認しましょう。
・マスクを外した状態での会話は、短時間でも非常にリスクが高くなります。
・特に食事中や、お酒が入った時は気をつけましょう。「喋るならマスク、食べて飲む間は黙る」を徹底しましょう。
・ウレタンマスクや布マスクは、不織布マスクに比べると感染防止効果が低いことが判明しています。
小屋の中では不織布マスクを着けましょう。
・ワクチン2回接種済みの方も増えてきていると思いますが、ワクチンは重症化を防ぐ効果は高いものの感染自体を完全に防げるわけではありません。
接種済みの方が感染拡大の媒介者になってしまう危険性がありますので、ワクチン未接種者も多い山小屋スタッフなどの若年層を感染させないために、気遣いを忘れないようにしましょう。

せっかくの登山シーズン、本来であれば何気兼ねする事なく思う存分山を楽しみたい季節ですが、一日も早くコロナ禍を収束させるために、そして山を愛する同好の士に感染を広げないためにも、協力してこの危機を乗り越えましょう。

参考
厚生労働省「(2021年8月版)新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」
https://www.mhlw.go.jp/content/000788485.pdf

日本山岳ガイド協会 広報部会より

 

登る山をきちんと選べば、雨でも登山は楽しめますよ(^_^)

[雨の日の登山] 登山中止の判断基準は?

登山に行くならやっぱり晴れた日が最高です。

予定した日はどうやら雨の予報、楽しみにしてたから中止になんてしたくない!でも無理はできないし…迷う人も多いとは思いますが、登る山をきちんと選べば、雨でも登山を楽しめるのです!

大雨の場合はもちろん無理ですが、雨だから絶対に登山できないと決めつける必要はありません。晴れの予報でも、急な雨に降られる時だってあります。

晴れた日と違うコンディションやその感覚を知っておくことは、今後の登山のためにもなるでしょう。

雨に当たって植物がより美しく見えるのも、雨の日の登山ならではの魅力です。そんな雨の日登山の中止と決行のポイントや注意点について紹介します。

1:雨の日登山の危険性

雨の日の登山は、場合によっては遭難や大怪我につながるリスクが潜んでいます。なるべく登った経験のある、慣れた山を選んでください。

慣れた山であれば、いつもとの違和感に気づき、危険を回避しやすいです。

当日が一日中晴れの予報だったとしても、雨対策の準備はしておきましょう。

よく耳にすると思いますが、「山の天気は変わりやすい」というのは本当で、急に雲行きが悪くなることもあります。

使わなかったらラッキーと思って、「邪魔だし、持ってこなければよかった」なんて思わないでください。

命に関わるものなので、雨対策の装備を選ぶときは、できるだけ質の良いものを選びましょう。

雨の日の登山にはどんな危険があるのか、これから詳しく解説します。

体が濡れることによる低体温症

低体温症とは、人の体温が一定の温度より下がったときに現れる様々な症状で、放置すると死に至ることもある危険な病気です。

雨の日の登山では、肌や衣類が雨水で濡れることで低体温症が起こります。

多少の雨なら濡れてもいいや、などと考えて雨対策をしないでいると、急に大量の雨に降られて服が濡れてしまい、体温が奪われ、低体温症になってしまうケースがあります。

山中ではすぐに体を温めたり、病院に行ったりすることが困難なので、症状が悪化しやすく、とても危険です。雨が降り始めたらすぐに雨具・防寒具を着用、肌や衣類が濡れないようにして、低体温症を予防しましょう。

突然の天候変化に備えて、常に荷物の取り出しやすい位置にしまっておくことが大切です。身体が濡れることは極力避けたいので、ザックの上の方などに入れてすぐ出せるようにしておくといいでしょう。

レインウェアを着ると、湿度の高い夏場の登山では大量に汗をかき、長時間歩いていると脱水症状に陥ることもあるので、こまめな水分補給も忘れずに心がけてください。

最近では、吸汗速乾性に優れた肌着もいろいろと開発されているので、通気性の良いレインウェアを選び、吸汗速乾性のある肌着を着用することで、蒸れによる汗冷えを軽減することもできます!

良い装備を準備したら、こまめな気遣いで、なるべく濡らさないよう努力しましょう。

視界不良による遭難

足場が悪かったり入り組んでいたりする山道を歩くときには、視界が狭いと足を踏み外し、転落事故につながる恐れがあります。

雨の日の登山は、雨や雲で視界が悪くなり、危険です。日差しが遮られた登山道は薄暗く、ときにはどこを歩いているかわからなくなって遭難してしまうことも…晴れた日には何気なく視界に入ってくる標識や目印も、暗くて見落としてしまうこともあります。

暗くなる前に下山するつもりでも、ライト類はしっかりと装備しておきましょう。頭に装着するタイプのヘッドライトなら、両手が使えるので登山の邪魔にならず、おすすめです。

天候が崩れると一気に真っ暗になることもあるので、しっかりと準備しておくことが大事です。足元が滑りやすいので、普段ならなんてことのない道でも、滑落や転倒の危険が高まります。

杖を活用するなどして、滑らないように対策しておきましょう。

沢や川の氾濫

雨の後の沢や川は、普段より水量が増えていることがあり、晴れた日とは全く違うのでとても危険です。

決して無理はせず、増水に遭遇した場合は近づかずに引き返す、事前に迂回ルートを調べて登山計画を変更するなど、判断力が必要となってきます。

2:雨の日登山を決行する際の判断基準

直近1週間前から大雨が降っていない

仲間を誘って登山計画を立てたけど、明日の天気ははっきりしない予報で、「晴れた日に出直そうかな…」と迷ってしまう場合、ここ1週間の間に大雨が降っていなかったかどうか確認しましょう。

久しぶりの雨ならば、問題なく登山できます。

天気予報が小雨もしくは半日雨のとき

小雨や午後から雨の予報だった場合は、基本的には午前中に終了できるくらいの行程で出かけるようにしましょう。

シトシトと降る雨なら、きちんとレインウェアを装備して、滑りやすい足元に注意するなど、丁寧に歩くように気を付ければ大丈夫です。

また、短時間での行程なら、天気予報が外れてしまった場合などにも対処しやすいので、2~3時間の行程の登山をおすすめします。

3:雨の日登山を中止する際の判断基準

災害に巻き込まれる危険性があるときは登山は我慢しましょう。

登山道だけでなく、登山項に行くまでの道中にも危険が潜んでいることもあります。ときには中止の判断も必要です。

断続的に雨の日が続いている

前日までに断続的に雨の日が続いている場合は、中止にします。登るときに晴れていればラッキー!なんて決行したくなりますが、「鉄砲水」の危険があります。

鉄砲水は、雨の後の川や沢の急激な増水で流木などでせき止められていた天然ダムが決壊し、一気に激しく流れ出すことです。

雨が止んでも決壊せずに天然ダムが残っている場合もあるので、断続的に雨が続いている場合は、雨が止んだからといっても安心できません。

天気予報が大雨の予報になっている時も同様です。

大雨はもちろん、2日前~前日に山の天気予報を確認し、降水確率が40~50%以上のときは、もし雨が降らなくても悪天候であることは間違いないので、中止にした方が良いでしょう。

土砂災害の可能性がある

雨の勢いが強いときや、降水量が多いときは、土砂災害の危険が高まります。雨が降ったときに発生しやすい土砂災害ですが、土の中の水分量が多くなっている雨の後にも発生することがあります。

大雨の予報があるときや断続的に雨が降った後の登山は中止にした方が良いでしょう。

4:まとめ

雨の日の登山の注意点と中止・決行の判断について紹介しましたが、このくらいなら大丈夫!と思う人もいれば、不安な人もいると思います。

練習やリスク回避が十分できる計画でない場合、気持ちに少しでも迷いがあるのであれば、中止にすることをおすすめします。

登る予定の山の天気は雨でも、東や西の方にずれると晴れている場合もあるので、天候に応じて代替案を用意しておくのも良いでしょう。

雨でも楽しめる山はたくさんあります。

「景色が見えなくて残念」なんて思わずに、余裕があれば、雨の日の非日常的な雰囲気の登山を楽しんでください!

(mt.innホームページより参照)

木曽の3000m霊峰 御嶽山‼︎ 2014年の噴火によって亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

2021/8/21〜22 御嶽山(黒沢口コース:歩行距離7,9m,累計標高差990m,雨)ツアー開催

2014年9月27日午前11時52分に水蒸気噴火によって犠牲者58名行方不明者5名と多くの貴い命が失われた御嶽山。あれから7年が経とうとしています。今回ガスに覆われた剣ヶ峰に立った時、この噴火災害でお亡くなりになられた方々の無念を思うと紡ぐ言葉も見つかりませんでした。紅葉の週末、久しぶりの晴天の山歩きをたくさんに登山者で賑わい楽しんでいたんでしょう。御嶽山がまさか噴火するとは夢にも思っていなかったはずだった。ほんとうに不運と言うしかないんだろうか。謹んで心からお悔やみ申し上げます。

富士山に次ぐ高さを誇る日本有数の霊峰として知られている御嶽山。いつかはツアーを企画して来たいと思っていたのです。郡山市を4時に出発して長野道塩尻インターから木曽路を約1時間半、ようやく神秘の霊峰御嶽山が見えてきた。御山ロープウェイから一気に雲海が望む2150mの世界に。きょうは石室山荘(9合目)2820mをめざします。ここは歩き始めて10分に位置する、中の湯登山口から合流点に建つ行場山荘です。

樹林帯の荒れた登山道を約1時間半、急勾配で足下が悪く思ったより疲れたでしょうか?女人堂(8合目)に到着。昔はここまで女性が登れたらしい。

あたりは岩肌が多くなって目の前の絶壁の上には石室山荘が見えるが距離はないが標高差380m。まだまだ大変かも。そろそろ空も暗いし雨模様になって天気もあやしいです。

このあたり一帯から霊峰の雰囲気が…。

少しずつ展望も利かなくなってくる(//∇//) 日本海側からの偏西風の影響も受けやすい御嶽山は雨量も多い山でもある。

一般の登山者よりも御嶽登拝の皆さんが目立ったいた。拝みながら時よりのホラ貝を吹く白衣装は霊峰にふさわしい姿だろうか。

3時間半かけて絶壁に建つ今夜の宿到着です。濡れた雨具を脱いでお茶を頂いた。なんて優しい山小屋なんだろうか(^_^)

北アルプスにない温かみのある山小屋石室山荘です。参加者の差し入れ梅酒に加えてビールを飲むながらの夕食の時間です。久しぶりの一人部屋でゆっくり寝ませて頂きました。

一晩中の雨の音で眠れただろうか?でも皆さんお元気で剣ヶ峰山頂目指して出発します(^_^)

雨模様の岩稜は滑りやすい。一歩一歩慎重に登りましょう。

山頂直下にはコンクリートのシェルターがありました。噴火防災対策や避難ルートの確保など最善を尽くしています。

剣ヶ峰山頂はガスっておりあいにくの雨模様です。展望があれば北アルプス、中央アルプスから富士山と絶景パノラマはお預けになりました。

犠牲者58名と行方不明者にご冥福をお祈りしています。

悪天候で登山難度が上がり大変な山行になりましたが、皆さん無事で剣ヶ峰山頂です。

噴火で亡くなられた方々のご冥福をお祈りして御嶽山を後にしました。

沢すじの悪路を下って無事に御岳ロープウェイ山頂駅に到着しました。木曽の温泉につかってお蕎麦を頂いてから帰路につきました。ご参加の皆さまありがとうございました。

 

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