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気象庁によると、今秋 史上最も暑かったようです。その反動からか、先週から日本海側を中心に山沿では大雪が降っています。

今年は暑さが際立った秋となり、11月は観測史上初の異常現象が各地で相次いだようです。読み解くキーワードは「蛇行した貿易風」と「高い海面水温」が要因といわれています。気象庁によると今年の秋(9月〜11月)に平均気温は平年と比べて1、97度高く、これまで最も暑かったと発表しました。貿易風の蛇行によって発生する台風や、海水温の高さで大気中の水蒸気が増加して豪雨が相次いだ11月でした。一方で、南米ペルー沖に赤道付近で海面水温が低くなるラニーニャ現象の特徴が明瞭になりつつあり、今冬は「冬らしい冬」になる見通しで、日本海側を中心に大雪となる可能性があるようです。

昨日は今季からスタートする冬のエクストリーム温泉ツアーの下見をして来ました。すでに安達太良山は真っ白だったが、沼尻登山口辺りは前日に少し積雪があったようだと認識しながらも沼尻高原ロッジから沼尻登山口まで歩きだすと30cm以上の積雪でした。予想以上の大雪に驚きスノーシューを置いてきたのが悔やまれました。そんな沼尻源泉地♨️までの光景をごらんください。この一帯の山々はすっかり雪景色になりました。(2024/12/ 8実施)

沼尻高原ロッジの隣りにある、アクティビティセンターnowhereから登山口までつぼ足だったので約70分要しました。思ったより積雪が多かったのです。普段は車で10分なのですが。

振り返ると磐梯山山頂辺りは雪雲が入っていて見えませんが、沼尻スキー場一帯は雪景色になっています。今年は12月21日からスキー場がオープン予定ですね。

誰一人として登ることない安達太良山沼尻コース登山口です。ここからの厳冬期ルートは難易度が高いです^_^

硫黄川渓谷沿いは膝までの積雪量になってきました。トップを歩くのは小板橋ガイドです。

はるか先には白糸の滝が見えています。もはや水墨画もような光景が広がっています。

柔らかい新雪なので温泉♨️パイプは雪解けのようです。

落下差60メートルの温泉の滝「白糸の滝」が目の前に迫っています(^_^)

いつも倍の時間を要して沼尻源泉地に到着。温泉♨️の升から溢れるお湯とツララがこんなに大きいです。ただ今の気温は氷点下5度です。今日は風が無い分助かりました。

荒涼とした冬の源泉地の様子が窺えますね。誰一人いない素晴らしい別天地に身をおいているだけで幸せな気持ちになります。

源泉湯口からの温泉と硫黄川が交わり、野天風呂体験ができるエリアです。今年のシーズンもたくさんのお客様に入浴していただきました(^_^)泉質は硫黄泉70度と高温ですが、さすがにぬるめの湯加減だが、冷えた手には温かく感じられます。

一旦登山口に戻ってから、再び冬のエクストリームツアーベーシックルート探索に尾根沿いを登ります。雪覆われた樹林帯がきれいです。

急斜面をラッセルするのは大変です。体を動かしている時は汗だくになりますね。

一旦、稜線上で出たら吾妻連峰から安達太良山沼の平の火口原を望み休憩して、現在使用していないリフトトップまで藪漕ぎをして冬ルートを探します。

必死の思いで藪の中をラッセルしています。もう少しで尾根沿いに到達する予定です^_^

そして、展望が開ける絶景地に辿り着きました・:*+.\(( °ω° ))/.:+ ここからは磐梯山の東側エリアからが絶景で、お天気が良ければ磐梯山が一望できるようです。

冬のエクストリーム温泉♨️ツアー‼︎ 雪の中、沼尻源泉地をめざす究極のアドベンチャーツアーは、チョッピリスリリングでどなたでもご参加できます。私たちが安全確認をしながら安全安心にガイドさせて頂きます。

*お問合せは、沼尻アウトドアアクティブセンターnowhere  電話📞0242-93-7081大友までご連絡ください。もちろんロハスハイキングでも結構ですよ。

最後に、日本山岳ガイド協会前副理事長の今井通子さん(医師・登山家)が10年前ごろ言っていたことを思い出しました。「毎年気候が凶暴化している」「地球が変わっている」我々も地球温暖化対策への取り組みながら、時代に適応しなければ職能登山ガイドとしての存在意義がないのであろうかと自問自答しています。

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