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日本一と称される広大な景色が続く北海道大雪の大縦走‼️ 最高峰旭岳からのトムラウシ山まで42kmを歩いて来ました。

2024/ 8/ 18〜22  北海道大雪山国立公園大縦走5日間ツアー‼︎   データ:歩行距離42、3km・累計標高差+2,522m,−3,155m・歩行タイム26時間(休憩含)

北海道の屋根といわれる大雪山国立公園は総面積約23万haで日本最大の原始の姿をいまなおとどめる山岳地帯です。北海道ツアーは6回を数えるが縦走となると天気も左右されるのでハードルが高く、ある意味覚悟が必要になってくるツアーでもあった。

1日目: 新千歳空港11:00集合(昼食)〜コンビニ〜旭岳温泉♨️(泊)16:00    北海道はお盆を過ぎると急速に秋の気配が漂うといわれているが、果たして爽やかな稜線漫歩が出来るであろうか。8/18午前11時に新千歳空港に到着する。

空港内で参加者集合後に、昼食では海に幸を頬張りながら明日からの山談義です。

北海道に来たら、登山もさることながら美味しい食材にありつけるのも楽しむにひとつだろう(^_−)−☆

一足早く北海道に来ていた、大森さんとも10日ぶりの再会です。彼はこの夏1か月かけて北海道200名山を登る予定です。

2日目: 旭岳温泉5:00〜大雪山旭岳ロープウェイ山魔駅〜姿見駅(1,600m)〜旭岳(2,291m)〜北海岳〜白雲岳〜白雲岳避難小屋(1,990m)またはテント泊 (コースタイム約7時間・歩行11km・累計標高差1,440m。 初日は旭岳温泉♨️に宿泊して、朝一番のロープウェイを利用して姿見駅から大雪山縦走が始まります。

心配された天気予報も間に山行中はなんとか大丈夫のようです(^◇^)本日はおかげさまで午後2時まではお天気に恵まれそうです。

当初はテント泊を予定してましたが、お盆明けで登山者も少ないようだったので避難小屋泊に変更しザックを少しでも軽くしてスタート。3日間よろしくお願いします。

さて、旭岳への登山コースは旭岳温泉からロープウェイを利用して姿見ノ池近くの山頂駅まで一気に距離と時間を稼ぎ、最も登りやすいルートです。ここから見る旭岳は雄大な景観と噴煙が立ち込めています。

姿見ノ池から上の登山道は火山礫ばかりで高山植物などはほとんど皆無の急勾配が待っていました。

登山道から間近に見えるジェット気流のような音を立てる噴火口の噴煙の迫力が凄い。

はるか先には山旅の終着、トムラウシ山がボコボコとした姿で聳えている。

旭岳(2,291m)は北海道の最高峰である。表大雪に限らず大雪山系では黒岩と並び登山者が最も多い山だろうか。ここまで順調に登ることができ約2時間半の行程時間だった。

山頂から姿見ノ池方面を見渡す。何と雄大な景観なんだろうか。

旭岳山頂から間宮岳まで行くには、一旦鞍部(2,074m)に下りる。標高差約200mのザレ場を滑らないように慎重に進みましょう。

この一帯も6月から7月末ごろはお花畑でしょうか。最近は雪解けと共に一斉に花が咲くようですね。

鞍部のキャンプ地🏕️を過ぎなだらかな道すじをゆっくりと間宮岳(2,185m)分岐をめざす。

間宮岳分岐でひと休み。ここから大雪山の大火山源が見渡せる。お鉢平は有毒ガスが出ているので立ち入り禁止🚧。地元の安達太良山沼の平に比べようがないくらい壮大だ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

間宮岳からのコースは距離こそ長いが、随所でコマクサをはじめとする高山植物が楽しめる。そして黒岳からとの合流地点、北海岳(2,149m)に到着する。

ここまで来ると黒岳がだいぶ近づいて来たようですね。いつか黒岳から旭岳に縦走もしたいですね。

さてこの次の目標は?北海平にコースを取りお花畑をゆるゆると見ながら白雲岳に向かっていきます。

振り返ると、北海岳と雲のオブジェと大空間の空が広がっている。今まさに北海道の背骨を歩いているんだという実感が湧いてきました・:*+.\(( °ω° ))/.:+

縦走はやっぱりお天気が最高なんですね😃 但し、午後から北海道全域は日本海から前線が通過する予報なので、山小屋まで急がねばならぬ\(//∇//)\

白雲岳をトラバースしていくとサワ筋の岩場に雪渓があった。もうすぐ白雲岳分岐に到着だ。

ただ今の時刻14:00。ここから30分ほどで今夜の宿に着く。初日は登山日和だったので快適な山歩きができましたね^_^

白雲岳分岐から40分くらいで山頂に登れるようですが、我々は山小屋に向かいます。決して、ザックは置いて行かないようにwww😆

若干悪路ではあったが、登山道傍もお花畑に癒されながら進みましょう。

白雲岳避難小屋が見えてきました・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 夏場は混雑が予想されると聞いているが、縦走者は少ないようだったのでのでひと安心です😮‍💨

白雲岳避難小屋手前にある沢で水汲み💦。若干川は流れていたので一安心でした。北海道では大部分がエキノコックスというキツネによって媒介される原虫で汚染されているので煮沸か浄水器を利用するのが常識です(^_^)

避難小屋はガラガラで管理人もおりとても綺麗でした。今夜の夕飯は中華風餅入りボリュームたっぷりの鍋です。お湯わり焼酎が美味しかった。天気予報どおり午後4時過ぎから明け方まで暴風雨でした。GOODタイミングで山小屋に到着しましたね。おやすみなさいませ💤

3日目: 白雲岳避難小屋〜高根ケ岳〜忠別岳(1962m)〜五色沼〜化雲岳(1,954m)〜ひさご沼避難小屋 (コースタイム約9時間・歩行17km・累計標高差1,530m)。 おはようございます。2日目の朝を迎え☀️ました♪( ´θ`)ノ ガスっているが朝日🌅も時より出始めてきましたね。

時間と共に、果てしなく続く稜線と雲海のコントラストが素晴らしい。青空も少しずつ広がってきました。今日も登山日和になりそうな予感がします。

お世話なって管理人さんに撮っていただきました。今日はヒサゴ沼まで16kmくらいの稜線歩きが待っています。よろしくお願いします🙇

平坦な地形に板状の岩礫地が続く登山道が続いています。先ずは高根ケ原分岐をめざしましょう。

この一帯の砂礫には遅咲きのコマクサが咲いています。沢山のお花が咲いている時期はどうしても7月末までのようですね。

ここから先はヒグマの出没のため7月初旬よりほとんど閉鎖のようです。あまり利用することがないが、北海道の山では熊スプレーは必須のようです。

北海道らしい景観でしょうか。雲海を見渡しながら闊歩していますね。

たおやかな大地を踏みしめながら、どこまでも歩く歩く‼️ はるか先に忠別岳が見えてきました。

群青色の忠別沼が風で波打っている。この周辺も高山植物の宝庫のようだ(^_^) ここから伸びきったハエマツを潜りながら忠別岳までの急登が始まります。それでも爽やかな気候には救われます。

ようやく忠別岳(1,963m)にたどり着いた。ここから明日めざすトムラウシ山を望むことが出来たv(^_^v)♪  残念ながら山頂付近がガスっていて撮影のタイミングを逃したようです。

忠別岳から一旦鞍部に下り五色岳までは長い道のりに感じたのは私だけではないだろう\(//∇//)\ 途中忠別岳避難小屋分岐を経てからの急登はかなり体力をしぼりとられるが、この先の化雲岳までのルートは、神遊びの庭といわれる景観とお花畑があり癒される時間となった。

化雲岳の分岐から天人峡までの下山ルートも興味深い🤔 ここから先はヒサゴ沼に建つヒサゴ避難小屋まであと僅かです。

ヒサゴ避難小屋までの登山道沿いのお花畑が広がっている。

今夜の宿ヒサゴ避難小屋が見えてきましたが、ここからだいぶ下るので到着まで20分くらいだろうか?

到着でーす♪( ´θ`)ノ 2日目は長かったですね。お疲れさまでした♪

お疲れさまでしたー。皆さんのおかげで予定どおり到着しました。先客は2組という超ラッキーな小屋泊まりとなりました。水場は遠かったのでヒサゴ沼で汲みましたwww😆今夜の山飯はベーコンチーズ入パスタです。スープもありますよ。

4日目: ひさご避難小屋〜ひさご沼分岐〜トムラウシ山(2141m)〜トムラウシ公園〜前トム平〜カムイ天上〜短縮コース登山口〜国民宿舎東大雪荘泊♨️   (コースタイム約8時間・歩行16km・累計標高差2,050m)。 3日目のスタートでーす♪( ´θ`)ノ 今日も距離が長いので前日に続いて早朝発ちになりました。ヒサゴのコルから奇怪な溶岩地形や構造土が見れる登山道をトムラウシ山に向かいます。それにしても昨夜はだいぶ気温が下がりましたね。朝霜が降りて木道が真っ白になっていました。

ヒサゴ沼から岩場や雪渓をトラバースしながらトムラウシ山稜線上の鞍部を登ります。途中、雪解けの水場💦で寄って十分補給しました。今日は暑くなりそうです。

さてこの辺りから日本庭園、ロックガーデンと呼ばれる湿地帯や巨岩、岩場には高山植物が多いところを通過していきます。これって縦走する者たちに特権でしょうかwww。

カムイミンタラ「神々の遊ぶ庭」を訪れる
大雪山国立公園は道内最高峰の旭岳を主峰とする大雪山系からトムラウシ山、十勝岳と南西に続く十勝連峰の山々を合わせた面積約23万haに及ぶ日本最大の国立公園で、古くから北海道で暮らすアイヌの人々から崇敬と畏敬の場所、カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と呼ばれていました。

アップダウンを繰り返しながら北沼分岐に辿り着きました。もう目の前には待望のトムラウシ山が迫っています。ここまで来るのにどれだけご苦労されたかお察しします。

結構な岩場を登り切ってトムラウシ山山頂に到着しました♪( ´θ`)ノ

雲ひとつないトムラウシ山‼️ 日本百名山をめざす方にとっては難関コースにひとつではないでしょうか\(^-^)/ 今このとき感無量の心境です。

ここからトムラウシ山短縮登山口まで下山します。下山ルートですが、悪路とアップダウンが続き距離も長いんです。ここからの日帰りは体力がないと至難の業でしょうか。お天気だったので日帰りや南沼キャンプ場での一泊登山者で賑わっていました。勿論、途中で断念される方も沢山いたかと思います。

前トム平から岩場の急斜面を下りコマドリ沢分岐まで。ここで沢水を補給しひと休みしてから新道の登りでは汗だく💦でしたね。登り切ってから、カムイ天上までも単調な下りが待っていました。約4時間強の下山には疲れましたがトムラウシ短縮分岐に着いたらホッとしましたねv(^_^v)♪  おかげさまでお天気にも恵まれて、大雪山最高峰旭岳からトムラウシ山まで2泊3日かけてゆっくり縦走出来ました。日本の他の山では味わえない北海道の山の広さを堪能することが出来ましたでしょうか。今夜はトムラウシ温泉♨️でゆっくりと疲れを癒しましょう。

トムラウシ温泉に着いた早々に🍺ビールをいただきました♪( ´θ`)ノそれはそれで美味しかったです。斉藤さんご馳走さまでした♪

源泉かけ流しの温泉♨️は露天風呂も広いし最高です😃一昨日に続いて2回お世話になってます(^_^)勿論、お風呂の後の夕食も美味しかったです。

トムラウシ山情報掲示板も癒されましたね。こんな心づかいも大切だと痛感しました。

5日目: トムラウシ温泉♨️東大雪荘〜新千歳空港12:00 解散(フライトまで自由行動)

 

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