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日本百名山達成に向けて、伊吹山・大台ヶ原・大峰山3座をピークハントしてきました。

2024/ 7/25〜28   伊吹山(1,377m)・大台ヶ原山(1,695m)・大峰山(1,915m) 3座ピークハント4日間の山行記です。

ガイドの合間を縫って、日本百名山を達成すべく距離650kmの高速道を乗り継いで琵琶湖の東にそびえる伊吹山へ。翌日は大台ヶ原山。そして近畿最高峰の大峰山を登ってきました。深田久弥が半世紀以前に選定した「日本百名山」。私自身も未踏峰が残り少なくなると意識せざるを得ないようだ。大袈裟かもしれないが、今では日本百名山の達成も人生の目標になっています。

郡山を3時半に出発して関ヶ原に11時到着。先ずは伊吹山登山口へ。山頂までは百名山では一番短いコースでしょうか。関ヶ原古戦場のガイドを14時に依頼していたので、中央登山道コースを選択。ご覧のようなところです。

山頂一帯は春から秋にかけて、200種あまりの草花が美しく咲いているようです。伊吹山でしか見ることができない固有種も多いようですが、この時期はあまり見ることができませんでした。

伊吹山は琵琶湖を中心に、伊吹山、麗仙山、戝ヶ岳、三石山、比良山地、比叡山地の山々と、瀬田川宇治川の一帯からなる雄大なスケールも琵琶湖国定公園に指定されているようです。今日も沢山のハイカーが訪れていました。山頂付近はガスっていたので、白山と琵琶湖が一望できなかったのは残念でした😢

下山後、県立関ヶ原古戦場記念館に向かいます。ここで依頼していたボランティアガイドと、関ヶ原合戦場の歴史をレクチャーいただきました。凄く立派な記念館でした^_^

先ずは、石田三成が陣を布いた笹尾山に向かいます。

笹尾山は高所で盆地が一望できる場所にありました。ここからだったら防御に適しているようです。

西軍は総兵力で上回っていたが、開戦から積極的に戦っていたのは、石田三成、宇喜多秀家、小西行長、大谷吉継らごく一部だった。西軍に与しながら、事前に東軍に内通していた松尾山の小早川秀秋は去就を決めかねて戦況を傍観。毛利秀元は、やはり東軍に内通した一族の吉川広家に進路を塞がれ、動くことができなかった。島津義弘に至っては。専守防衛の姿勢で敵味方構わず討ち払っていた。それでも、黒田長政らの猛攻を幾度も押し返した石田隊をはじめ西軍諸将は善戦し、正午頃まで一進一退の攻防が続いていた。桃配山に布陣した徳川家康は、いち早く陣を進めて全軍を指揮したが、この状況に極めて苛立ったといい、煮え切らない小早川秀秋に向けて鉄砲を撃ちかけたと言われています。しかし、秀秋が寝返りを決意し、迎撃した大谷隊は善戦むなしく壊滅、西軍は総崩れとなる。

慶長5年(1600)9月15日、日本列島のほぼ中央、交通の要衝である関ヶ原において、天下分け目の戦いが繰り広げられました。天下の覇権を狙う東軍・徳川家康と、豊臣政権の維持継続を図る西軍・石田三成の雌雄を決する戦いは、この関ヶ原盆地において東西軍合わせ約15万人の兵が激突したと言われています。石田三成が本陣を構えたここ笹尾山からは、全貌が見渡せました。東軍の勝利は情報戦というか戦況を見極め勝ち組に加担する構図だったようです。今も昔も変わりませんね。今日は暑かったが充実した1日を過ごすことができました。

7/26 琵琶湖のホテルから一路奈良の大台ヶ原に移動する。今日は日出ヶ岳を最高峰とする標高1,400m〜1,600mの高原台地。日本有数の多雨地帯といわれる、大台ヶ原山を周回しましょう。吉野川沿いを上流に進み奥深い大台ヶ原駐車場にたどり着く。

昔の大台ヶ原は、うっそうとした苔むす森だったそうですが、伊勢湾台風などによってたくさんの樹木が倒れ、それらを搬出したことがきっかけとなり、林床が乾燥化してコケ類が大幅に減少したそうです。

大台ヶ原ビジターセンターから、先ずは最高峰の日出ヶ岳をめざす。標高差も少ないハイキングコースなので沢山のハイカーで賑わっています。階段を上ると展望が開ける。

日出ヶ岳山頂からは東を望むと、天気次第では木曽駒ヶ岳から富士山も見えるようだ。そして、熊野灘から尾鷹湾と太平洋が一望できる。

白いオブジェのような雲、夏空が広がっている。下界は猛暑が続いているようだが、ここだけは爽やかな高原大地ですね(^^)/~~~

樹木の下枝の高さが揃っているのは、シカが首をのばして枝葉を食べたからです。これをブラウジラインというそうです。又、シカはミヤコザサを食べるため、背丈はあまり高くなりません。

かつてはトウヒなどの針葉樹の森林が広がっていた。植栽再生プロジェクトによって、若木を植えてこの地がかつてあったような森をめざしています。

苔むす森を再び-100年先を見据え! 自然再生はすぐ行えるものではありません。長期的な視点で試行錯誤検証を繰り返しながら取り組んでいるようです。

樹林や苔むす散策路の大台ヶ原ハイキングコースは約2時間半の行程でした。これから天川村におりて、今夜の宿に向かいます。近くにある天の川温泉♨️が楽しみですね。

2日目の宿は、築120年という天河大辯財天社正面にある井頭さん。参拝される方の宿だそうです。エヤコン、テレビ、お酒も置いてない\(//∇//)\。たまにはいいか。

温泉♨️に行ってビール🍺購入。唯一、扇風機がありました。この辺りで標高700m。窓全開で寝ましたが、ちょうどよく朝方は気温も下がりましたね。

夕食は京料理的な薄味でしたが、一品一品しっかりダシが出ていて美味しくいただきました😋

もちろん参拝も忘れてはおりません。山旅の無事をお願いしましたよwww。明日の大峰山は標高差1,400mとようやく登山らしいです。

遠征期間は連日晴れ模様が続いております。狭い林道を抜けて小一時間ほどで3座目の大峰山登山口に到着。

天川村からこんな感じで、行者環トンネル西口まで向かいました。

弥山小屋を経て大峰山(八経ヶ岳)のピストンは、歩行距離10km、累計標高差1,196m、タイム6時間と、本格的な登山となります。このコースはもっとも登りやすく登山道もしっかりしています。

奥駈出合合流地までの急勾配から、軽快な稜線上歩きがあって弁天ノ森を過ぎ聖宝ノ宿跡から急登を登り終えたら弥山小屋に到着です。

小屋では冷たい飲み物が購入できました(^_^)このさぁ、先ずは大峰山最高峰にハ経ヶ岳(1,915m)山頂へ。

気づいたことは、先の伊吹山や大台ヶ原では中高年登山者が多かったのに、ここでは若者が多かったことかなwww。夏場のこのコースは過酷だったのです😩

今回、日本百名山をめざす皆さまもご一緒されました。これで3座達成されましたね\\\٩(๑`^´๑)۶//// 暑さのためズボンを捲りながらの山歩きでしたwww😆

そんなことで無事に関西に百名山を登り終えることができました。下山後、3日目に宿がある大和郡山に向かいます。

最終日は高速道を延々と700km走って、郡山市まで戻ります。ただ今名古屋を通過中の外気温38度。暑い🥵。

南側から見る富士山も新鮮な感じです。取り急ぎ、渋滞を避ける為には午後イチには圏央道分岐を過ぎようと新東名を駆け抜けていますwww😆 兎に角、4日間お疲れさまでした。

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