小屋じまい間近な晩秋の飯豊連峰ツアー‼️ 真っ赤に紅葉する飯豊に今年も行ってきました。
2022年10月5日
2022/10/2〜4 秋の飯豊連峰3日間ツアー (データ: 歩行距離29km、累計標高差2750m、所要時間20時間)
飯豊連峰とは、福島、山形、新潟の3県に跨った広範な地域を有する東北を代表する山岳の連なりです。飯豊本山(2015m)、大日岳、西大日岳、梅花皮岳、烏帽子岳、御西岳、北股岳の7座によって構成されている山脈で北から南に約20kmに及んでいます。また、有数の豪雪地帯であることから、飯豊連峰特有の地形を成しています。昨年に続き催行した飯豊ツアーはお天気に恵まれて、真っ赤に染まる紅葉と展望がどこまでも続く雄大な峰々に魅せられてきました。さらに飯豊連峰の最高峰大日岳が望め、あらためて自然のすばらしさを感じさせてくれる登山ルートでした。
飯豊連峰ツアーは、先週に続き川入から入山しました。天気予報は最高の登山日和のです^_^
御沢から本格的な登りは始まります。周囲はうっそうと茂る杉とブナ林です。
30分ほど登ると、下十五里という最初の休憩ポイントです。ここから、500mごとに、横峰まで登り続けます。10月上旬なのに半袖でも汗ばむ陽気。
急登を登り終えと少しずつ展望が広がり、右手には地蔵山が見えて来ました。ここまで3時間半。
水場でひと息ついてから、地蔵山をトラバースして岩場が現れる剣ヶ峰まで。
これからクサリ場もある岩稜が続く剣ヶ峰を通過する。
風もなく穏やかだったので余裕の岩場だったようですね。
剣ヶ峰の標識でひと休み。お天気だったせいか多くの登山者に行き交う。
3年前に参加されたOさん。明らかに進化されていましたね。
三国小屋まで4時間半、予定通りの行程でした。三国小屋は明日から小屋仕舞いのようです。
振り返ると磐梯山がはっきりと見え存在が大きいんですね。
飯豊連峰の最高峰大日岳も(^O^)
三国小屋からは尾根歩きが続き展望もあり楽しい時間です。アップダウンの尾根を登れば種蒔山に到着です。
予定通り切合小屋に到着してビールでひと息。夕食(特製カレーライス)まで宴の時間が始まる。時間とともに冷えはじめ夕暮れになっています。
ゆっくりと時が進んでいるような感じがして、種蒔山に夕陽がだんだんと沈んでいく。
おはようございます(^_^) 翌日は5時を過ぎたころから少しずつ明るくなって来た。
今日もお天気になりそうです。先ずは飯豊本山をめざす行程である。
今朝から素晴らしいお天気になりました。めざす日本百名山飯豊山が見渡せます。切合小屋から飯豊本山まで約2時間。大いに楽しみましょう。
草履塚山頂からは、飯豊本山や大日岳が高く大きく聳えているね。
ここから見る秋景色がなんとも言えないですね(^_^)草履塚から御秘所とよばれている岩稜のクサリ場が、その先からは御前坂の登りが待っている。
飯豊山登山は岩場を何ヵ所も通過しなければならないハードルがある。
山頂神社と本山小屋に到着する。本日小屋は先週泊まった山小屋だがすでに小屋じまいを終えてしまった。
そしてそして、遮るものがなにもない360度パノラマ絶景の飯豊本山でーす。今年3回目の登頂だったがこんなお天気は初めてです(^_^)良かったです♪
遥か先には、御西岳から大日岳が見渡せる^_^
北面には烏帽子岳、北股岳、門内岳、そして朳差岳も眺めることが出来た\\\\٩( ‘ω’ )و ////
時間もあるので、草紅葉が進んだ草月平から御西小屋まで歩いて見よう。
この一帯はなんとも穏やかな山容だろうか。
御西小屋も管理人は下山しているようだ。ここから見る大日岳はますます大きく聳え立つようだ。
小屋内にはビールが冷やしてあった🤭 一刻も早く切合小屋に戻ったら飲みたいな 笑。
小屋前は御西の分岐点。3年前の夏は縦走して門内小屋から梶川尾根を下ったことを思い出す。
午後0時、ここから戻り切合小屋まで。駒形山、飯豊本山、そして雪渓と紅葉🍁を眺めながらの山歩き。
御前坂を下りると岩稜の御秘所通過です。このあたりの紅葉が一段と鮮やかな印象だった。
真っ赤に彩っていた高山植物でした^_^
我々には午後2時過ぎ小屋に戻ったが、それから沢山の登山者が登って来て、小屋、テン場とも賑わっていた。
2日目も夕陽がきれいだった。明日は早出をして川入に下山します。思秋の飯豊連峰を満喫して頂けましたでしょうか(^_^)