長年の歴史に幕を閉じる「くろがね小屋♨️」で、今宵は語りましょう。冬の安達太良山縦走ツアーでした。
2022年3月22日
2022/ 3/20〜21 積雪期の安達太良山(1700m)ツアー
東北地方唯一の温泉がある山小屋「くろがね小屋」は、長きにわたり登山道に愛されてきた山小屋です。若干建て替え予定が遅れたが、2023年3月いっぱいをもって70年の歴史に幕を閉じます。今回も、初日は奥岳から馬車道を旧道を勢至平を経てくろがね小屋へ。今年は思いのほか雪の多い気がしますね。ここ数年は雪が少なかったのでそう感じるんでしょう。翌朝から安達太良山に向かう道中はガスっていたが強風でもなく、ご参加の皆さんは全員安達太良山の嶺を踏むことが出来てほんとうに良かったです。仙女平分岐に下ったあたりから陽も出始め予定どおりに奥岳に下山しました。
一度は強風で諦めかけた安達太良山。山頂からは何も見えませんが、達成感いっぱいの皆さまです。
馬車道から旧道に、最後の急勾配に入る絶景地です。ここからは安達太良山山頂から薬師岳の稜線がきれいに見ることが出来ます。
風もなく若干の日差しで汗ばむ最後急登ですがお元気そうですね。
馬車道合流点からしばらく進むと、安達太良連峰の視界が広がってきた。だいぶ雪が多い気がしますね。
勢至平分岐を超えると急勾配のトラバースが待っている。くろがね小屋まで気を抜かず頑張りましょう。
余裕ある皆さまにお一人づつ得意のポーズをお願いしました。一番迫力あるIさんをアップします。
くろがね小屋上部付近には源泉が15ヶ所あり、そこから全長8kmの配管を通って「岳温泉」まで運ばれています。馬車道はその引き湯のルートと重なっているため、小屋に向かう途中、硫黄臭で温泉の存在を感じることが出来るんです。
冬景色に浮かぶくろがね小屋が見えてきました。まさに水墨画の世界でしょうか。
おつかれさまでした(^_^)温泉♨️のある山小屋「くろがね小屋」に着きました。
自分の部屋が決まったら寝床を整えて温泉♨️に入りましょう。夕食まで3時間ゆっくりとお過ごしくださいね。
硫黄の華が浮かんでくる温泉♨️。雪景色うぃ見ながら3人がゆっくり入れます。もちろん男女別々ですのでご安心ください。
懐かしいだるまストーブが堪らなく暖かいです。
夕食の特製カレーライスはお代わり自由でーす\(^o^)/ 煮卵は持ち込みでした笑笑。
下り坂の天気予報、明日の天気が心配です。おやすみなさーい。
翌朝は思ったとおり小雨模様に風が吹いている。ワカンうぃ装置していざ出発します。悪天候のため、峰の辻分岐点まで画像無し。表示板で雪の多さがわかります。ここから風の影響を受けないルートを選択して一旦鞍部に下り安達太良山山頂直下をめざす。
仙台から参加されたIさんの自撮り。ガスっているが寒くないのが救いですね。
そして、再び安達太良山山頂の画像でーす♪ 皆さま、おつかれさまでした。ご参加ありがとうございます。
薬師岳からあだたら高原スキー場に下ります。雪庇のある崖から山頂駅を眺めます。
一度は雲が抜けたのですが、少しだけ下界が見えるようになりました。
スキー場トップリフトに着く頃には青空になってきたよ^_^
スキー場の今期の営業は昨日で終了でした。一気に奥岳まで下山します。おかげさまで無事帰還出来ました。
この冬、再び雄国山へ‼️ ガイド仲間と雄国沼休憩舎でテントを張る。
2022年3月16日
2022/3/4〜5 雄子沢登山口から雄国沼(休憩舎泊)〜翌朝から雄国山へ。
今日も快晴の山歩きになりました。雄子沢登山口から重いザックを背負って約2時間、しっかりとトレースされているので予定どおり猫魔ヶ岳の噴火によってできたカルデラ湖(雄国沼)に到着する。今夜は湖畔に建つ雄国沼休憩舎にテントを張って飲み明かす算段である。一晩過ごすくらいの、食材、お酒は十分揃っている。
お天気に恵まれた雄国山トレッキングになりそうです。今夜は避難小屋にテントを張って飲み明かそうと企てる我々です。米袋を背負って準備万端です。
空を見上げると、澄み切った青空に白いオブジェが見える。
雄子沢コースはほとんど川沿いの冬ルートを登っていく。この辺は傾斜のあるトラバース箇所です。相方のザックは30kgありバテ気味の様子(^_^)
太陽が出て眩しい🌞あと暫くで雄国沼に到着。
雄国沼湿原沿いの雪原に出たら、視界が広がり右手に猫魔ケ岳がくっきりと見えてきた。
目の前には、外輪山や凍った雄国沼が広がる。
雪を覆った雄国沼休憩舎のバックには、雄国山稜線がきれいに見えている。
今夜は休憩舎は我々の独り占めだろうか? やっぱりそのようになりました 笑。
午後2時過ぎ、日差しもあって避難小屋は暖かい。このように各自テントを張ってます。
先ずはビールで乾杯🍺。山で飲むと旨いんですよ。摘まみは豚の黒胡椒や豚キムチとメニューがダブたりこれも愛嬌でしょうか。
飲みはじめてから2時間。陽も少しずつ沈んできました。
湯たんぽのお湯は雪を溶かして使います。
すっかり日が暮れ、我々二人だけの避難小屋。厳冬期の雄子沼湿原は幻想的でした。
おはようございます。今朝も快晴の登山日和となりました。
澄み渡る青空と白銀の世界が広がっています。
先ず、雄国山の左手にある牛殺山山頂まで一気に登ると視界が広がり、飯豊連峰が目の前に望むことができました。
眼下には金沢峠やニッコウキスゲの群生地雄国沼湿原が見下ろす絶景地です。
対峙する雄国山には一旦暗部に下って、雪庇が出ている尾根沿いを登っていきます。
20分くらいで展望台も設けられた山頂到着です。ピークからは360度パノラマが楽しめます。ここからは西吾妻から安達太良連峰を望むことが出来ました。
そして、猫魔ヶ岳で隠れて見えなかった、尖った磐梯山も威風堂々としています。
下山ルートは眼下に檜原湖を見ながら、稜線上に尾根を下る冬ルートを雄子沢登山口まで戻るコースです。
冬の雄国山は、いつ来ても悪天候で苦労した思い出ばかりだったが、今年は素晴らしいお天気に恵まれて山行となりました。