福島県山岳連盟主催の積雪期技術研修会に参加する‼︎
2023年1月19日
2023/ 1/14〜15 積雪期技術講習会が開催される(安達太良山麓に於いて)
一般的に東北ではピッケルやアイゼンを駆使して登る本格的な雪山は少ない。勿論、例外の山域もあるが。険しい斜度を登るようなスノーハイクや、根雪がなく軽アイゼンでも登れるやさしい雪山では、歩行技術を積極的に活用せずともほとんどの人が安定して歩くことができる。今回の研修を通して、安定した重心の置き方やステップの置き方など状況に合わせた歩行術を意識しながら臨むことができればと参加する。
先ずは、ストックとアイゼンを駆使して急斜面を登る歩行技術の講習です
2人でザイルを繋いで縦走中に一方が滑落して場合を想定した確保術。スタンディング・アックス・ビレイ(SAB) 雪を固める基本のやり方やピッケルの刺し方、足の置き方、確保、滑落者を止めたらザイルで固定するなど、一連のロープワーク技術が求められる。久しくやってないとスムーズにいかない。
雪上支点の作り方のいろいろを学ぶ
ピッケルを使っての滑落停止に講習風景です
危急時におけるツェルトの張り方から活用に関するレクチャー
雪崩により雪中に埋没した人の搜索をするビーコンとその捜索方法やココヘリについて
最新のビーコンは明るく見やすく正確だが、高価でもある。

ストックにピッケルのヘッドが付いている「ウィペット」岩稜雪山や急勾配に最適なギアかと思います。因みに、メールはブラックダイヤモンド。現在では品切れになっています。

コロナ禍で久しぶりに積雪期講習会でしたが、自分がやるべき技術やガイドとしての立ち位置も確認した講習会だったかと思います。指導委員会に皆さんお疲れさまでした。