連日茹だるような暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
皆さんも、夏休みがとれたら登山計画をたてませんか。山に登るときはおもいきり汗をかきますが、峰に立ったら涼しい風が吹いて清々しく気分になりますよ。
わたしの夏休みは奥会津の山々を一人歩きしながら温泉を満喫しょうかと考えております。
登山募集のチラシを作りました。
ロハスハイキングでは、秋のトレッキングツアー参加者を募集しております。平成２７年ツアーガイド情報をクリックして覗いて見てくださいね。
私のはじめての山歩きは、23歳の独身の頃。仕事関係の仲間とミズバショウ咲く夏の尾瀬に行こうと計画して、ザックも登山靴もニッカポッカのパンツまですべて借りて行きました。その当時は自然の中を歩く楽しさなんて判らず仕舞いでの山歩きだったように思えます。
それから20数年が過ぎて郡山市の安積山に登りました。その時に、頂上直下で採ったフキノトウを天婦羅にして食べたのですが、その時のギンギンに冷やしたビールもさることながらフキノトウの美味しさが忘れられない思い出になっています。それから福島の山々から北アルプスなど、限られた時間の中で山行をしてきましたが、やはり安積山が山登りをはじめるキッカケとなったようですね。
夏山シーズン真夏の盛り〜〜 このところお天気が続いておりますが、皆さんは山歩きを楽しまれていらしゃいますか。
尾瀬の大江湿原ではコオニユリやコバギボウシなどが一面に咲いています。日中でも気温２３度くらいでとても涼しいですよ。あなたも燧ヶ岳を望みながら尾瀬の湿原池をゆっくりと歩いてみませんか。
（2015/7/29)
奥会津には、東北一の標高を誇る尾瀬の燧ヶ岳を最高峰とし、1000mに満たない里山まで無数ある。今回はガイドの下見を兼ねながらの5年ぶりの燧ヶ岳登山です。
通りすがりでお会いした３人のご婦人方は山梨からおいでになった由、なんと嬉しいことですね。又、福岡から来れれた男性６人組の皆さまも、テレビで見て魅了されたようです。明日は会津駒ケ岳に行かれるようですね。震災後、ようやく県外の登山者の方が徐々に増えているようです。
10時半に御池駐車場から出発してコメツガやオオシラビソの樹林帯の中を登り始める。岩場の足元が滑りやすい登山道をひたすら歩き続けると、遠くに燧ヶ岳が見えてきた。最初の湿原池、広沢田代湿原が現れる。ワタスゲや黄色いキンコウカが一面に覆われている。やっぱり来て良かったと思いながら汗を拭い一息をつく。再び湿原に敷かれた荒れ果てた森の中の木道を進むと熊沢田代湿原池である。ここでも山上湿原の様々な美しさを見せてくれる。湿原の向こうには燧ヶ岳の山頂が大きく望まれる。ここまで約1時間40分の道程、標高1980m。
ここからも足場の悪い登りが続き雪渓も現れるが難なく通り過ぎてからガレ場をトラバースして、ハエマツ帯に出れば間もなくミノブチ岳頂上です。ここからは会津の山々はもちろん、那須や奥日光、平ヶ岳も含めて越後の高山、深山が一望の下にある。待つこと40分。ようやく360度の大パノラマの全貌が明らかになった。もちろん眼下には広大な湿原池、尾瀬ヶ原や尾瀬沼が見えて疲れを癒してくれた。
帰り道は、檜枝岐の燧の湯で疲れを癒すのが定番なのです。南郷町の直産地で美味しいトマトを家人のお土産にしましょうか（笑）
（1015/7/29撮影）
