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朝日連峰の北にそびえる弧高の秀峰 障子ヶ岳の圧倒的な存在感。その奥深さに感動しました。

2021/6/12~13 山形県の障子ヶ岳(1482m) プラベート山行  データ:歩行距離17、6km・累計標高差1780m

東北地方にはまだまだ知らない素晴らしい山々がたくさんある。山形県朝日連峰縦走の際、以東岳から北側の聳える鋭角の秀峰が気になっていた。その“障子ヶ岳”に、先週末ようやく行ってきました。主稜線から離れているために、孤高の趣さえ感じられる山でもあります。山頂からは朝日連峰の全貌が見渡せる格別の展望を満喫してきました。雪解けが進むと一斉に咲く高山植物も魅力です。厳しい環境に適応した気高く可憐な花で出逢うのはあっという間、だからこそ飽きることがなく、気づいたらその美しさに時間を忘れてしまう山行になりました。

郡山から月山インターを降りて南俣沢出合まで2時間半。カラマツ林の平坦地から登山開始。

平坦地を過ぎるとブナ林の急登となる。眺望が開けたらタニウツギの花が咲いている。ピンク色の花つきのよい株はとても美しい。

花目が大きいレンゲツツジ。朱色と緑色の葉のコントラストは実にいい^_^

春山で見かけるモクレン科のタムシバは遠目で見るとコブシ間違いやすい。

枝越しに障子ヶ岳が望むようになると、尾根から離れ、山腹を横切るように雪渓のある竜ヶ岳の北面を進む。

この時期にカタクリの花で出逢うとは^_^ しかし、重いザックと暑さには多少バテ気味です。

湿原帯には小さな花が集まったシキョウジョバが。

イクワカソウ? イワウチワかな。

薄暗い林の中で見ると、少し不気味な感じの寄生植物、ギンリョウソウ。

この辺一帯の沢スジには可憐なミズバショウの群生地だった。

雪解けから顔を出した可憐なミズバショウが綺麗だった。

水場になる小沢を2過ぎ尾根を登ると竜ヶ岳北西のコルに出る。明朝登る障子ヶ岳も見える。

雨量観測所を過ぎ穏やかな尾根を登ると粟畑に出る。

赤いガク片が目を引く、アカモノです。

定番のイワカガミは至るところに咲いていました。

ここから見る三角錐の障子ケ岳は迫力がありますね。

栗畑からの眺望は素晴らしい。以東岳がどっしりと大きく見えます。

花袖片の先が鋭くとがっているハクサンチドリ。

至るところにムラサキヤシオも咲いている。

ゆっくり休憩しながら天狗小屋まで6時間の山行でした。

明るい内は外で取り敢えずビール🍺でーす 笑。

天狗小屋前から直ぐに澤水が摂れます。

長い夜の山談義がはじまりました。餃子、焼き物から餅入り鍋で大満足でした。

お世話になった天狗小屋を6時に出発。8時障子ヶ岳登頂を目指します。

一担、栗畑に登り返して大迫力の以東岳に、再度大感激でした。

小さな百合が集まったツバメオモト?かな。

目の前に迫ってきた障子ヶ岳。奥深い東北の山は素晴らしいと思います。

障子ヶ岳山頂は360度の展望。以東岳から大朝日岳の展望がいい。

小障子付近から障子ヶ岳を振り返りながら行動を下げていく。

まさかと思った「ヒメサユリ」ガレ場で大変な思いをして撮りました^_^ 山形、福島、新潟の山岳帯に咲く淡い紅色のユリの花でーす。

今回は下見も兼ねてガイド仲間と行って来ました。これからも自分百名山を探す山旅を楽しもうと思います。(行程:1日目、南俣沢出合から竜ヶ岳コルを抜け粟畑分岐から天狗角力取山頂へ。今夜の宿天狗小屋。翌日、栗畑に戻り障子ヶ岳をめざす。紫ナデからの支稜線を一気に下り小沢を渡って林道に、間もなく南俣沢出合に戻る2日間でした)

 

 

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