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いつかはと思っていた奥日光の山々‼️ 梵字飯場跡から大真名子山~小真名子山~帝釈山~女峰山を縦走しました。

2024/ 5/26   女峰山(2,483m)周回コース。    データ: 歩行距離22、1km・累計標高差1,926m・タイム12時間30分(休憩含)

昨年11月に男体山を登った時、北に聳える女峰山や太郎山の雄姿が印象に残っていた。今回は女峰山の南に位置する大真名子山~小真名子山~帝釈山を縦走して女峰山まで歩くという、超ロングコースをトレーニングも兼ねて登ってきました。郡山を真夜中に出発して午前4時前に奥日光戦場ヶ原の梵字飯場跡駐車場に到着。鹿との遭遇も心配なので少し明るくなってから志津峠登山口まで約90分。笹薮を掻き分けながら急斜面を駆け上がり大真名子山へ。汗が吹き出るが気温は3度、休憩するとさすがに寒い。山頂から一旦下ってから(250m)小真名子山頂へ登り返す。視界が広がったら帝釈山と女峰山が目の前に現れる。第一印象で「なんと大きい山なんだろうか」。しかし、ここからザレ場を富士見峠まで300m下らなければならないのだ。そして鞍部からは、500m強の登りが待っていると思うと心が折れる。既に梵字飯場跡をスタートしてから5時間経過して累計標高差1,200mに達しているのだから…。そんな切ないながら達成感いっぱいの個人山行をご報告いたします。

梵字飯場跡から出発してから8時間。願い続けた待望の女峰山です♪(´ε` ) 帝釈山から細尾根を経て辿り着いた山頂まで、わずかの岩稜登りだった。

日光戦場ヶ原から、光徳牧場入り口を右に入っていくと裏男体林道です。昔は志津峠周辺まで入れたのだが、現在は車両駐車不可能です。梵字飯場跡に車を停めて志津峠まで約5km(約1時間30分)の林道歩きとなります。

天気予報どおりにならないのが山の天気だろう。気温7度だったので着込んで歩く。太郎山にはガスがかかっていて雄姿を見ることができない。

予定時間5時半に裏男体林道の志津乗越(志津峠)に着く。ここから右手には男体山、そして左手から大真名子山。朝食を済ませてから出発します。

    ここから大真名子山から女峰山へのロングトレイルヘッド(登山口)です。笹の樹林帯が続く藪漕ぎが始まりだろうか。

山が近いだけに急勾配が続く。山頂までたかが1、8km、されど1、8km。約2時間かけて大真名子山を目指す。相棒の大森君の後をハーハー言いながら登る。

しばらく登ると巨岩が現れる。そこには何やらたくさんの銅像やら石碑が祀られている。辺り一面にはカラマツ林の新緑が多い。

岩場を右に巻いていくと、「千鳥返し」と書かれたクサリ場に。ここは日光山三危と称される難所の一つと聞く。登山道も登山者も少ないせいかだいぶ荒れているようだ。

志津峠から約2時間で大真名子山(2,375m)に到着。残念ながらガスっていて視界が悪い。汗だくで休憩したら寒さが一段と感じる。下界では連日暑かったので気温3度は堪えるね。

穏やかな尾根筋の残雪を踏み締めながら次の小真名子山に向かう。

この一帯は立ち枯れた樹木が多いようだ。ここから鞍部まで(高低差250m)下りる。こんなアップダウンが続くだろうと思うと、初老の私にとってはボディブローのように後から効いてくるのが心配だ。

少しずつガスが抜けて来たようだ。目の前には小真名子山が現れた。大真名子山からタカノ巣鞍部まで約40分。そして小真名子山への登り返し(約200m)。休憩をとってから山頂を目指そう。

この山域の植生はカラマツ林やシラビソが見られる。花芽のないシャクナゲなどの灌木も続く。

小真名子山(2,323m)山頂に到着。ピークからの視界はイマイチだ。何とかしてくれwww😆

小真名子山のピークから、富士見峠方面に進んだ場所に電波反射板があり展望スポットになっている。どうにか、次の目指す山、帝釈山と女峰山が見えて来た。大きな峰々に感動し2座が続く稜線上が何とも言えないくらい恰好良く、これから登ると思うと身震いするようだ。

ここから富士見峠(小真名子山と帝釈山の鞍部)まで、約300mのザレ場を下降しなければならないのだ。

長いガレ場に足を取られながらも、黄色いマークを頼りに降りる。そして、小真名子山から約1時間で富士見峠に到着。ここからエスケープする場合、約3時間で梵字飯場跡まで戻れる。ここまで来たら進む選択しかないかwww。

梵字飯場跡を出発して約7時間。帝釈山(2,455m)に到着。何という眺望だろうか\\\\٩( ‘ω’ )و //// 写真を撮ることなく展望のない樹林帯の中を登っていく。救いは比較的緩やかな登りだったので時間の経過と共に、一歩一歩と帝釈山山頂に近づいたようだった。確かに富士見峠から約500mの登り返しはつらいの一言です。

振り返ると、登ってきた山々が一望できるのではないか(^_^)長女(大真名子山)、次女(小真名子山)が見えています。長男(太郎山)は見えないかな?ここまで来れれば本望だろう。

西側の峰々は会津駒ヶ岳や燧ヶ岳、至仏山から越後の山塊だろう。

相変わらず、南側のお父さん(男体山)はガスって見えないが満足度💯だ。

そして、本日のハイライトである帝釈山から女峰山までの稜線歩きが始まります。

途中の尾根に専女山というピークで見かけましたよ^_^ この先はクサリ場、慎重に降りよう。

小さなアップダウンを繰り返しながら、お母さん(女峰山)まであと一歩に近づいてきました。先客もいるようです。

帝釈山から約1時間の稜線歩きで女峰山(2,483m)に到着。ガレ馬場の狭い山頂で記念撮影。ここからはパノラマ展望ですね。

山頂からは北東に見える稜線は、赤萩山から霧降高原へ続く縦走路です。因みに、霧降高原から3時間で登って来た登山者と雑談。バスの時間があるので、登頂後即ピストンで戻るようだ。

ここから、唐沢避難小屋を経て戻る周回コースだ。樹林帯から急なガラ場に出る。足元の悪いルンゼを慎重にトラバースしながら黒岩尾根を降りて行こう。

山頂から約40分で小綺麗な唐沢避難小屋に到着。山頂から200m位降りる。今朝会った登山者は霜降高原から登り、この小屋に泊まったと聞いた。山頂まで登り返しての縦走とは大変だっただろうと思う。小屋泊まりは氷点下の世界かな。ここから、馬立を経て志津峠まで3時間かな。

避難小屋から下ると水場もあったりと相変わらずの急勾配が続いている。

ザレ場をトラバースしながらの難所はなく順調に進んでいる。

ふかふかの登山道を進むでいくとシャクナゲが咲いていた。あれほどシャクナゲを見てきたのに、この辺一面に咲いているのは驚いた。

唐沢小屋から1時間ほどで、ササ原となり荒沢との合流点に着く。ここが「馬立」で、南東に羽黒尾根の登山道が続いている。

ここら辺が、標高1,700m位の沢筋の鞍部で、最後に登り返し(約70m)が待っていた。これがつらかった\(//∇//)\

登山道から富士見峠に繋がる林道に出る。

ようやく登山道から解放されて、富士見峠から続く林道で出る。

しばらくカラマツ林の中を降っていく。これからまだ登山口までは距離があるのでしっかり歩いていこう。

あ、男体山だ!本日初めて見ることできた\\\\٩( ‘ω’ )و //// いっぺんに疲れが飛んだようだ。先ずは志津峠までの緩いの登り道をコツコツと急ごう。このペースだと、梵字飯場跡まで約2時間。当初の予定時間よりも30分早いだろうか。

本日の総歩行距離22、1km・累計標高差1,926m・歩行タイム12時間30分。今回の女峰山縦走路は2日分歩いたような気分ですね。

お疲れさまでした^_^ 今朝4時15分に出発して16時45分到着。歩行タイム12時間30分(休憩含)。久しぶりにロングトレインだった。

 

”もしも”に備えて「ココヘリ」を!山で遭難してしまったとき、早期発見は生存率の向上に直結します。

「ココヘリ」とは!?

ココヘリとは簡単に言ってしまえば、「捜索サービスが付随した山岳保険」といったところでしょうか。契約についての詳しいことはココヘリのHPを見てもらった方が分かりやすいと思います。

【今月末迄】入会金+年会費無料 – 【数量限定】ココヘリプレゼント

https://www.hitococo.com/ココヘリ/今月末まで

いよいよ今月末まで!今、お申込みいただくと10月末までココヘリが無料。今月がラストチャンス。 一人でも多くの人を遭難事故から救うため、山の安心をひろげるプロジェクトから安心をプレゼント。

まず、捜索サービスがどういったものかを端的に言えば、ココヘリ専用の発信機を貸与され、捜索の際にはその電波を受信して居場所を発見するという機能です。

捜索を開始してもらうには、本人やご家族がココヘリに捜索の依頼をする必要があります。

また、勘違いされている方も多いのですがココヘリ提携のヘリコプターは救助活動(1次救助)を行うことができません。遭難者の居場所を特定するために飛行します。

遭難者の居場所を特定し、警察や消防のヘリ、若しくは地上からの救助(山岳救助隊、遭難対策協会(以下、遭対協という、民間救助団体)を行います。

なお、県警のヘリなどにもココヘリの受信機が搭載されるようになり、ココヘリを持っていると県警や消防のヘリに発見してもらえる可能性が格段に高くなります。

捜索から救助の具体的な流れ
(ココヘリには関係なく救助要請をする場合)

遭難事故発生(仮に滑落として登山道から見えないところま落ちてしまったことを想定します。)

※ 電波が通じる場所であればその場で救助要請ができますが、電波が無い場所であれば電波の届くところまで移動する必要があります。

本人または同行者・発見者が通報(110 or 119)
基本的には山岳事故の救助において、救助の技術レベルは(警察>消防)になります。救助を要請する場合は110番に連絡した方が無難だと思います。(消防の人が見ていたらごめんなさい…)

救助要請した場合、要請者は詳細の情報をヒアリングされます。

例えば…(各県警、自治体、山域によって異なります)
※あくまでも電波が繋がるところでの話です。

  • 現在地(緯度経度などを聞かれることも…)
  • 計画書の提出について(提出していても確認の為、いろいろ聞かれます)
  • 要求者の個人情報(緊急連絡先など)
  • 当日着ている服やザックなどの装備品の色
  • 滑落状況
  • 生存の有無や、けがの状況について
  • 現地の天気、風、視界
  • 当日の行程

その他、もろもろ…
一度電話を切って、山岳救助隊にバトンタッチ。

再度、山岳救助隊の方から連絡が入り、上記と同様のことを聞かれて一度電話を切ります。

救助隊の方でヘリの手配が可能か…、地上からの救助隊の掛け付けが可能か、など調整をした後に、どのような形で救助に向かうか説明の連絡があります。

おおよそ、救助要請をしてどのような形で救助に来てもらえるかの連絡があるまでに30分~1時間程度の時間を要し、その間に何度も電話を切っては待ち…が繰り返されます。

余談ですが、
救助を呼ぶ側も、寒い時期であれば当然防寒の対策が必要ですし、何度も電話をする関係で電池残量も必要です。山では機内モードにしておかないと電池残量はみるみるうちに減っていきますので、モバイルバッテリーを持ってて命拾いするケースもあると思います。

この流れで、すぐにヘリによる救助活動が可能だった場合はおおよそ30分~1時間程度、救助隊若しくは遭対協に救助活動が現場に向かってくれる場合は場所とタイミング、季節にもよりますが早ければ1時間~3時間程度で救助隊が駆け付けてくれることになるでしょう。

もし、ヘリが他の救助で出ていて、すぐに飛べない。近くに救助隊がおらずすぐに向かえないというケースも多くあり、その場合は翌日以降の救助になる可能性も十分にあります。

救助を要請したからと言って、すぐに駆け付けてくれるのは非常に稀なことであり、救助を待つ時間に体温や体力を奪われないようなビバーグ技術を身に付けておくことも非常に重要です。

そして、警察や消防による対応がすぐにできないときに役立つのがココヘリということになります。

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ココヘリでは救助をしてくれない?

冒頭にもお伝えした通り、大前提としてココヘリでは要救助者を直接救助するような1次救助をすることはできません。

例えば、救助要請をした際に、警察や消防ですぐに救助に向かえない状況及び要救者の居場所が分からない、そういう場合にはココヘリの提携しているヘリが捜索にあたってくれます。

要救助者の居場所が分かれば、その情報を警察、若しくは民間の救助団体(会社)に共有して救助活動を始めるといった流れになります。

ココヘリの救助費用の補償について

ココヘリでは救助費用の補償をしてくれます。
ただし、なんでもかんでも補償してくれるという訳ではありません。

ココヘリが救助費用を補償するのは規約上、ココヘリが手配した救助活動のみということになります。ですので要救者やその遺族が直接民間の救助団体(会社)に依頼した救助活動においては補償の対象外となりますので注意が必要です。

ココヘリが要請していない救助費用の補償の特例も…

ココヘリで救助を依頼していない救助活動においても特例として、費用補償が認められる救助活動もあります。それが警察、消防、遭対協などの公共もしくは公共と連携している団体による活動です。

まず、救助要請をするのは警察(110)若しくは消防(119)となり、ココヘリの承諾を得てからの救助活動開始ではどうしてもタイムラグが発生してしまいます。また、遭対協は警察と連携しながら常に動いているの扱いは同等となります。

とは言っても、
上記での説明の通り、ココヘリの規約上「ココヘリが手配した救助活動の費用を補償する」ことになっていますで、ココヘリとしては警察に連絡をした後に、ココヘリにも救助依頼をした旨の一報が欲しいということを言っています。

遭難事故発生、その時に何をすればいいのか…

① 警察、若しくは消防に救助要請

② ココヘリに連絡(救助要請をした旨の連絡)
※救助要請の際はココヘリへの連絡もお忘れなく!

ココヘリを契約するメリットとデメリット

メリット

  • 遭難時に警察や消防の捜索で見つけてもらえる確率が増える
  • 遭難者の居場所(遭難現場)がわからない場合に電波を基に捜索できる
  • 警察や消防がすぐに動けない場合でも提携ヘリコプターが捜索してくれる
  • 捜索が打ち切られた際にも、捜索の対応をしてもらえる

デメリット

  • 提携ヘリでは一次救助ができない。(即座の救助活動はできない)
  • 家族などの駆けつけ費用などは補償されない
  • 捜索費用のみの補償で医療費や死亡保険金は保証対象外
  • ココヘリ単体の契約では補償が限定的。併用してその他の保険が必要

ココヘリの一番のメリットは遭難場所が分からない場合、警察や消防が捜索する際にも居場所をいち早く特定してくれるので遭難者の生存率が上がるということです。

提携ヘリはありますが、一次救助ができないというのは、結局のところすぐ動いてほしい時には警察や消防任せになってしまい、魅力が半減してしまうと個人的には思います。

リアルな話になりますが、遭難事故が発生して、残念ながら命を落としてしまったとしても、遺族としてはそのご遺体が戻ってくることを祈っています。(遭難事故でご遺体が見つからないケースは以外にも少なくありません。)そのような時でもココヘリがあればご遺体が見つかる可能性もあがるので、家族の為にも入る必要性はあると思います。

保険によっては、遭難してご遺体が見つからなかった場合はすぐに死亡保険金が支払われません。(失踪宣告が認められる7年の期間が必要な場合もあります。)

また、「ココヘリだけ契約しておけば十分!」という内容でもないのでココヘリと、その他の山岳保険(医療保険)と併用して加入する必要があり、費用が増えてしまうことになります。

計画書の提出について

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ココヘリのHPには捜索するのにあたって、「計画書の提出が必要」となっています。ふと疑問に思ったのは、計画書を何らかの要因(例えば、電子申請などの通信エラーなど)で提出がされていなかった状況で、遭難が発生した場合、捜索はしてもらえないのかという疑問についてココヘリの事務局に確認したところ下記のような返答がいただけました。

  • もし計画書が提出されていなくても捜索活動は行い、費用の補償もする
  • 計画書が提出されてなく、居場所の見当が付かない場合は捜索できない
  • 提出できなかったとしても、LINEやメールなどで家族には行き先をしっかり伝えてほしい
  • 登山届(登山計画書)にはココヘリIDを記載してほしい

という回答でした。

結論的には、計画書が提出されていなても、捜索もするし、それに対しても費用も補償するけど、「行き先が分からないけど、帰ってこないから捜索してほしい」ということはできませんよ。ということでした。

グループ登山での計画書の提出

グループ登山においても、代表者が登山届(登山計画書)を提出すれば問題ありません。個々にそれぞれ提出の必要はありませんので、ココヘリを契約している方は、代表者に個人情報を伝える際には、ココヘリIDも忘れずに伝えましょう!

ココヘリのまとめ

要救助者の居場所の早期発見に役立つツールだと思いますが、実際に遭難しました、電波が入りません、という状況ではその場で救助を求めることはできません。ココヘリの捜索のトリガーは、「本人及び家族からの救助要請」です。

近年、山岳地帯では携帯の電波が繋がるところも増えてきましたが、依然電波が入らないポイントも多く存在します。そうなると下山予定の日時が過ぎて初めて遭難したという事実を認識するケースも少なくありません。

とても便利なサービスだとは思いますが、完全なものではありません。遭難を防ぐには技術を上げて、自分のあった山に登ることが非常に大切です。また、もしもの遭難時に対応できるような技術や知識も生存率を上げる方法で、ココヘリに加入するより大切なことだと思います。

ココヘリは、お守りとして契約するのはお勧めしますが、それと同時に自己研鑽して遭難の未然防止に繋げていただければと切に願います。

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いよいよ今月末まで!今、お申込みいただくと10月末までココヘリが無料。今月がラストチャンス。 一人でも多くの人を遭難事故から救うため、山の安心をひろげるプロジェクトから安心をプレゼント。

(上記の情報はたいへん分かり易かったので、ホームページに掲示された記事から抜粋いたしました)

小鳥のさえずりや爽やかな風を感じながら稜線を歩く‼︎ 蛤山は花の季節から新緑に移っていました。

2024/ 5/18   宮城県の蛤山(はまぐり) 周回コース       データ:歩行距離10km・累計標高差+694m−681m・所要タイム4時間30分

蔵王連峰の南端から、さらに南西に5㌔、横川渓谷をはさんで不忘山対峙する山がはまぐり山です。最高地点が1,014m、山頂は981m。山頂部が貝のハマグリに見えることが山名の由来と聞く。雪が消える4月下旬からイワウチワやカタクリが咲き始め、ちょうどニリンソウやキクザキイチゲなどの高山植物が山肌を賑わしている頃のハイキングツアーだった。しかし、すでに山野草が咲く時期から新緑の季節になっていました。山頂からは目の前には不忘山が迫り、少し下ると展望が広がり宮城県最大の七ヶ宿ダムが見える絶景ハイキング日和でした。

今日は五月晴れと云ったところでしょうか^_^ 郡山市から約2時間、宮城県南端の七ケ宿町から登るはまぐり山ツアー出発です。

南麓の関からこの山を望むと、山頂部が貝のハマグリに見えることから山名の由来だそうです。今年登り初めの皆さまは、なだらかな山容にホッとしている様子です♪

薄暗い杉林に林道を登ると、やがて緩やかな道になる。樹林帯は緑が濃く青空とのコントラストを見ながらゆっくり歩いていく。

この季節はウツギの花や山ふじをところどころで見かける。

山椒の葉も匂いがいいので採って帰ろう。にしんの山椒もいいだろう^_^

あれがはまぐり山の山頂部かな。北西の南蔵王連峰に遮った蛤山は、限界森林のない里山だということで、雪解けも早く山野草の咲く時期も短いようですね。

この辺りからブナ林が現れてくる。

1時間も歩くと林道終点になり、蛤山登山口の標識がある。この山域はカモシカと月の輪くまの生息地、配慮して登りましょうwww😆

ブナ林、雑木林の尾根歩き、急勾配の階段も続いて汗が吹き出る💦。標高250mを登り切ると景色が広がり、荒々しい不忘岳が視界に飛び込んできた。しばらく休憩して楽しもう。

一旦、通り過ぎた蛤山山頂部。どうやら三角点にナビをセットしていたようだ。

この先は、以前無かった国体コース。この先の三角点を経て横川集落に下山する周回コースを選択しましょう。

お疲れさまでした(^_^)登山口から約2時間。はまぐり山三角点に到着です。

国体コースを少し下ると開けて展望がよい。宮城県17市町の水がめと云われる七ケ宿湖が見える。

この一帯の斜面に咲くニリンソウからキクザキイチゲなどの花目はもうない\(//∇//)\ どうやら5月の連休あたりがピークだったようだ。

下山ルートは急坂だったので転倒喚起を呼びかけて林道まで下り着く。

お疲れさまでした(^_^)ここからの林道は緩やかです。川のせせらぎを感じながら横川集落へ。そこから車を駐車した、東北最大級のやまびこ吊り橋駐車場まで進みましょう。帰りは桑折町半田山麓のうぶかの♨️に立寄り帰路に着く。

 

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