地図を読む理由ってなんだろう!
2020年2月20日
地図が読めなくたって、山には問題なく登れます。だから普段は読図を覚えようとはあんまり思っていないんです。だって、日本の主要な山は登山道も道標もよく整備されています。地図に見向きもしないまま、百名山を達成した人はたくさんいます。地図読みの動機付けとして「道迷いの回避」は説得力が弱い、と考えています。じゃぁ、地図を読む理由は?
地図が読めるのと読めないのとでは、山歩きの楽しみ方がまったく違うと思うからです。地図を読みこなしている人の頭の中では、自分がいつも3次元で位置づけられています。山という立体の表面を、自分という点が少しずつ移動している感覚なんです。
今月末から、3回ほど読図講習会を開催します。地図読みが山を安全に登るための手段で覚えるだけではなく、地図を読み未知を予測して予想が的中する快感、そんな地図読みの楽しみを知ってほしいと思います。
媒体社のご協力で告知記事を書いていただきました。感謝。そんなことで早々と読図講習会の参加者が予定人数に達しました。ご希望に添えなかった皆さまにはご迷惑をおかけいたします。
ロハスハイキング 大槻
このところ荒れ模様の安達太良山ツアーです。
2020年2月18日
2月厳冬期の安達太良山登山と冠を付けたツアーだったが、暖冬で寒くなく已然として雪は少ない年はかつてなかったなと思います。それに加えて、くろがね小屋まで雨降りの山行になるとは信じられない気象状況ですね。
くろがね小屋の営業終了まであと一年、参加者の皆さまに温泉♨️山小屋ライフを楽しんでいただきました。
早朝から強風が続き気温も下がったようだ。今日は安達太良山頂をめざしてカリカリの雪原登坂がはじまる。雲の動きが早そうだ。兎に角、峰の辻でルートを選択しょう。
やはり強風のため峰の辻から一旦下るルートを選択して安達太良山に向かう。が、ガスって辺りも見えない奥岳分岐点直下では体がぐらつき動けない状態が続く。やっぱり冬山だ 笑。仙女平まで来てようやくひと息付くが、風がだんだん強くなっているようだった。ご参加の皆さま、これに懲りず安達太良山にお越しくださいませ。ありがとうございました。
2020/2/16〜17 安達太良山2日間ツアーでした。
愛してやまない「くろがね小屋」が、半世紀の歴史に幕を降します(;_;)
2020年2月18日
温泉のある数少ない安達太良山麓にある山小屋「くろがね小屋」は老朽化進み建て替えがされます。令和3年3月いっぱいで半世紀の歴史に幕を降し現在の山小屋での営業は終了します。ちょっぴり残念ですね。機会があればぜひお出かけください。
ロハスハイキングでは、安達太良山くろがね小屋泊ツアーを来年3月まで催行する予定ですのでよろしくお願いします。