2023年 この夏めざそう、あこがれの日本百名山‼︎ 奥秩父の甲武信ヶ岳(こぶしがだけ)へ
2023年7月26日
2023/ 7/23〜24 千曲川源流を登る甲武信ヶ岳 *周回コース:毛木平→ナメ滝→甲武信ヶ岳→甲武信小屋(泊)→三宝山→武信白岩山→十文字小屋→毛木平 *データ:歩行距離16、9km・累計標高差1,615m
奥秩父の中央に位置し、千曲川の源流で中央分水嶺、さらに山梨(甲州)・埼玉(武州)・長野(信州)の県境を分ける要の山として知られる甲武信ヶ岳。山容が握り拳に似ているのが由来との説もあります。ちょうどシャクナゲが咲くころだったので、甲武信ヶ岳から埼玉県最高峰の三宝山、武信白岩山、大山、十文字峠まで楽しませてくれた。武信白岩山からは岩場が連続でバラエティに富んだ周回コースでした。山頂直下の甲武信小屋は昔風の山小屋らしい雰囲気の山小屋だった。
毛木平から苔むす千曲川源流を登るルートは屋久島を彷彿とさせる奥秩父の原生林のようでした。
まずはスタート地点の毛木平駐車場から登山道まで林道をおよそ15分歩きます。 登山道から苔むしの千曲川の源流に沿って90分ほど進むと、透き通る流れのナメ滝に到着。ちょうど前日から梅雨明けとなって暑さも感じない爽やかな山行となる。
お天気恵まれた木漏れ日のダケカンバ群生地をゆっくり進む。
ここから千曲川源流を登る比較的楽なルートを選択して行く。
まっすぐ伸びたカラマツの中をゆっくりと歩いていこう。
ナメ滝に到着🛬。ここから約2時間で甲武信岳山頂になります。
此処は日本一長い千曲川信濃川源流水源地です╰(*´︶`*)╯♡
冷たくて🧊美味しい沢水だ。此処から、最後の急勾配をひと頑張りしましょう。
ナメ滝を通過して、ゆっくりと高度を上げながらさらに進みます。沢沿いは涼しく、季節によって草花が多く楽しめますが、濡れた岩や木の根が滑りやすいので注意が必要です。千曲川水源地標周辺からさらに高度を上げ、30分ほどで国師ヶ岳との分岐点に到着。稜線を歩き進むと、甲武信ヶ岳の山頂が少しずつ近づいてきます。 最終部の岩場を登れば甲武信ヶ岳の山頂に到着、天気がよければ絶景のパノラマが迎えてくれるはず\(//∇//)\
ようやく稜線上分岐に到着する。このころから少しずつガスって期待の展望が\(//∇//)\。
それでも、シャクナゲに癒されながら山頂をめざす。
奥秩父一帯の標高2,000mあたりの主稜の山腹などでは、コメツガ、トウヒなどを加え、コメツガ、シラビソなどの亜高山性針葉樹林に被われている。森林では、林床の倒木や岩塊に苔類やシダ類が繁茂し深山の情景を高めており、アルプスとは違う景観を楽しみながら歩くことができました。
毛木平から4時間半、甲武信ヶ岳山頂に到着。待望の富士山から南アルプスの山々はガスの中。明朝に期待しよう。
山梨県側に15分ほど下ると、甲武信小屋で着く。時間は既に5時を過ぎている。夕食大丈夫かなwww。
こじんまりとした古風な山小屋だ。
やっぱりカレーライス🍛。ご飯多めにしてもらい、ビール🍺といも焼酎で山小屋ライフを楽しみながら山談義。
おはようございます😃 山小屋前からだとこんな感じでーす。
小屋前では朝食自炊する登山者が。質素な小屋の朝食に納得\(//∇//)\ 因みに、ご飯味噌汁、小皿に漬物と梅干し、焼き海苔のみ。救いはお代わり出来たことかなwww。
甲武信ヶ岳にちょっと登り返すと待望の富士山🗻。目的を達成したので、一旦、小屋に戻り巻道からを三宝山に向かおう🏔️
埼玉県最高峰の三宝山(2,484m) シャクナゲに囲まれた山頂です^_^ 此処も富士山が見渡せる絶景の岩があった🤭
こんな感じで見えていましたよ。
この一帯は岩場やクサリ場があったりと軽快な稜線歩きと思ったが、思ったより進まない。山小屋から十文字峠まで4時間かかると云う標識が頷けた。
大山からは八ヶ岳が見える。眼下には川上町の高原野菜畑が広がっている。今回は奥秩父の主稜にある、未踏の甲武信岳をゆっくりと登ることが出来た。次回は金峰山から瑞牆山、そして大菩薩嶺にも出かけて来ようと思う。