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馬坂峠を起点に、絶景パノラマの帝釈山を経て高層湿原が広がる田代山まで歩いて来ました。

2024/ 6/15    南会津帝釈山&田代山ツアー  データ:総距離7、5km・累計標高差+−680m・タイム5時間40分(休憩含)

尾瀬(南会津)でオサバグサを見ることができるのは田代帝釈山系だけだろう。山開きが行われる6月上旬(今年は9日だった)オサバグサが咲きはじまり、初夏には田代山湿原一帯を白く染まるワタスゲ、盛夏にはトキソウやアサヒランが咲き乱れ、秋にはキンコウカの草紅葉とベニサラサドウダンが真っ赤な紅葉が美しい。そんな田代山に帝釈山とセットで今年も登ってきました。

檜枝岐村から約15kmの林道(大部分が単車線の砂利道)を走ると馬坂峠に到着する。登山口には約20台分の駐車スペースとトイレがあります。ここは標高1,790mあり帝釈山山頂まで約50分の道のりとは、登山者にやさしい山行になりそうですね。時刻は9時を回ったところです。それでは出発しましょう。

そんなことで途中の様子は割愛させていただきますwww😆 とは言っても急斜面を登ったので汗だく💦でしたが皆さん頑張りました。さて、檜枝岐村では帝釈天を守護神といわれている、帝釈山(2,060m)山頂に到着です。(時刻9:40)

お天気になりました♪(v^_^)v 山頂からはほぼ360度パノラマ絶景です。北に吾妻・安達太良連峰さらに奥には飯豊連峰が眺められます。

南側に広がるのは日光連山。1ヶ月前に登った女峰山や関東以北標高がある日光白根山などが連なっていますね。

若干の残雪が見える会津駒ヶ岳や燧ヶ岳、そして越後三山をバックに記念撮影です。余裕というか物足りない様子の皆さまでしょうかᕦ(ò_óˇ)ᕤ

休憩を終えたら、プリンのような形に見える田代山に向けて出発しましょう。この一帯にはオオシラビソ(アオモリトドマツ)も見られます。

岩場(梯子)を一旦下りて、鞍部(コル)のアップダウンを繰り返しながら2kmほど歩くと目的地ですよ。ここからの眺めも高度感もあり最高です。

樹林帯を下りていくとアカヤシオが咲いていましたよ^_^ やっぱりお花を見ると癒されますね。

そろそろ出番かと待ちくたびれた、オサバクサの登場ですwww😆

以前は帝釈山一帯に生息していたオサバクサはだいぶ少なめになったようです。この先の田代山への登り返し辺りから群落が見られるかと思いますので今しばらくお待ちください。

それにしても、オサバクサは可愛い花とギャップのあるギザギザした葉っぱが特徴的ですね。田代山までの道すじには、ミツバオウレンやゴゼンタチバナも密集しております。

帝釈山から約1時間で田代山避難小屋(弘法大師堂)に到着です。ここには綺麗なトイレがございます。今日のメインイベントであるお花畑の高層湿原を歩く前に、お腹も空いてきたので昼食タイムとしましょう。(時刻11時15分)

それでは、本日のメイン田代山高層湿原歩きに誘いましょうwww。

樹林を抜けると広大な山上湿原が現れた♪(v^_^)v 田代山の山頂部は、世界的にも稀とされる単一の台地上に湿原が広がり(約20ヘクタール)最高点の標高は1,971mで、会津駒ヶ岳の湿原、燧ヶ岳熊沢田代と同程度の標高にある高層湿原です。

真っ青なタテヤマリンドウや黄色のチングルマは一面じゅうたんのように咲いていますね。

なんと可愛いのでしょう🩷 ヒメシャクナゲの登場です。iPhone15ポートレート撮影ですがまだ慣れていません。

爽やかな感じです。風にゆられるワタスゲ等の季節でしょうか。

果てしなく続くような田代山高層湿原の木道。はるか先には会津駒ヶ岳が見えています。今年も来れてよかった♪(v^_^)v ご参加の皆さんありがとうございます😊

つい嬉しくなってきましたね。こんなお天気でほんとうによかったとつくづく思う瞬間です^_^

青空と夏の雲、湿原に点在する池塘。このロケーションが田代山ツアーのビジュアルになっていますwww。

田代山(1,971m) 本日2座目の記念撮影でした。笑顔が絶えない皆さまです^_^

学生時代にワンゲルで登った思い出の地。いかがでしたか、Nさん。

千葉からおいで頂いたMさま。いつも有り難うございます。

いつもロハス投稿にLINE頂きありがとう😊 Hさま。

頑張り屋さんのMさん。北海道ツアーでお会いできるのを楽しみにしてますよ。

毎年毎年違った表情を見せてくれる田代山湿原ですが。ワタスゲで埋め尽くされるこの時期に次回も訪れたいと思います。

目に焼きつくようにタテヤマリンドウのタテヤブルー🩵が忘れられないでしょう。

忘れていませんよ^_^ 寒風に耐えぬきながら咲くイワカガミたちも。

終わりかけて果穂になりつつあるチングルマもなんとか綺麗に咲いていました。それでも初夏に咲く花たちに出会えてよかったです^_^ 田代山ありがとう😊

ゆっくりと花の百名山を楽しんで頂けたでしょうか。田代山から一旦、鞍部に下りて帝釈山まで登り返しがたいへんだったと思います。

帝釈山頂直下の辺りにはシャクナゲも咲いていましたのでごらんください。

今年初めての奧会津ツアーでしたが、温暖化のせいか会津の山々には残雪が見られない風景でした。田代山高層湿原も例年より雪不足や雨が少ないようでだいぶ湿度も乾いていました。それでも流入河川のない単一台地の頂上にどうして湿原が広がっているのか不思議ですね。答えは「泥炭」残雪や雨の水分を泥炭層がスポンジのように蓄えているからです。そうして、たくさんの高山植物が咲いているのでしょう。

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