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黄色い花が早春の山道をいろどる

一年を通しての花の印象は、登山道の脇に生える草木の花々だが、春から新緑の季節には木の花が目を奪うことが多い。 最初に黄色い花が咲き、白い花がそれに続く…というのは単純すぎる印象かもしれないが、冬の花というべきロウバイから、マンサクやアブラチャン、キブシ、ヤマブキなど、黄色系の花が山道を現れることが多いのではないだろうか。じつは名前がわからないまま見ていることが多いのだが、木の花は大きな空間の重要なアクセントとして記憶に残る。ミツバツツジ、ヤマツツジ、シロヤシオなどが咲き出すと、山はたちまち夏に向かって走り出す。

いわき市屹兎屋山の沢沿いに映えるヤマブキの花 2017.5.7

霧が立ち込める中に咲くアカヤシオの花。日光霧降高原キスゲ平ハイキングにて 2017.5.10

シロヤシオの咲く月山から二ツ箭山を望む 2016.5.1

南会津の只見町と檜枝岐村にまたがる丸山岳で、私の山仲間が遭難して未だに見つかっていません。

GW山岳遭難死27人=好天で雪崩影響か、過去2番目―警察庁

時事通信 5/12(金) 18:35配信

 警察庁は12日、ゴールデンウイーク(GW、4月29日~5月7日)中に全国で起きた山岳遭難は167件で、遭難者は190人に上ったと発表した。

うち死者は27人で、年によりGWの日数が異なるものの、統計を取り始めた1994年以降では2011年の31人に次ぎ2番目に多かった。

警察庁の担当者は「天候に恵まれたため、雪崩が発生して巻き込まれたり、滑落が増えたりしたためではないか」と分析している。行方不明者は2人、負傷者は84人だった。

 3月の起きた那須岳雪崩により、雪山訓練の高校生が犠牲になる痛ましい遭難事故や、同日に安達太良山でも遭難事故が起きた。翌日にガイドで安達太良山に登ったときに、くろがね小屋付近で偶然にも遺体搬送現場に遭遇しました。今月に入ってから私のガイド仲間がゴールデンウィークに単独冬山縦走で南会津の山に入り、7日下山予定が未だに帰ってきていなのです。今は只々無事を祈るしかありません。大自然は恵みを与えるけれど、時には猛威を振るう。常々思うことは、山には謙虚でなくてはいけない。ひとたび悪天候になれば自然は牙をむき襲いかかってくる恐ろしいのだと思っています。決して標高の高い山だけではなく、身近な里山にも危険は潜んでいます。まして私たちガイドは、お客様を連れて山に入ることは他人の命を預かっていると云う重い責任を持って安全登山を遂行しなければならない。そして、登山中は四季折々の自然や花々を満喫しながら頂上からの眺望を楽しんでいただくには、当然、安全を確保したルートを何事もなく無事に下山するのが、ガイドの役目だと思っています。

明日(13日)の倉手山トレッキングツアーは、現地も梅雨前線が入り天候が不安定で足場も悪いし、飯豊連峰の眺望が期待できない状況ではご参加の皆さんに楽しんでいただけないとの想いから順延にさせていただきました。私の考えをご理解いただければ幸いです。

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